南西フォーラム<開催情報・開催報告(第20回以前)>

第20回南西フォーラム
この夏を乗り切れ!地域で取り組む節電対策。

 東日本大震災の影響により、東京電力管内では、今夏においては深刻な電力不足状態に陥ります。大規模停電や回避措置としての計画停電は企業活動のみならず地域経済そのものを停滞 させるため、地域が一丸となって節電対策に取り組まなければなりません。
 今回のフォーラムでは、国の節電政策とそれを受けての対応策について説明するとともに、企業の具体的な取り組み事例をご紹介します。

 経済産業省関東経済産業局
 「国の節電方針」

 中小企業診断協会三多摩支会 支会長 松浦 徹也 氏
 「節電の対応策」

 瑞穂事務所 所長 社会保険労務士 岩谷 房雄 氏
 「節電対策に伴う労務管理」

 南西地域企業
 「我社の取組み事例」

 事前申込によるショートPR
 「省エネ関連の製品・サービス紹介」

日時 : 平成23年5月24日(火)

第20回南西フォーラム 開催結果報告

開催日:平成23年5月24日(火) 17時~19時30分
場所 :サンエールさがみはら ホール、第1研修室B

 135名の方にご参加頂いた今回のフォーラムでは、国の節電政策とそれを受けての対応策について説明するとともに、企業の具体的な取り組み事例や南西地域の企業や団体の省エネ関連製品・サービスをご紹介しました。また、講演終了後には希望者による個別相談会を実施しました。
 個人や企業の枠を超え、地域が一丸となって節電を推進するための意識を醸成するとともに、具体的な課題を解決するヒントを掴んで頂きました。

講演内容

講演1
『国の節電方針』

関東経済産業局 地域経済部 地域振興課 課長 青木 宏氏

 関東経済産業局地域振興課 課長の青木宏様から、国の節電政策についてご講演をいただきました。 電力受給対策の基本的な考え方や供給力見通しと需要抑制目標などを説明しました。

「夏期の電力受給対策について」
http://www.meti.go.jp/setsuden/20110513taisaku/01.pdf

講演2
『節電の対応策』 

中小企業診断協会三多摩支会 支会長 松浦徹也氏
(TAMA協会 中小企業支援ネットワーク アドバイザー) 

 多くの企業の節電対策をコンサルティングしている松浦徹也様から、企業が行う節電と省エネの具体的な取り組み方法についてご講演を頂きました。

 

講演3
『節電対策に伴う労務管理』 

瑞穂事務所 所長  社会保険労務士 岩谷 房雄氏

 社会保険労務士の岩谷房雄様から、節電対策を推進するにあたり企業が留意すべき労務管理のポイントをわかりやすくご講演頂きました。

講演4
『我社の取組み事例』 

アイフォーコム株式会社 ビジネスソリューション部
伊藤 良輔氏

 アイフォーコム株式会社の伊藤良輔様から、“運用改善の見える化”をキーワードにしながら、自社の節電への取り組みや製造業やサービス業の企業が行う節電の取り組み事例をご講演頂きました。

講演5
『省エネ関連の製品・サービス紹介』 

 南西地域の企業・団体様から、自社の省エネ関連の製品・サービスを紹介して頂きました。また、相模原商工会議所工業部会から、「相模原節電大将」のお知らせがあり、できるだけ多くの企業の参加を呼びかけました。

第19回南西フォーラム
産産マッチング会

 相模原市と町田市を中心とする首都圏南西地域からの新事業の創出、技術の高度化を目指した取り組みとして、大手・中堅企業と地域企業とのマッチング会を実施します。
 今回は、大手・中堅企業の企業紹介や技術動向の講演と企業間の連携促進を目的とした個別面談を行います。また、経済産業省の中小企業支援施策についてもご紹介いたします。

 関東経済産業局
 「中小企業等にご利用頂ける経済産業省の
 主な支援施策について」

 昭和電線ケーブルシステム株式会社
 「酸化物を用いた熱電発電システムの開発」

 東京航空計器株式会社
 「航空機搭載の装備品概要と要求技術について」

 ハイデンハイン株式会社
 「工作機械・産業機械向け高精度エンコーダ」

日時 : 平成23年3月18日(金)

※第19回南西フォーラムは、地震による計画停電等のため、中止となりました。

第18回南西フォーラム
新産業創出セミナー

首都圏南西地域の強みである「高い技術力を有する中小企業の存在」
「大学や研究機関の集積」を活かし、「航空宇宙」「次世代自動車」「医療福祉」などの分野においてに、地域企業が新産業創出の担い手となるための先端技術を紹介するセミナーを分科会形式で開催いたします。

 国立東京工業高等専門学校 機械工学科 教授
 木村 南 氏
 カーボンファイバーが造る次世代自動車
 -ハヤブサ、ボーイング787、ポルシェ918

 職業能力開発総合大学校 電気システム工学科 准教授
 高橋 久 氏
 次世代自動車におけるモータと制御技術

 職業能力開発総合大学校 機械制御システム工学科 准教授 鈴木 重信 氏
 福祉工学的支援、ものづくりを考える
 ~職業大福祉工学科での取り組みを顧みて~

 青山学院大学 理工学部 教授
 林 光一 氏
 最新航空宇宙推進システム
 :パルスデトネーションエンジン

 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 教授
 久保田 孝 氏
 はやぶさ開発物語

 神奈川工科大学 工学部機械工学科 特任教授 
 藤井 裕矩 氏
 宇宙太陽発電衛星と宇宙エレベーター
 :最先端技術による新産業創出

日時 : 平成22年12月8日(水)

第18回南西フォーラム 開催結果報告

開催日:平成22年12月8日(水) 18時~21時
場所 :サンエールさがみはら 第1研修室

80名が参加した今回のフォーラムでは、首都圏南西地域の強みである「高い技術力を有する中小企業の存在」「大学や研究機関の集積」を活かし、「航空宇宙」「次世代自動車」「医療福祉」などの分野においてに、地域企業が新産業創出の担い手となるための先端技術を紹介するセミナーを分科会形式で開催しました。

A会場

講演1
『カーボンファイバーが造る次世代自動車、ハヤブサ、ボーイング787、ポルシェ918』

国立東京工業高等専門学校 機械工学科 教授 木村 南 氏
カーボンファイバーを織物にしてエポキシ樹脂で固めた炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は、航空機や高級車で使われていますが、高価で難加工材なので、開発したゴム型成形・放電加工技術などの低コスト化技術についてご講演いただきました。

