【AMED】 「ロボット介護機器開発等推進事業(海外展開)」に係る公募について(~10/18)

2022年9月28日
【AMED】 「ロボット介護機器開発等推進事業(海外展開)」に係る公募について(~10/18)

公募内容

日本医療研究開発機構(AMED)では、「ロボット介護機器開発等推進事業(海外展開)」に係る公募を行います。
本公募では、開発済みの在宅向けロボット介護機器(※1)の海外展開を目指す開発事業者に、進出国・地域での薬事承認及び上市を見据えた海外展開計画(研究開発計画、事業戦略等)の実行性の検証を行っていただきます。進出国・地域は、アジア、米国、欧州の11か国・地域(※2)等から2~3か国・地域を選択いただきます。
実行性の検証は、AMEDが別途調達する海外での事業展開について知見を有した支援事業者による対象国・地域の事前調査資料及び定期的な打ち合わせを活用しながら進めます。これらの検証を通して得られる、進出国・地域の最新の状況、それらを踏まえた進出の手順、予想される課題や解決策といった新たな知見はAMEDに提供いただきます。提供いただいた知見はAMED(支援事業者)にて公開資料としてとりまとめ、今後海外展開を目指す開発事業者の効果的かつ効率的な事業戦略の立案/遂行に役立てることを目指します。

(※1)本公募で対象とする在宅向けロボット介護機器とは、ロボット技術の介護利用における重点分野6分野13項目に該当するものであり、国内で在宅向けのロボット介護機器として開発済みの製品、また、国内では施設向けとして開発済みでも海外では在宅向けに展開できる製品を対象とします。これらのうち、進出国・地域の介護現場のニーズを踏まえ、介護者の負担軽減や生産性向上、高齢者の自立した生活の維持に資するものとします。また、従来の介護・支援方法や他種類の機器・福祉用具等を用いた介護オペレーションと比較して優位性があるものとし、国の産業強化に向けた支援に値するものとします。

(※2)進出国・地域は、アジア(中国、台湾、シンガポール、ベトナム、タイ、インドネシア、インド)、米国、欧州(フィンランド、オランダ、ドイツ)等のうち、1事業者につき2~3か国・地域程度です。

分野等、公募研究開発課題研究開発費の規模
(間接経費を含まず)
研究開発実施
予定期間
新規採択課題
予定数
在宅向けロボット介護機器の海外展開1課題当たり年間
7,700千円(上限)
4ヶ月
令和4年12月~令和5年3月
0~4課題程度
  • 採択課題数は、応募の数や内容に応じて、予定数から増減する可能性があります。
  • 配分される直接経費に応じて間接経費が配分されます。間接経費は、直接経費の30%(上限)に相当する額となります。
  • 公募内容の詳細については、公募要領をご参照ください。

事業概要

これまでAMEDと経済産業省では、平成25年~29年度のロボット介護機器開発・導入促進事業、平成30年度~令和2年度のロボット介護機器開発・標準化事業、令和3年度からのロボット介護機器開発等推進事業を通じて、高齢者の自立した生活維持、介護現場における生産性・介護の質の向上に資するロボット介護機器の開発、ならびにイノベーションや科学的なエビデンス創出等を進めてきました。また、ロボット介護機器の安全基準等の開発・標準化等に取り組み、ガイダンスやマニュアル等を作成してきました。
上記に加え、本事業では国内で開発済みのロボット介護機器についての海外における上市や規制承認といった具体的な成果の創出を目指します。 

事業の案内ページ

応募資格者

応募対象は民間企業の研究開発部門、研究所等に所属し、応募する研究開発課題について、研究開発実施計画の策定や成果の取りまとめなどの責任を担う研究者(研究開発代表者)です。

公募期間

令和4年9月2日(金) ~ 令和4年10月18日(火) 【正午】


お申込み、詳細は次のURLをご確認ください

https://www.amed.go.jp/koubo/12/02/1202B_00015.html

掲載内容は、掲載日時点のもので、掲載内容に注意を払って確認をしていますが、変更や転載誤り等の可能性がありますので必ず公式サイトをご確認ください。


トップに戻る