【経済産業省】次代を担う繊維産業企業100選の募集を開始(~11/30)

2022年10月24日
【経済産業省】次代を担う繊維産業企業100選の募集を開始(~11/30)

経済産業省は、繊維産業において、優れた技術を持った企業や、優れた取組をしている企業を広く周知することで、社会的認知度の向上と、優れた取組の業界への横展開を図るとともに、選定事業者のビジネスチャンス拡大を目指すことを目的として、「次代を担う繊維産業企業100選」を選定します。本日より、2022年度の募集を開始します。

1.「次代を担う繊維産業企業100選」とは

日本における繊維産業は、担い手不足や海外生産拠点の増加(繊維産業における国内市場の輸入浸透率は数量ベースで98%)など、製造現場をめぐる環境は大きく変化しています。また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出機会の減少などにより、多くの繊維関連企業では売り上げが減少しています。

また、近年、繊維産業に対しては、責任あるサプライチェーン管理やサーキュラーエコノミーの推進などのサステナビリティへの対応が求められており、アパレル企業だけでなく、サプライチェーンを構成する様々な企業にも拡大しています。

一方で、こうした環境変化に適応しつつ、企業が持つ優れた技術力やデザイン力を活かした付加価値の創出、OEMメーカーが消費者へ直接販売を行うDtoC(Direct to Consumer)や、産地企業による独自ブランドの立ち上げ、海外マーケットへの進出など新しい取組も広がっています。

こうした繊維産業における環境変化を踏まえ、産業としての進むべき方向性や今後の政策を、今年の5月に「2030年に向けた繊維産業の展望(繊維ビジョン)」として取りまとめました。この中では、サステナビリティの推進や、新規性のある事業・サービスの展開など、5つの分野を柱として、政策を進めていくこととしています。

これらの分野において、優れた技術力やデザイン力を持つ企業や、優れた取組をしている企業が、周囲からの注目・関心を集め、さらなる新しい連携・製品開発等を推進することが可能となるよう、「次代を担う繊維産業企業100選」として対外発信してまいります。

2.選定企業について

「繊維ビジョン」で掲げる、5つの分野に関する、優れた技術力やデザイン力を持つ企業や、優れた取組をしている繊維産業企業を「次代を担う繊維産業企業100選」として公表します。中堅・中小企業を対象とし、いずれか又は複数分野への応募が可能です。
①     サステナビリティ
②     デジタル化
③     技術力やデザイン力による付加価値の創出(古い織機で高度な技術の付加価値 等)
④     新規性のある事業・サービスの展開(DtoC、産地企業による独自ブランド、異業種連携 等)
⑤     海外展開

3.今後のスケジュールについて(予定)

2022年10月17日(月曜日) 応募開始
2022年11月30日(水曜日) 応募締め切り(13時 必着)
2022年度中 結果公表


お申込み、詳細は次のURLをご確認ください

https://www.meti.go.jp/press/2022/10/20221017003/20221017003.html

掲載内容は、掲載日時点のもので、掲載内容に注意を払って確認をしていますが、変更や転載誤り等の可能性がありますので必ず公式サイトをご確認ください。


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