環境技術に関係するより多くの方々に環境技術実証事業(ETV事業)を知っていただけるよう、環境技術を有するメーカー、販売者及び環境技術のユーザー並びに実証機関に興味のある方を対象とし、令和4年度環境技術実証事業説明会及び研修会をオンラインにて開催します。
環境技術実証事業(ETV事業)とは、環境技術開発者でも利用者でもない信頼できる第三者機関(実証機関)が環境技術環境保全効果等を実証し、その結果を環境省ウェブサイト等で広く公表することにより、環境技術の普及を支援するものです。
「環境技術実証(ETV)事業」とは?
既に実用化された先進的環境技術の環境保全効果、副次的な環境影響、その他環境の観点から重要な性能(「環境保全効果等」)を第三者が客観的に実証することにより、環境技術の利用者による技術の購入、導入等の際に、環境保全効果等を容易に比較・検討し、適正な選択を可能にし、もって環境技術の普及を促進し、環境保全に寄与し、中小企業の育成も含めた環境産業の発展に資することを目的とした事業です。
「実証(Verification)」とは?
環境技術の開発者でも利用者でもない第三者機関が、環境技術の環境保全効果等を試験等に基づき客観的なデータとして示すこと。環境技術とは環境改善効果又は環境保全効果をもたらす先進的技術、並びに環境に関する先進的な測定技術と定義します。「実証」は、一定の判断基準を設けて、この基準に対する適合性を判定する「認証」とは異なる。
環境技術実証事業(Environmental Technology Verification)とは?
信頼できる第三者機関(実証機関)が、環境技術を実際の現場等で実証し、その結果を広く公表することで、
環境技術の普及を支援する事業
・平成15年度〜:モデル事業実施 / 平成20年〜:本格実施
・専門家の意見を踏まえて実証方法・評価項目について検討(技術実証検討会)
ETV事業活用のメリット
技術(製品)等利用者のメリット
- 信頼できる情報により、安心して環境技術を購入できる
- ETV手順がISO14034として国際標準化されたことにより、国際的に認められた枠組みで実証された環境技術を購入できる
技術開発者・販売代理店等(実証申請者)のメリット
- 第3者に客観的に実証された信頼できるデータであることを利用者に示すことができる
- 実証を行うことで、専門家による技術的な助言等を受けることができ、自社の環境技術の技術向上や販売促進に役立てることができる
実証した技術数(のべ数)
これまでに655技術を実証してきました(令和2年度末現在)
開催日時
令和4年9月27日(火)
午前(第1部): 説明会 9時55分~11時25分
技術相談会 11時30分~12時30分
午後(第2部): 研修会 13時55分~15時55分
本説明会及び研修会の詳細につきましては「別添 環境技術実証事業 説明会及び研修会開催のご案内」をご確認ください。
対象者
【午前(第1部)】
有用な環境技術をお持ちのメーカー(ベンチャー企業、スタートアップ企業を含む)、販売者等、環境技術に関係するユーザー(購入者、貿易業者、施工業者、地方自治体の環境担当者等)
【午後(第2部)】
実証業務や試験業務を実施する試験機関に興味のある方
申込先及び問合せ先
令和4年度環境技術実証事業 技術実証運営・調査機関
一般社団法人産業環境管理協会環境管理部門 国際協力・技術センター
住所:〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町 2-2-1 三井住友銀行神田駅前ビル
TEL:03-5209-7707
その他
本事業全般については、環境技術実証事業のウェブサイト(https://www.env.go.jp/policy/etv/)をご確認ください。
お申込み、詳細は次のURLをご確認ください
https://www.env.go.jp/content/000062359.pdf
https://www.env.go.jp/policy/etv/system/index.html
掲載内容は、掲載日時点のもので、掲載内容に注意を払って確認をしていますが、変更や転載誤り等の可能性がありますので必ず公式サイトをご確認ください。