講演2
『次世代自動車におけるモータと制御技術』 

職業能力開発総合大学校 
電気システム工学科 准教授 高橋 久 氏
自動車には,約50~100個のモータが搭載され、x-By-Wireと呼ばれる電子制御システムが利用され、電子回路と制御技術によって運転・走行性能の向上などが実現されており、次世代自動車を支えるモータや制御技術などについてご講演いただきました。 

講演3
『福祉工学的支援、ものづくりを考える ~職業大福祉工学科での取り組みを顧みて~』 

職業能力開発総合大学校 
機械制御システム工学科 准教授 鈴木 重信 氏 
「国連・障害者の10年(1983-1992)」を契機に、職業能力開発総合大学校に福祉工学科が設立され、障害者等のハンディキャップの解消、軽減を目的に研究、教育が実践されました。その取り組みを顧みて福祉工学的支援、ものづくりについてご講演いただきました。

B会場

講演4
『最新航空宇宙推進システム:パルスデトネーションエンジン』

青山学院大学 理工学部 教授 林 光一 氏 
1990年代からヨーロッパやアメリカを中心に、デトネーション(爆轟)を使った航空宇宙推進システムが開発されており、その新しい推進システムの仕組みと将来性について、またその応用性についてご講演いただきました。

講演5
『はやぶさ開発物語』

宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 教授 久保田 孝 氏 
小惑星探査機「はやぶさ」は、世界で初めて小惑星のサンプルリターンを行うべく、2005年11月に小惑星に2回タッチダウンを行い、2010年に6月13日に地球に戻ってきました。どのように探査機を開発し、ミッションを遂行したかについてご講演いただきました。

講演6
『宇宙太陽発電衛星と宇宙エレベーター:最先端技術による新産業創出』

神奈川工科大学 工学部機械工学科 特任教授 藤井 裕矩 氏
太陽発電衛星、宇宙エレベーターの最先端技術のほかに、宇宙実証プロジェクトとして、相模原のJAXA宇宙科学研究本部が中心となって国際共同計画として行った観測ロケット実験プロジェクトについてご講演いただきました。

第17回南西フォーラム
イノベーションでつかむ首都圏南西地域の未来

第1部 講演 (17:00~18:20)
『政令指定都市相模原の可能性』
 相模原市長 加山 俊夫
『産業構造ビジョンと地域経済の発展 (仮題) 』
 関東経済産業局
第2部 パネルディスカッション (18:30?19:50)
第3部 懇親会(20:00~21:00)(参加費:1,000円)

日時 : 平成22年8月23日(水)

第17回南西フォーラム 開催結果報告

開催日:平成22年8月23日(月) 17時~21時
場所 :サンエールさがみはら ホール

147名がご参加いただいた今回のフォーラムは、2部構成で行ないました。第一部では、首都圏南西地域に位置する相模原市の産業振興や、経済産業省が策定した「産業構造ビジョン」について講演をいただき、第二部では、首都圏南西地域で活躍されている大学や研究機関、企業、産業支援機関の代表をパネラーとして、産業イノベーションについてパネルディスカッションを行いました。

第1部

講演1
『政令指定都市相模原の可能性』

相模原市長 加山 俊夫
新時代を迎える政令指定都市『相模原市』の産業振興について、産業集積拠点の整備計画や地域ポテンシャルを活用した新産業創出、『オンリーワン企業育成』に向けた取組みについてご講演をいただきました。

講演2
『産業構造ビジョンと地域経済の発展』

経済産業省 関東経済産業局 局長 内山 俊一氏
閉塞感に満ちている現状と課題を踏まえて、今後のあるべき姿と処方箋として、6月に策定された『産業構造ビジョン2010』の解説と併せて、地域資源の活用など「ものづくり中小企業」が生き抜くためのヒントについてご講演をいただきました。

第2部 パネルディスカッション

コーディネータ 
職業能力開発総合大学校 校長 古川 勇二 氏

パネリスト   
・宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 教授 久保田 孝 氏
・青山学院大学 理工学部長 林 洋一 氏
・三菱重工業㈱ 汎用機・特車事業本部 副事業部長 井上 優司 氏
・相模原商工会議所 会頭 河本 洋次 氏 (東邦電子㈱ 取締役会長)
・首都圏南西地域産業活性化フォーラム運営委員長 
 西澤 勇司 (㈱キャロットシステムズ 代表取締役)
・相模原市長 加山 俊夫

【内容】
 『首都圏南西地域における産業イノベーション』をテーマに研究機関、大学、産業界、行政の代表者によるパネルディスカッションを実施しました。グローバル化の進展や新興国の台頭などにより激変する取引環境を中小企業が生き抜くための方策や、競争力の高い地域を目指したイベーション創出のための仕組みづくりについて意見交換を行いました。

交流会の開催にあたり、南西フォーラム西澤委員長(株式会社キャロットシステムズ)からご挨拶をいただきました。

閉会は、相模原商工会議所の河本会頭(東邦電子株式会社)に閉めていただきました。

第16回南西フォーラム
「ものづくり」への挑戦で未来をつかむ!~助成制度の活用術~

ものづくりの基盤技術である中小企業の高度な技術開発を支援し、新分野に向けた実用化技術開発を促進するよう国の研究開発助成制度(サポイン)があります。首都圏南西地域の製造業でも助成制度を活用して成果を上げています。

今回のフォーラムでは、助成制度の活用の話を通じ、国の施策を活かした企業の技術力の向上を考えます。

日時 : 平成22年3月10日(水)

第16回南西フォーラム 開催結果報告

開催日:平成22年3月10日(水) 18時~21時

場 所:サンエールさがみはら ホール

■101名の方にご参加いただいた今回のフォーラムでは、ものづくりの基盤技術である中小企業の高度な技術開発を支援し、新分野に向けた実用化技術開発の促進を目指した国の研究開発助成制度(サポイン)を取り上げ、助成制度の概要、活用方法、活用事例、更には助成制度申請のポイントの講演を通じ、国等の制度を活用した企業の技術力の向上を考えました。

講演会場

■ 講演1
「戦略的基盤技術高度化支援事業の概要について」

関東経済産業局 産業部 製造産業課 ものづくり基盤技術専門官 小池 冬記 氏戦略的基盤技術高度化支援事業について、ものづくり基盤技術専門官の小池冬記様から認定申請と委託事業の応募にあたっての共同研究体(コンソーシアム)構築、申請要件などのポイントや提出書類作成の注意点についてご講演をいただきました。

