経済産業省及び独立行政法人情報処理推進機構(以下、IPAという。)は、革新的な次世代ITを活用して世の中を抜本的に変えていけるような先進分野のIT人材を発掘・育成する「未踏ターゲット事業」を、2018年度から実施しています。
2022年度は引き続き「量子コンピューティング技術を活用したソフトウェア開発」をテーマとして取り上げます。従来からの「自らのアイディアや技術力を生かしたプロジェクトの提案」を幅広く募集する「ベーシック部門」に加え、新たに「カーボンニュートラルに資する内容に焦点をあてたプロジェクトの提案」を募集する「カーボンニュートラル部門」を設置します。
公募期間は2021年12月17日(金曜日)から2022年3月7日(月曜日)です。
「量子コンピューティング技術を活用して世の中を変えたい、カーボンニュートラルの実現に貢献したい」という皆様、ぜひ奮って御応募ください。
1.「未踏ターゲット事業」の概要
「未踏ターゲット事業」は、革新的な次世代ITを活用して世の中を抜本的に変えていけるような先進分野について、基礎技術や領域横断的技術革新に取り組むIT人材に対し、支援を行う事業です。研究開発が進む新たな技術プラットフォームを用いる分野、数学等の専門性を必要とする分野等のなかから事前にテーマを定め、そのテーマに取り組む人材を募集し、プロジェクトマネージャー(PM)や関連する企業・大学等と連携して育成、支援を行います。採択者は、自らが提案するテーマの実現を目指すプロジェクトを通して、自身の能力の向上を図ります。
2018年度の事業開始以降、「量子コンピューティング技術」をターゲット分野に取り上げています。
本事業に採択されるメリットをはじめ、詳細につきましては、IPAのウェブサイト(下記)を御参照ください。
2.「カーボンニュートラル部門」新設の背景
「カーボンニュートラル」の実現は、世界において喫緊の社会課題となっています。我が国は「2050年カーボンニュートラル」を目指すと宣言し、エネルギー・産業部門の構造転換、大胆な投資によるイノベーションの創出といった取組を加速しようとしています。
カーボンニュートラルの実現に向けては、大規模シミュレーションなど複雑・大規模な計算が必要となる場面や、「効率化」「省力化」等、組合せ最適化問題の解決が求められる場面が多いと考えられ、複雑・大規模な計算や「組合せ最適化」処理を高速で実行できる量子コンピューティング技術を活用できる余地が非常に大きいと期待されます。
そこで、2022年度は新たに「カーボンニュートラルに資する内容に焦点をあてたプロジェクトの提案」を募集する「カーボンニュートラル部門」を設置することとしました。
3.公募期間
開始
2021年12月17日(金曜日)
締切
2022年3月7日(月曜日)午前12時00分(正午)
4.公募説明会
2022年1月12日(水曜日)に開催予定です。応募を御検討されている皆様は、ぜひ御参加ください。(申込み方法などは、「5.公募詳細」に記載のウェブサイトを御参照ください。)
5.公募詳細
詳細につきましては、IPAのウェブサイト(下記)を御参照ください。
(公募期間中に情報が更新されることがありますので、御注意ください。)
担当
商務情報政策局 情報処理利用促進課長 渡辺
担当者:土井、岡野、三輪
電話:03-3501-1511(内線 3971~6)
03-3501-2646(直通)
03-3580-6073(FAX)
詳細は、次のURLをご参照ください。
https://www.meti.go.jp/press/2021/12/20211217006/20211217006.html
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