【KISTEC】令和4年度トライボロジー技術フォーラム開催のご案内|ハイブリッド開催(12/12)

2022年11月7日
【KISTEC】令和4年度トライボロジー技術フォーラム開催のご案内|ハイブリッド開催(12/12)

開催方法ライブ配信型(会場での開催と同時にオンライン上でライブ配信を行う、ハイブリッド形式にて開催いたします)
開催概要 KISTEC 機械・材料技術部では、令和4年度トライボロジー技術フォーラムを開催いたします。

 東北大学 工学研究科 准教授の村島 基之氏、KANO Consulting Office代表の加納 眞氏をお迎えして、表面性状の最適化により生まれる新しい表面機能性を企業共同研究の応用実例や最新研究、環境にやさしい潤滑剤とDLCコーティングの組合せによる超低摩擦特性とその開発動向についてお話をいただきます。

 また、KISTECではカーボンニュートラルの実現、SDGsの観点から、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜と環境負荷の小さい潤滑油を用いた超低摩擦化技術の開発に取り組んでいます。今回は、特に潤滑状態や潤滑剤の化学構造によって異なるDLC膜の摩擦特性について解説します。

 なお、会場でご参加いただいた方には、KISTECのトライボロジー関連設備見学会も開催いたしますので、奮ってご参加ください。
開催日時2022年12月12日(月) 13:30~16:30
定員会場参加:20名前後を予定(先着順)/オンライン:定員なし
参加費無料
主催KISTEC 機械・材料技術部

プログラム

13:30 – 13:35オープニング

講師:髙木 眞一 KISTEC 機械・材料技術部

ご挨拶
13:35 – 14:35表面処理・コーティングの機能性向上技術としゅう動界面の観察技術の応用実例

講師:村島 基之 氏 東北大学 工学研究科 機械機能創成専攻 准教授

機械表面における表面粗さや表面エネルギーを含めた表面性状は、しゅう動特性に大きな影響を与える。しかし、例えば表面粗さでは図面の記号からもわかるように、上限値以下であればよいという管理がされるのが実情である。本講演では表面性状の最適化により生まれる新しい表面機能性を企業共同研究の事例を交え解説する。また、最新の界面観察技術をしゅう動特性評価に活用した最新研究事例を解説する。
14:35 – 15:20環境調和型潤滑剤とDLCを用いたグリーントライボロジー技術動向

講師:加納 眞 氏 KANO Consulting Office 代表

環境にやさしい潤滑剤とDLCコーティングの組合せによる超低摩擦特性は、近年多くの論文が公開されているだけではなく、すでに欧州では実量産適用に向けた国家プロジェクトが実施されている。その適用ターゲットの一つが歯車となっている。本フォーラムにおいては、それらに関連した摩擦特性や開発動向について紹介する。
15:20 – 16:00潤滑状態や潤滑剤の化学構造によって異なるDLCコーティング膜の摩擦特性

講師:吉田 健太郎 KISTEC 機械・材料技術部

カーボンニュートラルの実現、SDGsの観点から、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜と環境負荷の小さい潤滑油を用いて超低摩擦化技術の開発に取り組んでいる。今回、その一部である潤滑状態や潤滑剤の化学構造によって異なるDLC膜の摩擦特性について紹介する。
16:00 – 16:30トライボロジー関連設備見学

*ご見学は、会場参加者のみとなります。(オンラインでの配信は行いません)

問い合わせ先

KISTEC 機械・材料技術部
吉田健太郎
E-mail:kentaro※kistec.jp  ※を@に変換してご利用ください。


お申込み、詳細は次のURLをご確認ください

https://www.kistec.jp/collaboration/forum-seminar/r04forum/r04tribology/

掲載内容は、掲載日時点のもので、掲載内容に注意を払って確認をしていますが、変更や転載誤り等の可能性がありますので必ず公式サイトをご確認ください。


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