あいさつ GREETING

相模原市長

ものづくりの力  
経済成長の原点
 

 

 相模原市は、首都圏中心部から50km圏内にあり、6つの鉄道路線や圏央道、中央自動車道が通る利便性の高さを誇りながら、丹沢山系をはじめ、相模川や湖などの心癒される豊かな自然に恵まれた「都市と自然がベストミックスした街」です。
 平成26年に開通した圏央道は、首都圏から放射状に延びる高速道路をつなぐ広域的な幹線道路網を形成しており、また、近い将来にはリニア中央新幹線の開通に伴い、JR線・京王線が乗り入れる橋本駅付近に神奈川県駅の開業が予定されるなど、交通ネットワークのさらなる充実と周辺地区における新たな付加価値の創造が見込まれ、ビジネス拠点として、ますます注目されています。
 また、令和2年12月、小惑星リュウグウからサンプルを持ち帰り、世界中が歓喜した小惑星探査機「はやぶさ2」の故郷(ふるさと)もここ相模原。初代「はやぶさ」、「はやぶさ2」を生んだJAXA相模原キャンパスをはじめ、先進医療研究の拠点である北里大学など多数の大学・研究機関が所在しており、産学連携による研究開発が盛んに行われています。
 こうした、ビジネスチャンスの可能性がある本市のポテンシャルや優位性を、私自身のトップセールスにより、広く国内外にPRし、さらなる企業誘致や、様々なビジネスマッチングの機会の創出につなげていきたいと考えています。

 相模原市は、市制施行(昭和29年)直後から、工場誘致策を推進したこともあり、これまで多くの工場が立地しました。戦後の混乱さめやらぬ中にあって、本市がいち早く復興を遂げ、人口が急増し、それに伴う都市基盤整備を進めながら著しい経済成長を遂げたのは、ひとえに先人の英知や不断の努力の賜物であり、その中心にあったのは「ものづくり」であったと思います。その後も本市は、経済成長をし続け、首都圏南西地域をリードする戦後生まれの市で唯一の政令指定都市として、さらなる発展をめざしています。

 昨年来、世界中に広がった新型コロナウイルス感染症は、皆様の生活やビジネスにも大きな影響を及ぼしており、今もなお予断を許さない状況にあります。
 こうした厳しい状況の中にあっても、経営改善や創意工夫により、この困難を乗り越えるには「ものづくり」の力が、必要不可欠であると確信しているところです。

 一日も早くこの事態が終息し、平穏な生活を取り戻せるよう心から願うとともに、本市としましても、市民の皆様の命と健康を守る取組はもとより、企業の皆様の事業継続に対する支援、ひいては、地域経済の好循環の実現とさらなる成長に、全力で取り組んでまいります。
 市内企業の皆様に本サイトをご活用いただくのはもちろん、市外に立地する企業の皆様にも本サイトを通じて本市への興味・関心が高まり、「相模原の企業と一緒にものづくりをしたい」「相模原に立地したい」と思っていただけることを期待しています。

                                                
                                         

      

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