■ 講演2
「国の研究開発助成制度(サポイン)を活用して」

講師:株式会社サイベックコーポレーション 代表取締役社長 平林 巧造 氏元気なモノ作り中小企業300社に選ばれた超精密冷鍛順送工法をコア技術とする株式会社サイベックコーポレーションの平林巧造様から戦略的基盤技術高度化支援事業を活用した研究開発についてご講演をいただきました。講演では、自社技術の紹介や共同研究体の構築、研究開発の成果についてお話をいただきました。

■ 講演3
「JSTにおける研究開発助成制度について」

講師:独立行政法人科学技術振興機構 産学連携展開部 副調査役 崎原 久義 氏大学等の研究成果の実用化に向け、幅広い研究開発フェーズを対象にした支援事業であるA-STEPについて研究開発のステージにあわせた8つのタイプの研究開発支援事業を崎原久義様からわかりやすくご講演いただきました。

■ 講演4
「研究開発助成制度の申請におけるポイント」

講師:社団法人首都圏産業活性化協会 研究開発担当 松本 浩造 氏
多くの企業の研究開発案件のサポートをしている松本浩造様から戦略的基盤技術高度化支援事業への応募に向けた申請書作成の“コツ”について、事例を交えてわかりやすくご講演いただきました。

上野委員長員長

交流会の開会にあたり、南西フォーラム上野委員長(株式会社共立)からご挨拶をいただきました。

神奈川工科大学 廣田 武彦 様から産学交流プログラムの展示を紹介していただきました。

廣田 武彦 様員長

なごやかな雰囲気の中、交流会が行われました。

交流会風景

交流会風景

第15回南西フォーラム
「航空機産業へ テイクオフ!」

今後の成長分野として期待される航空機産業。第15回南西フォーラムでは、航空機産業の現状、今後の需要動向、特有な品質要求事項、事例などを取り上げ、航空機産業への参入を考えます。

日時: 平成21年10月15日(木)

第15回南西フォーラム 開催結果報告

開催日:平成21年10月15日(木)15時~19時
場 所:青山学院大学 相模原キャンパス

■ 今回のフォーラムでは、「航空機産業へ テイクオフ!」をテーマに今後の成長分野として期待される航空機産業分野を取り上げました。フォーラムでは、航空機産業の現状、今後の需要動向、特有な品質要求事項、事例など4名の講師の方からご講演をいただき、航空機産業への参入を考えました。

講演会場

■ 講演1
「民間航空機の開発や機能の向上に対する地域産業への期待」
株式会社日本航空インターナショナル
執行役員
整備本部 副本部長 齋藤 隆 氏航空機産業として大型の民間航空機と小型民間航空機の現状を紹介いただき、小型民間機への新規参入、さらに航空機を運航する側の視点で「あると良いな」機能について実例を交えて紹介いただき、航空機産業への参入の可能性と課題についてご講演いただきました。■ 講演2
「KYBにおける航空事業について」
KYB株式会社 ハイドロリックコンポーネンツ事業本部
相模工場 工場次長(航空担当)
理事 高瀬 聡 氏KYB株式会社の航空事業と航空製品の紹介、Boeing社との取引状況と品質要求について(NADCAPを含む)、航空事業の国内外調達の現状などを具体例を交えご講演いただきました。

■ 講演3
「航空宇宙分野で要求される品質保証と認証システムについて 」 
財団法人 防衛調達基盤整備協会
システム審査センター 審査部 梶川 益一 氏航空宇宙産業の品質保証の品質プログラムとして国際的な協力体制の下で航空宇宙品質マネジメントシステム規格として作成されたJIS Q 9100について、規格の制定の経緯、JISQ概要、認証機関と研修機関、認証の取得の点からご講演いただきました。■ 講演4
「航空宇宙分野参入を目指す市内中小企業の取組み事例の紹介」
湘南デザイン株式会社
常務執行役員
営業本部・航空機開発担当 中嶋 新二 氏航空宇宙分野参入に向けた株式会社湘南デザインの取り組みとしてJISQ9100認証取得への取り組み、まんてんプロジェクトへの参加、パリエアショー、アジア・エアロスペース展への参加などについてご講演いただきました。

関東経済産業局地域経済部長の吉澤雅隆様及び青山学院大学理工学部長辻正重様からごあいさつをいただきました。関東経済産業局 地域経済部長
吉澤 雅隆 氏青山学院大学 理工学部長
辻 正重 氏神奈川工科大学から航空産業に関するパネル展示の紹介をしていただきました。青山学院大学から航空産業に関するパネル展示の紹介をしていただきました。

■ 交流会

上野委員長員長

交流会の開会にあたり、南西フォーラム上野委員長(株式会社共立)があいさつをいたしました。

なごやかな雰囲気の中、交流会が行われました。

交流会風景
交流会風景

第14回南西フォーラム
「自動車誕生から100年、
 今、環境に配慮した新しいクルマの時代が始まります。」

地球温暖化防止のためにCO2削減などの環境対策は、21世紀の技術開発においては、避けて通ることができない課題となっています。第14回の南西フォーラム(首都圏南西地域産業活性化フォーラム)では、エコカー(環境対応車)として期待されている電気自動車(EV)と、キーデバイスであるリチウムイオン電池を取り上げます。

日産自動車株式会社 技術開発本部 エキスパートリーダー 上田 昌則 氏
NECトーキン株式会社 ラミネート電池事業部 事業企画部長 近藤 正樹 氏

日時:平成21年7月23日(木)

第14回南西フォーラム 開催結果報告

開催日:平成21年7月23日(木)18時~21時
場 所:サン・エールさがみはら ホール

■ 今回のフォーラムでは、これからの技術開発で避けて通れない地球温暖化防止のためのCO2削減に対する環境対策をテーマに、エコカー(環境対応車)として期待される電気自動車(EV)とキーデバイスであるリチウムイオン電池を取り上げました。

講演会場

■ 講演1
「日産のCO2削減の取り組みと
ゼロエミッションリーダーに向けたチャレンジ」
日産自動車株式会社 企画・先行技術開発本部
技術企画部  主担 人見 義明 氏

温暖化の抑制のためCO2削減に向けた大胆な取り組みが自動車産業に求められている中、日産自動車株式会社がCO2削減のための総合的な取り組みとして実施しているトリプルレイヤードアプローチについてご紹介いただくとともに、ゼロエミッションリーダーに向けたEV技術と普及への課題、アプローチについてご講演いただきました。

