厚生労働省による外国人雇用状況の届出状況(2023年10月末現在)のまとめによると、外国人労働者数は2,048,675人(対前年比12.4%増)、外国人を雇用する事業所は318,775所(対前年比4.8%増)に達し、届出が義務化された2007年以降、過去最高を更新しています。
一方、神奈川県が実施したアンケートによると、県内中小企業が重視している経営課題は、「人材の確保・採用・育成」が48.5%とトップであり、それも連続4回となっています。
KIPでは、県内中小企業の人材確保への情報提供のため、第1回外国人材活用セミナーとして、「変化する技能実習制度と在留資格」、また「高度外国人材の直接雇用」をテーマに開催します。
また、今後は第2回として「外国人労働者の25%を占めるベトナムを中心とした雇用情報」、第3回として「過去の経験から学ぶ外国人材雇用、企業の事例紹介」(ともに予定)をテーマにセミナーを予定しています。
第1回外国人材活用セミナー 詳細
日時 | 9月2日(月)14:00~16:00 |
開催方法 | オンラインによる実施(Zoomウェビナー使用) |
対象 | 自社で、外国人材の雇用を検討している、または、すでに雇用している県内中小企業者等 (※ 士業やコンサルタントの方のお申し込みはご遠慮ください) |
定員 | 100名程度 |
参加費 | 無料 |
内容
第1部 これからの外国人材雇用・活用の視点(45分+質疑応答)
~外国人労働者をめぐる、昨今の日本や世界の動きを踏まえて~
- 外国人材活用の最初のハードル「在留資格」の基礎知識
- ”現場”で活躍する外国人材のための在留資格
- 「選ばれる国」「選ばれる企業」になるために
講師:神奈川行政書士会国際部副部長 笠間由美子 氏
講師プロフィール:
神奈川県行政書士会所属、国際部副部長。国際協力NGOにて途上国支援に関わっていたが、結婚を機に「自分の住む地域における国際協力」の実践を目指し、在留資格・国籍手続業務を通じた外国人支援のため、行政書士資格を取得。2013年に川崎で「行政書士かさまゆみこ事務所」を開業。
第2部 高度外国人材の採用戦略(45分+質疑応答)
~人材採用大恐慌時代への対策~
- 高度外国人材の採用メリット
- 実際の採用状況
- よくある企業からの質問や声
講師:ネクストステージアジア(株)取締役 小宮 達朗 氏
講師プロフィール:
大学在学中に事業を立ち上げ、今まで数社の起業を経て今に至る。
高度外国人材の採用コンサルティングに携わり10年以上。
人材紹介会社として全国の採用企業の採用難の解決や、人材紹介会社の経営コンサルを行う。
近年は各都道府県や地銀と協業し地方都市の採用課題解決に注力。
セミナーや研修会で、外国籍採用への経営者の意識改革を訴えている。
第3部 情報提供(15分×2)
「神奈川県プロ人材活用センターの紹介」
神奈川県プロ人材活用センター サブマネージャー 須藤 弘幸 氏
「ジェトロの高度外国人材活躍推進事業について」
(独法)日本貿易振興機構 知的資産部 高度外国人材課
プロジェクトマネージャー クルニカル スワスティック氏
高度外国人材活躍推進コーディネーター 釼持 雅深 氏
お申込み、詳細は次のURLをご確認ください
https://www.kipc.or.jp/topics/seminar-event/kadaibetsu-01
掲載内容は、掲載日時点のもので、掲載内容に注意を払って確認をしていますが、変更や転載誤り等の可能性がありますので必ず公式サイトをご確認ください。