【NEDO】2023年度「NEDO先導研究プログラム/新技術先導研究プログラム」に係る公募について(~2/15)

2023年1月20日
【NEDO】2023年度「NEDO先導研究プログラム/新技術先導研究プログラム」に係る公募について(~2/15)

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、2023年度「NEDO先導研究プログラム/新技術先導研究プログラム[エネルギー・環境新技術先導研究プログラム][新産業・革新技術創出に向けた先導研究プログラム]」の委託先を一般に広く募集します。このプログラムへの応募を希望される方は、本公募要領に従いご応募ください。

本プログラムは、2023年度の政府予算に基づき実施するため、予算案等の審議状況や政府方針の変更等により、公募の内容や予算規模、採択後の実施計画、概算払の時期等が変更されることがあります。2022年12月現在における2023年度NEDO先導研究プログラムの概要を以下資料にまとめていますので、ご参照ください。

2023年度NEDO先導研究プログラムについて(1.71MB)

募集事業について

1.事業内容

(1)概要

本事業は、脱炭素社会の実現や新産業の創出に向けて、課題の解決に資する技術シーズを発掘し、必要な場合には海外の研究機関等とも連携しつつ先導研究を実施することで、産業技術に発展させていくための要素技術を発掘・育成することを目的とします。これにより、国家プロジェクトを含む産学連携体制による共同研究等につなげていくことを目指します。

(2)対象となる研究開発テーマ

研究開発テーマは、革新性及び独創性が高いものであって、研究開発フェーズとしては取組の初期の段階であり、社会実装までの確実な見通しをつけることが現時点では困難であるが、研究開発に成功した場合、産業へインパクトを与えると期待できるものであること、すなわち、ハイリスクではあっても、ハイリターンが期待できることを重視します。

本公募の対象となる研究開発テーマは、「公募要領」の【別添1】に掲載した研究開発課題に該当する研究開発テーマとしますので、必ず【別添1】の研究開発課題を確認した上で、ご応募ください。

<2023年度公募 研究開発課題一覧>

I.エネルギー・環境新技術先導研究プログラム

A.革新的環境イノベーション戦略 〔1〕設置場所の制約を克服する柔軟・軽量・高効率な太陽光発電の実現

  • 【I-A1】次世代型超高効率太陽光パネルの実現に向けた要素技術の研究開発

B.革新的環境イノベーション戦略 〔3〕厳しい自然条件に適応可能な浮体式洋上風車技術の確立

  • 【I-B1】風力発電の調査開発・O&Mの高度化に向けた革新的解析・評価技術の開発

C.革新的環境イノベーション戦略 〔6〕高効率・低コストなパワーエレクトロニクス技術等の開発

  • 【I-C1】半導体の性能を最大限引き出す革新的なパワーデバイス/IC/レーザーデバイスの開発

D.革新的環境イノベーション戦略 〔7〕製造:CO2 フリー水素製造コスト1/10の実現

  • 【I-D1】革新的水素製造・利用技術の開発

E.革新的環境イノベーション戦略 〔12〕CCUS/カーボンリサイクルの基盤となる低コストなCO2分離回収技術の確立

  • 【I-E1】温室効果ガスの回収・貯留・高付加価値製品の合成に資する革新技術の開発

F.革新的環境イノベーション戦略 〔13〕自動車、航空機等の電動化の拡大(高性能蓄電池等)と環境性能の大幅向上

  • 【I-F1】航空機におけるエネルギー転換技術開発
  • 【I-F2】革新型モーターの研究開発
  • 【I-F3】航空機向け革新的部素材・製造プロセス技術の開発

G.革新的環境イノベーション戦略〔31〕バイオマスによる原料転換技術の開発

  • 【I-G1】環境負荷低減を実現するための、バイオマスの微細構造を活用した機能性材料の開発

H.2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略 〔2〕水素・燃料アンモニア産業

  • 【I-H1】アンモニア分解システムと吸着技術の開発

I.2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略 〔8〕物流・人流・土木インフラ産業

  • 【I-I1】産業・物流のスマート化に向けた次世代ロボット技術の研究開発

J.2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略 〔11〕カーボンリサイクル・マテリアル産業

  • 【I-J1】革新的な高機能鋼材製造技術の開発

K.2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略 〔13〕資源循環関連産業

  • 【I-K1】繊維to繊維の資源循環システム構築に資する技術開発

II. 新産業・革新技術創出に向けた先導研究プログラム

A.量子技術【従来技術を凌駕する感度・精度を実現する量子計測・センシング】

  • 【II-A1】量子効果を活用した革新的計測・センシング技術の開発と産業応用探索

B.AI技術【AIの実世界適用に向けた基盤的・融合的な研究開発】

  • 【II-B1】AIと人が多対多で協調し合う基盤技術の開発
  • 【II-B2】次世代AI技術の確立と新産業創出に向けた理論学習型AI・仮説指向型AIに関する研究開発

C.バイオ技術【バイオ研究開発・生産システムの効率化/バイオ関連製品の開発・品質評価に必要な分析・測定技術の高度化】

  • 【II-C1】革新的な合成生物学的手法を活用した物質生産基盤技術の開発
  • 【II-C2】バイオ研究の高精度化・ハイスループット化に必要な技術開発

D.マテリアル技術【社会のあらゆる基盤を支えるマテリアル革新力の強化】

  • 【II-D1】マテリアル実用化期間を劇的に短縮するプロセス間・計測間の高度連携技術の開発
  • 【II-D2】革新的なクリティカルメタル等の希少資源の使用量削減・効率的利用および代替技術の開発

E.デジタル技術【Intelligence of Things・人間拡張を支えるデジタルテクノロジー】

  • 【II-E1】デジタル・AI・ロボット技術、特に次世代センシングやXR技術を活用した新産業創出や生産性の向上につながる革新的研究開発

(3)研究開発の実施体制

〔1〕エネルギー・環境新技術先導研究プログラム

  • 企業及び大学・公的研究機関等で構成する産学連携体制。

〔2〕新産業・革新技術創出に向けた先導研究プログラム

  • (原則)企業及び大学・公的研究機関等で構成する産学連携体制。
  • (例外)現時点で連携先となる企業を模索する具体的な取組が行われている場合に限り、大学・公的研究機関等のみの体制も認める。

(4)研究開発の実施期間

【産学連携体制】

  • 最大3年。ただし、原則、契約期間は2年(2023年5月~2025年3月まで)とし、2年目に外部性を取り入れた中間評価を行い、その結果、3年目の実施が認められたものに限ります。
  • 本事業の目的に沿えば、1年又は2年の実施期間とすることも可能。

【大学・公的研究機関等のみの体制(例外)】※新産業・革新技術創出に向けた先導研究プログラムのみ

  • 1年以内(2024年3月までが限度)

(5)研究開発の規模

【産学連携体制】

  • 事業費総額:2億円以内/件、事業形態:委託
  • (1年目: 1億円以内、2年目:5千万円以内、3年目:5千万円以内)
  • ただし、実施期間が1年の場合は1億円以内/件、実施期間が2年の場合は1億5千万円以内/件(1年目: 1億円以内、2年目:5千万円以内)

【大学・公的研究機関のみの体制(例外)】※新産業・革新技術創出に向けた先導研究プログラムのみ

  • 事業費総額:2,000万円/件、事業形態:委託


お申込み、詳細は次のURLをご確認ください

https://www.nedo.go.jp/koubo/SM2_100001_00030.html

掲載内容は、掲載日時点のもので、掲載内容に注意を払って確認をしていますが、変更や転載誤り等の可能性がありますので必ず公式サイトをご確認ください。


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