■ 講演2
「大容量リチウムイオン電池事業への取り組みについて」
NECトーキン株式会社 ラミネート電池事業部
事業企画部長 近藤 正樹 氏

21世紀の環境エネルギー市場の本命といわれている電気自動車(EV)やハイブリット車(HEV)、そして太陽光発電システムの蓄電機能のキーデバイスとして高成長が期待されている大容量リチウムイオン電池事業について、NECトーキン株式会社の取り組みをご講演いただきました。

■ 大学・工業高等専門学校の電気自動車に関連する研究展示を紹介していただきました。

神奈川工科大学
「二酸化炭素排出ゼロを目指した新公共交通システムに関する基礎研究」

玉川大学
「水素燃料を使ったハイブリット・ソーラーカーに関する研究」

サレジオ工業高等専門学校
「ソーラーカー“SALESIO号”のシステムについて」

■ 交流会

交流会の開会にあたり、南西フォーラム上野委員長(株式会社共立)があいさつをいたしました。

なごやかな雰囲気の中、交流会が行われました。

交流会風景
交流会風景

第13回南西フォーラム
日本に潜む数々の脅威から社会を守るリスクマネジメント

第13回を迎えた南西フォーラム(首都圏南西地域産業活性化フォーラム)では、企業の危機管理をテーマに「新型インフルエンザ」と「地震」を取り上げ、企業が「社員のため」、「社会のため」に準備すべきことを考えます。

住友スリーエム株式会社 東京支店長 西戸 彰 氏
株式会社クリエイト  代表取締役  小俣 晃之 氏

日時:平成21年3月16日(月)

第13回南西フォーラム 開催結果報告

開催日:平成21年3月16日(月) 18時~21時
場 所:杜のホールはしもと 多目的室
■今回は、企業の危機管理をテーマに「新型インフルエンザ」と「地震」について取り上げ、企業が「社員のため」、「社会のため」に準備すべきことについてご講演をいただきました。
講演会場
■ 開会にあたり、南西フォーラム運営委員会を代表して、上野委員長(株式会社共立)より挨拶がありました。
続いて、メインプログラムへと進行しました。
■ 講 演 「新型インフルエンザ-新しい脅威への対応を考える-」
西戸 彰 氏(住友スリーエム株式会社 東京支店長)人がまだ免疫を持っていない新型のインフルエンザウィルスの現状などについて説明をいただき、新型インフルエンザが発生した場合に社会に深刻な影響を与えること、その対策を講じておくことが大切であることについてお話をいただきました。
続いて、新型インフルエンザへの企業としての対策について、危機管理体制の確立や事業への影響に備えるといった「事業継続計画(BCP)」や、従業員の勤務体制やワクチンの接種といった「感染予防策」を事前に計画し準備することが重要であること、さらに住友スリーエム株式会社の対策と実際の取り組みについてもお話をいただきました。堂園 浩次 氏(相模原市 健康福祉局 保健所 保健予防課 副主幹)「新型インフルエンザ発生に備えて」をテーマに、新型インフルエンザ対策を理解するための基礎知識についてお話をいただきました。まず、感染症が成立するには、病原体-感染経路-宿主の3要素が揃うことが必要で、手洗いやうがいで感染経路を断つなどして3要素の成立を崩し、予防することが大切であると説明をいただきました。
また企業における取り組みとして、インフルエンザにかからないようにするための従業員への教育が大切であること、並行して事業継続計画(BCP)等に取り組んでいくことが重要であることをお話しいただきました。
■ 講 演 「地震-実体験から企業の危機管理を考える-」
小俣 晃之 氏(株式会社クリエイト 代表取締役)新潟県長岡市に会社を構える小俣氏から、平成16年に発生した新潟中越地震での実体験について、生活の面・企業活動の面からお話をいただきました。発生時には連絡が不通になり、鉄道の脱線や道路が陥没するなど非常に厳しい状況の中、市街地では翌日からインフラの整備が始まり、コンビニにはおにぎりの山ができていたなど、過去の経験からの教訓が生かされた対応がとられていたこと、まず生きること・生活することを優先して地域や会社、従業員のために行動をとられたことなどをお話しいただきました。ただ、企業活動については、道路の関係から製品を出荷できなかったため関係が切れたクライアントがあったこと、しばらくはクライアント側の出張許可が出なかったことなどもあり、「信用回復」に一番時間がかかったことも挙げられました。その対策として、社内外の連絡体制の整備、連携先を含めた企業拠点の複数化などについてもお話をいただきました。小川 公勝 氏(相模原市 市民局 防災安全部 防災計画課 副主幹)相模原市の防災対策についてお話をいただきました。市における大地震の想定と、地域防災計画、配備体制などについてお話をいただきました。また、非難する場所(一時避難場所、広域避難場所、避難所)とその違いなどについての説明もいただきました。
■ 交流会
南西フォーラム運営委員会 八木副委員長(八千代銀行)からご挨拶をいただきました。南西フォーラム運営委員会 八木副委員長
交流会風景
南西フォーラム運営委員会 西澤委員閉会は、南西フォーラム運営委員会 西澤委員(株式会社キャロットシステムズ)に閉めていただきました。

第12回南西フォーラム
中小企業のための環境経営戦略。

世界レベルで環境問題を考える今日、企業の環境経営戦略の重要度は増しています。大企業の対応に比べ、中小企業は、資金や技術などの問題から取り組みが遅れているのが現状です。
今回のフォーラムでは、中小企業の環境への取り組みを促進するために開発された環境経営の認証・登録制度であるエコアクション21を紹介します。ガイドラインに沿った省エネルギー、廃棄物の削減・リサイクル及び節水などの取り組みを通じ、企業の環境パフォーマンスの向上、企業イメージの向上、そして企業活動の効率性を高める効果が期待できます。

財団法人地球環境戦略研究機関 持続性センター
エコアクション21 中央事務局次長  森下 研 氏
関東経済産業局 総合エネルギー広報室  石原 優 氏

日時:平成20年10月9日(木)

