【相模原商工会議所】景気観測調査

2022年7月22日
【相模原商工会議所】景気観測調査

当所の景気観測調査は、市内事業者や関係機関の方に経営状況の動向を把握し、今後の経営方針や経営判断、経営改善にお役立ていただくため、四半期ごとに調査、報告をしております。より精度の高い調査・分析結果の提供をとのご意見をいただき、相模原商工会議所管内の全会員様を対象に調査を行うことといたしました。また、専門的見地に立った分析報告を行うため、昨年度から中小企業診断士に分析をしていただいております。

第1四半期の特別調査は、「ロシア・ウクライナ問題への影響について」と「令和3年度の採用状況について」、「新型コロナウイルスによる経営への影響について」をお聞きいたしました。状況や今後の対策などもまとめてありますので、ぜひ、お役立てください。

令和4年度第1四半期(令和4年4月~6月)

外出緩和により消費は戻りつつあるが、資材不足と物価高騰、エネルギー値上がりが深刻化し、多くの業種で依然として景況は回復していない。次期には、景況の好転が期待されている。

➢令和4年4月~6月期の総合業況DIは▲30と、前期▲33からやや改善した。
前期悪化した飲食業・サービス業(前期▲30・今期▲20)は改善した。
建設業(前期▲38・今期▲38)は前期から変わらず。
製造業(前期▲28・今期▲31)と、小売業・卸売業(前期▲43・今期▲45)は、若干の悪化であった。

➢コメントによると、資材不足と円安による物価高、燃料費・電気代上昇が深刻化している。
外出緩和で消費は回復しつつあるが、大型店への客足や団体需要が戻るのにはまだまだ時間がかかりそうである。

➢次期見通しについては、総合業況DIは▲24と、今期▲30から6ポイント改善の見込み。
飲食業・サービス業(今期▲20・次期▲14)は今期に引き続き改善の見込み。
製造業(今期▲31・次期▲23)と小売業・卸売業(今期▲45・次期▲37)は1年以上続いた悪化傾向から、次期は改善に転じる見込み。
建設業(今期▲38・次期▲39)は厳しい状況が続くと予想される。


詳細は次のURLをご確認ください

https://www.sagamihara-cci.or.jp/services/jouhou/keiki

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