第12回南西フォーラム 開催結果報告

開催日:平成20年10月9日(木) 18時~21時
場 所:サン・エールさがみはら ホール
■ 今回は、世界レベルで環境問題を考えなければならない現状の中、『中小企業のための環境経営戦略』をテーマとして、「省エネルギー推進」、環境経営の認証・登録制度である「エコアクション21」について、ご講演をいただきました。
講演会場
■ 開会にあたり、南西フォーラム運営委員会を代表して、上野委員長(株式会社共立)より挨拶がありました。
続いて、メインプログラムへと進行しました。
■ 講 演
 小林 護 氏(関東経済産業局 エネルギー対策課)「中小企業の省エネルギー推進について」
最近のエネルギー事情から始まり、省エネ法改正の概要、省エネに関する支援制度の3点についてお話をいただきました。増加が止まらない日本のエネルギー消費の現状と、世界レベルでのCO2削減に向けた戦略、その実現に向けた省エネルギー対策及び中小企業の対応と支援について説明をいただきました。 森下 研 氏(財団法人地球環境戦略研究機関 持続性センター
        エコアクション21中央事務局)
「地域で取り組むエコアクション21」
 まず、世界的規模となった環境問題について、「自分がやっても大して変わらない」という考え方ではなく、次の世代に向けて、全ての面において積極的な取り組みが必要とされる現状についてのお話がありました。また、個々の企業のブランドイメージの中にも「環境」が位置付けられ、企業が環境マネジメントに取り組むことで、生産性の向上・リスク管理・社会的責任の実現などにもつながるため、中小企業においても環境への取り組みが必要であることをお話しいただきました。その中で、中小企業でも利用しやすい環境経営の認証・登録制度である「エコアクション21」の特徴や説明をいただきました。
◆リンク先:http://www.ea21.jp
■ 支援機関からのお知らせがありました。
玉川大学 知的財産本部の田村氏玉川大学 知的財産本部の田村氏から、11月19日に開催される「第4回アグリビジネスフォーラム」のご紹介がありました。■リンク先:http://www.tamagawa.jp/intellectual_property/forum/index.html
職業能力開発総合大学校の松永氏職業能力開発総合大学校の松永氏から、11月6~7日に開催される「第16回 職業能力開発研究発表講演会」のご紹介がありました。◆リンク先:http://www.tetras.uitec.ehdo.go.jp/center/fukyuu/022/index.html
■ 交流会
南西フォーラム運営委員会 平岡副委員長(サレジオ工業高等専門学校)からご挨拶をいただきました。平岡副委員長
交流会風景
菅野副委員長閉会は、南西フォーラム運営委員会 菅野副委員長(多摩高度化事業協同組合・まちだテクノパーク)に閉めていただきました。

第11回南西フォーラム
「 日本版LLP・LLCの活用」~新しい組織形態を考える~
「金融機関と中小企業」~地域の金融機関の取り組み~

今回の南西フォーラムは、連携のための新しい組織形態と地域の金融機関の取り組みの2つのテーマを取り上げます。ぜひ、ご来聴ください。

独立行政法人中小企業基盤整備機構 ファンド企画課 課長代理 石井 芳明 氏
横浜銀行・八千代銀行・多摩信用金庫・西武信用金庫

日時:平成19年11月19日(月)

第11回南西フォーラム 開催結果報告

開催日:平成19年11月19日(月) 18時~21時
場 所:サン・エールさがみはら ホール
■ 「地域の金融機関の取り組み」と「新しい組織形態」の2つをテーマとして、「連携」をキーワードに展開し、「新しいビジネス」への取り組みについてご講演をいただきました。
■ 開会にあたり、南西フォーラム運営委員会を代表して、上野委員長(株式会社共立)より挨拶がありました。
上野委員長
続いて、メインプログラムへと進行しました。
■講演「金融機関と中小企業」
南西フォーラムに参加している4つの金融機関から、各機関の紹介や特徴、南西地域における戦略や取組み、そして特色ある支援メニューなどについてお話をいただきました。
西武信用金庫 
橋本支店長 長澤 貴淑 氏八千代銀行 
相模原支店長 荒井 純寿 氏多摩信用金庫 価値創造事業部
副部長 森屋 一訓 氏横浜銀行 営業戦略本部ブランド戦略本部
事務局長 今井 克水 氏
(※講演順)
■ 支援機関からのお知らせがありました。
職業能力開発総合大学校佐藤氏職業能力開発総合大学校の佐藤氏から、「第15回 職業能力開発研究発表講演会」のご紹介がありました。
国民生活金融公庫高田氏国民生活金融公庫の高田氏から、南西地域に向けての取組みについてのお話をいただきました。
相模原商工会議所多田氏相模原商工会議所の多田氏から、「受発注商談会」、「経営革新支援アドバイザーセンター開設について」、「経営革新セミナー」、「IT経営キャラバン隊inさがみはら/SOHOサロン」についてのご紹介がありました。
■講演 
 内田 亨 氏(経済産業省 経済産業政策局 産業組織課)
「日本版LLPの制度概要」
様々な共同事業・新たな連携事業を展開するうえでの新しい手段である、「LLP(Limited Liability Partnership:有限責任事業組合)」について、制度の概要・利用想定例・制度活用に際してのポイントなどについて、分かりやすくお話をいただきました。■講演 
 石井 芳明 氏(独立行政法人中小企業基盤整備機構 ファンド企画課)
「日本版LLP・LLCの活用」
「LLP」や「LLC(Limited Liability Company:合同会社)」について、「新しい組織のかたち」の提案としてお話をいただきました。共同事業の必要性の高まり、新しい組織の創設における経緯、「LLP」と「LLC」の比較や適した業態、設立事例などについて、実際の経験を交えたお話をいただきました。
■交流会
関東経済産業局 地域経済部長 横田 真 氏からご挨拶をいただきました。関東経済産業局横田真氏
交流会風景
閉会は、運営委員会を代表して菅野副委員長(多摩高度化事業協同組合・まちだテクノパーク)に閉めていただきました。菅野副委員長

第10回南西フォーラム
「森があなたを大きくし、あなたが森を大きくする。」
水源の里 津久井 その再生に企業と大学の力を

平成19年3月に相模原市との合併が完了した津久井地域。
豊かな森林資源や水資源に恵まれた津久井地域から私たちは多くの恩恵を受けてきました。
しかし、津久井地域も林業の衰退や人口の増加により森林の荒廃や湖の水質汚濁が進むなど多くの課題を抱えています。
今回のフォーラムではこうした地域の現状と課題を知るとともにそれを解決するために南西地域の企業や大学に何ができるか考えてみたいと思います。
津久井の森や湖がわたしたちを大きく育ててくれました。
今度はわたしたちがその森や湖に恩返しする時です。

有限会社サトウ草木 代表取締役 佐藤 好延
麻布大学 環境保健学部 教授 平田 強

日時:平成19年6月22日(金)

第10回南西フォーラム 開催結果報告

開催日:平成19年6月22日(金) 18時~21時
場 所:杜のホールはしもと 多目的室
■平成19年3月に相模原市との合併が完了した津久井地域。豊かな森林資源や水資源に恵まれた環境がある一方、林業の衰退や人口の増加などによる森林の荒廃や湖の水質汚濁が進むなど多くの課題を抱えています。
今回は、こうした現状と課題を知るとともに、それを解決するためにどうすべきか、「環境」と「産業」の関わりについてご講演をいただきました。
会場風景
■開会にあたり、南西フォーラム運営委員会を代表して、上野委員長(株式会社共立)より挨拶がありました。
■ 続いて、メインプログラムへと進行しました。
■講演 佐藤 好延 氏
(有限会社サトウ草木 代表取締役)
「津久井 森林と林業の現実」
ふる里の山の荒廃をくい止め、何とか整備した山を残したいという創業への強い想い、そして目の前に立ちはだかる林業の厳しい現実について語っていただきました。
さらに、今後の方向として、山の整備から素材生産・加工・消費までの地産地消を目指したいこと、将来の環境を支える林業労働力の育成が課題であること等についてお話をいただきました。
■講演平田 強 氏
(麻布大学 環境保健学部 教授)
「水源地域の環境と水道水質」
現在、飲料水の水質の安全性への関心が高まりつつある中、生物的・化学的の2つの観点から、水道水からの感染・汚染の発生原因や問題点についてお話をいただきました。
また、水道水の安全性への関心に応えるために必要なこと(水源の保全、浄水処理技術の開発等)についてもお話をいただきました。■質議応答続いて、上野運営委員長、長崎運営委員(有限会社創夢設計)が進行役となり、講演いただいた佐藤氏、平田氏をあらためてお迎えし、客席からの質疑等も含めて質疑応答を行いました。
○青根小学校 津山校長から、子供達への自然体験・環境教育の重要性についてお話をいただきました。

○法政大学社会学部 池田教授から、環境と産業を結ぶ地域に根ざしたネットワーク形成についての提案がありました。

○北都留森林組合の中田氏から、桂川~相模川の流域を通じ、県境を越えた活動を目指したいとのお話がありました。
■大学・支援機関からお知らせがありました。
神奈川工科大学廣田氏神奈川工科大学の廣田氏から、「テクノトランスファーINかわさき2007」、「福祉・ユニバーサルデザインコンテスト」のご紹介、並びに当フォーラムの分科会である「健康福祉支援フォーラム」の活動状況についてご報告がありました。
相模原商工会議所霧島氏相模原商工会議所の霧島氏から、「R16ミニTAMAビジネスセッション ロボット産業の可能性」のご紹介がありました。
相模原市産業振興財団五本木氏相模原市産業振興財団の五本木氏から、「国内見本市出展助成事業」、「平成19年度第1回SOHOサロン」のご紹介がありました。
相模原市産業振興課渡邊氏相模原市産業振興課の渡邉氏から、市内産業支援機関の支援情報をまとめたポータルサイト「インキュベーションシティさがみはら」のご紹介がありました。
■交流会
なごやかな雰囲気の中、交流会が行われました。
交流会風景
閉会は、運営委員会を代表して長崎運営委員に閉めていただきました。長崎運営委員

第9回南西フォーラム
「中小企業のための大学活用マニュアル」-相談窓口から共同研究まで-

中小企業にとって大学や研究機関は、日常的な関わりが薄く、「敷居が高い」、「どこに相談したらよいかわからない」、「こんなことを大学に相談できるのだろうか」という声があります。
今回は、そうした声に応え、フォーラム設立から参画している3大学に大学利用のルール、相談窓口、効果的な使い方、成功事例など「得する情報」を紹介していただきます。

1. 玉川大学 知的財産本部 次長 近藤 誠 氏
2. 青山学院大学 理工学部 情報テクノロジー学科 教授 水澤 純一 氏
3. 神奈川工科大学 総合実験研究センター
リエゾンオフィスマネージャー 石崎 洋之 氏

日時:平成19年2月15日(木)

第9回南西フォーラム 開催結果報告

開催日:平成19年2月15日(木) 18時~21時
場 所:杜のホールはしもと 多目的室
■中小企業にとって大学や研究機関は日常的な関わりが薄く、「敷居が高い」「どこに相談したらよいかわからない」「こんなことを大学に相談できるのだろうか」という声が多く聞こえます。今回の南西フォーラムはそうした声に応え、玉川大学、青山学院大学、神奈川工科大学に大学利用のルール、相談窓口、効果的な使い方、成功事例など「得する情報」を提供していただきました。
今回は地域企業にとっても興味深い内容であり約100名の方々に参加していただきました。
会場風景
■開会にあたり、南西フォーラム運営委員会を代表して、金沢委員長(メディアプラス社長)より挨拶がありました。
■ 続いて、メインプログラムへと進行しました。
玉川大学 知的財産本部次長
近藤 誠 氏
知的財産本部の機能と組織、産学連携の成功事例、玉川大学発のベンチャー企業の紹介がありました。また、町田商工会議所が主催する「町田産業祭」への参加、農学部を持つ在京私立四大学の活動である「アグリビジネスフォーラム」、大学院工学研究科を中心に展開している「玉川テクノフォーラム」の活動について紹介がありました。
青山学院大学 理工学部
情報テクノロジー学科教授
水澤 純一 氏
大学の利用のルール、相談窓口、効果的な使い方、成功事例及び水澤先生を中心に進めている「青学ビジネスフォーラム」について紹介がありました。
町田シニアコンサルタントグループ
岩本 邦彬 氏
「青学ビジネスフォーラム」のパイロットプロジェクトである「ユビキタス社会と安心・安全システム」の取組みの紹介がありました。
神奈川工科大学 総合実験研究センター
リエゾンオフィスマネージャー
石崎 洋之 氏
神奈川工科大学の研究組織・体制・総合実験研究センターの紹介及びエゾンオフィスの活動状況や共同研究事例の紹介がありました。また、厚木の産学公連携の取り組みである「厚木ITコンソーシアム」の紹介がありました。
■大学・支援機関から以下のようなお知らせがありました。
さがみはら産業創造センター山本南西フォーラムの事務局であるさがみはら産業創造センターの山本より「人づくり分科会」の活動状況について紹介がありました。
相模原市産業振興財団五本木氏相模原市産業振興財団の五本木氏から「さがみはら&SOHOコミュニティーコミュニティービジネス2007」の紹介がありました。
◎さがみはら産業創造センターの稲垣より「産学・産産連携マッチング会」の紹介がありました。
■交流会
関東経済産業局 地域経済部長 箱崎 慶一氏からご挨拶をいただきました。箱崎慶一氏
交流会風景
■閉会は運営委員を代表して玉川大学の近藤誠副委員長に閉めていただきました。

第8回南西フォーラム
「中小企業による人工衛星プロジェクト」-本命ミッションは人づくり!-

「夢を打ち上げよう」を合言葉にスタートした東大阪の人工衛星プロジェクト。しかし、実際に衛星製作を進めるにしたがって、現実の壁に当たることもありました。プロジェクトの現状、産学官連携の難しさ、人づくり・ものづくりへの思いについて、プロジェクトを牽引しているリーダーが語ります。

東大阪宇宙開発協同組合(SOHLA)
理事長 竹内 修 氏(株式会社ニッシン代表取締役)
事業開発グループマネージャー 丸川智子 氏

日時:平成18年10月18日(水)

第8回南西フォーラム 開催結果報告

開催日:平成18年10月18日(水) 18時~21時
場 所:杜のホールはしもと 多目的室
■今回は東大阪の人工衛星開発プロジェクトを牽引している東大阪宇宙開発協同組合(SOHLA)理事長の竹内修氏、事業開発グループマネージャーの丸川智子氏をお迎えし、プロジェクトの現状や様々な課題についてお話していただきました。
会場風景
近藤副委員長挨拶■ 開会にあたり、南西フォーラム運営委員会を代表して玉川大学の近藤副委員長より挨拶がありました。
■ 続いて、メインプログラムへと進行しました。
丸川 智子 氏大阪府東大阪市は中小企業が集まる”モノづくりのまち”として知られています。各分野のトップシェアを誇る会社やユニークな製品を開発するオンリーワン企業もたくさん集まっています。しかし、大手事業所の海外移転や後継者不足などにより年々事業所が減少しています。また、モノづくりに関心を持つ若者が減少しており、貴重な技術の継承が危ぶまれています。
そんな中、地域を元気づけ、若者が集まる町にしたいとの考えから人工衛星開発プロジェクトは始まりました。小型人工衛星の19年度完成を目指し、13の企業、大阪大学、大阪府立大学、東大、同志社大などの大学やNEDOの協力を得て開発に取組んでいます。東大阪宇宙開発協同組合
事業開発グループマネージャー
丸川 智子氏
○産学官連携について
企業、大学、行政が役割をよく認識し、産学官連携に取組むべきです。企業、大学、行政それぞれ狙いや目的が違います。企業は利益を、大学は研究論文を、行政は成功したという実績を求めます。ビジネスアイデアまで大学の先生に期待してはいけません。当然ですが、ビジネスの仕組みは企業が考えなければだめです。大学には技術的な指導や実証実験への協力、行政には資金的な協力をしてもらうのです。
○人工衛星プロジェクト
非常にチャレンジブルなプロジェクトですから多くの若者が参加してきました。しかし、リーダーシップの欠如から多くの若者がこのプロジェクトから離れるなど悪戦苦闘しながらここまでやってきました。また、人工衛星の開発という中小企業にとって非常に高い目標を掲げていますからそれは大変です。でも、限られた時間のなかでベストを尽くし、何とか成功させたいと思います。同時に少人数ではありますが若者を育てていきます。東大阪を「若者が集まる町」そして「単なる加工技術の町からコンセプトの町へ」変えていければと思います。蔭山 哲 氏東大阪宇宙開発協同組合
理事長
竹内 修氏
■大学・支援機関から以下のようなお知らせがありました。
芳賀 啓一 氏中小企業基盤整備機構関東支部 
新連携サブマネージャー 芳賀 啓一 氏


新連携支援事業の説明がありました。
木内 直文 氏神奈川県県北地域県政総合センター 
企画県民部長 木内 直文 氏


11月28日に開催される「知事と語ろう ふれあいミーティング」の紹介がありました。
松本 宏美 氏神奈川県信用保証協会県央保証審査センター
厚木支所 松本 宏美 氏


神奈川県信用保証協会の紹介がありました。
佐藤 誠 氏職業能力開発総合大学校能力開発研究センター
普及促進室長 佐藤 誠 氏


11月9日、10日に開催される「職業能力開発研究発表会」の紹介がありました。
廣田 武彦 氏神奈川工科大学総合技術センター             廣田 武彦 氏

11月2日に開催される「健康福祉支援フォーラム」の紹介がありました。
杉本 祥一 氏相模原市青年工業経営研究会               杉本 祥一 氏
(株式会社ハイスポット 代表取締役)


同研究会が発行した会員企業紹介パンフレットの紹介がありました。
株式会社さがみはら産業創造センター 稲垣 英孝
10月27日開催の「SICフェア」及び「SIC第二期入居企業募集」の紹介がありました。
箱崎 慶一 氏■交流会が開かれました。
乾杯の挨拶は関東経済産業局地域経済部長の箱崎慶一氏にいただきました。
交流会風景
上野委員■閉会は運営委員会を代表して株式会社共立の上野委員に閉めていただきました。

第7回南西フォーラム

今回のフォーラムでは、基盤技術(サポーティングインダストリー)の高度化とその可能性をテーマに、相模原市に光通信向け化合物半導体の開発・生産拠点を新設する横河電機の取り組みを紹介します。

また燃料電池、ロボット、情報家電、自動車など日本経済を牽引していく重要産業分野の競争力強化に必要な基盤技術(鋳造、鍛造、プレス加工、熱処理、めっき等)の高度化等に向けた研究開発を支援する戦略的基盤技術高度化支援事業を紹介します。

横河電機株式会社 生産事業部 もの作りセンター長 蔭山 哲 氏
横河電機株式会社 フォトニクス事業部 第3技術部長 池澤 克哉 氏

日時:平成18年7月5日(水)

第7回南西フォーラム 開催結果報告

開催日:平成18年7月5日(水) 18時~21時
場 所:杜のホールはしもと 多目的室
■3年目を迎えた首都圏南西地域産業活性化フォーラム(南西フォーラム)は、この地域の産業を支える「基盤技術(サポートインダストリー)の高度化とその可能性」を本年度のテーマとし、企業や大学の取組みを様々な角度から紹介していきます。
今回は地域企業にとっても大変興味深い内容であり多くの地域企業を含む136名の方々に参加していただきました。
ほぼ満席状態の会場の様子ほぼ満席状態の会場の様子
金沢勇委員長挨拶■ 開会にあたり、南西フォーラム運営委員会を代表して、金沢勇委員長(株式会社メディアプラス代表取締役)より挨拶がありました。
■ 続いて、メインプログラムへと進行しました。
今回は2006年12月に相模原市内に光通信向け半導体の研究・開発拠点を整備する横河電機株式会社の方々をお迎えし、研究・開発拠点の概要をお話していただくとともに近年力を入れている「生産系人財・技能育成」の取組みについてご紹介していただきました。
横河電機株式会社
相模原事業所 所長 佐藤 克哉氏

はじめに横河電機株式会社の制御、計測、情報ビジネスの事業概要、財務状況、事業戦略、そして12月に整備される相模原事業所についてご紹介いただきました。佐藤 克哉氏
横河電機株式会社 生産事業部
もの作りセンター長 蔭山 哲氏

同社の「職能ランク制・作業者認定制」、「NYPSによる改善力アップ」、「現場ボトムアップ活動」、「もの作りセンター」など技能育成と伝承の仕組みをご紹介していただきました。蔭山 哲氏
池澤 克哉氏横河電機株式会社 フォト二クス事業部
第3技術部長 池澤 克哉氏

相模原市内に整備される光通信向けの半導体の研究・開発拠点の概要及び光通信分野における化合物半導体とその応用についてご紹介していただきました。
渡辺 豊氏関東経済産業局
地域振興課長 渡辺 豊氏

関東経済産業局からは本年度の重要政策である「戦略的基盤技術高度化支援事業」の内容をお話していただきました。
■大学・支援機関から以下のようなお知らせがありました。
【 神奈川工科大学からのお知らせ 】
総合実験研究センターの廣田武彦氏から「 健康福祉支援フォーラム(分科会)」や「 テクノトランスファINかわさき 」をご紹介いただきました。○神奈川工科大学健康福祉支援フォーラム開催日平成18年10月中旬テーマ生体計測の産業分野への応用○「テクノトランスファINかわさき」開催日平成18年7月12日~14日出展内容・自動車商品力を支える音振動制御設計手法の提供・視触覚ディスプレ、物品確認システム・腱駆動式運動訓練装置の開発・音声によるリモコン操作システム廣田武彦氏
【 支援機関からのお知らせ 】
相模原商工会議所都市産業研究会会長の長崎克央氏(有限会社創夢設計顧問)から「自立都市へ向けた新相模原市づくりの提言」など同研究会の活動内容の紹介がありました。長崎克央氏
多摩信用金庫相模原支店支店長の中野隆氏から法人向けの総合的なサービスの紹介がありました。中野隆氏
(株)さがみはら産業創造センターの稲垣英孝氏からベンチャー向け投資事業などの紹介がありました。
相模原商工会議所会頭の河本洋次氏■交流会が開かれました。
乾杯の挨拶は相模原商工会議所会頭の河本洋次氏にご発声をいただきました。
交流会風景
■閉会は運営委員を代表して玉川大学の近藤誠副委員長に閉めていただきました。

第6回南西フォーラム
『アグリビジネスでチャンスを活かす』
~工業者のためのアグリビジネス入門~

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玉川大学では本年度知的財産本部をスタートさせ、地域企業との産学連携がますます盛んになるような体制を整えました。今回の講演では冒頭に松香部長より知的財産本部の説明をしていただき、その後、農学部の岩坪教授より食料に関わる統計的な分析に基づいた、アグリビジネス参入のヒントについてお話しをしていただきます。

これまで廃棄物として処理をされてきた、「おから」の有効利用を目指して、自社のコア技術を活用し神奈川工科大学との連携により「過熱水蒸気乾燥機(おから乾燥機)」を開発した大川原化工機(株)(横浜市)の方をお招きし、神奈川工科大学工学部の澤井先生とともに、開発や産学連携に係る経緯や事業化の実情についてお話しをしていただきます。

日時:平成18年2月27日(月)

第6回南西フォーラム 開催結果報告

開催日:平成18年2月27日(月) 18時~21時
場 所:杜のホールはしもと 多目的室
■今回の首都圏南西地域産業活性化フォーラム(第6回目)は、前回に引き続き新分野・新事業創出のためのヒントとして『異分野』をテーマに開催しました。今回は『アグリビジネス』ということで、アグリビジネスに関連した大学の先生や、既に新分野進出を果たして奮闘中の企業の方々にプレゼンをしていただきました。今回の南西フォーラムには、92名の方々に参加していただきました。
委員長挨拶ほぼ満席状態の会場の様子委員長挨拶ほぼ満席状態の会場の様子
■開会の挨拶は、運営委員会の金沢委員長が行いました。
■続いて、メインプログラムへと進行しました。今回のテーマは『アグリビジネスでチャンスを活かす~工業者のためのアグリビジネス入門~』ということで、「アグリビジネス」という世界を「工業」と言う切り口から見たときの可能性や障害について大学の先生による分析や企業の方の実体験を発表してもらいました。
松香部長講演は、南西フォーラム運営委員会のメンバーである玉川大学の先生にお願いしましたが、今回は4月に玉川大学知的財産本部がスタートしたことから、冒頭に松香部長より知的財産本部についての紹介がされました。
玉川大学は私学としては数少ない農学部と工学部を併せ持つ大学であり、今後は知的財産本部が窓口となって、大学の持つ技術シーズを外部に開放してゆくとともに、産学共同研究にも積極的に取り組んで行きたいとのことでした。
続いて、農学部で統計的な分析を専門としている岩坪先生に、食品産業の現状と課題に関して『地域中心のアグリビジネス』というタイトルで講演をしていただきました。ライフスタイルの多様化が進む中で、『食』に関しても二極化が進んでおり、それだけにビジネスチャンスも多く考えられるが、消費者ニーズを満たすために『地域』というものをキーワードにビジネスを設計することが成功の秘訣ではないかとのことでした。岩坪先生
横山取締役おから展示事例発表では、横浜市都筑区の大川原化工機(株)と神奈川工科大学の産学連携により開発された『過熱水蒸気乾燥機』の開発について大川原加工機(株)の横山取締役と神奈川工科大学工学部の澤井先生が発表を行いました。
 横山取締役によると大川原加工機(株)はお茶の葉を乾燥させるための乾燥装置であるスプレードライヤーの開発・製造を行っている会社であるが、自らの得意技術を活かした新たな事業を立ち上げようと検討し、これまで栄養価や機能は高いが加工することが困難であるため廃棄処分されてきた『おから』の乾燥機を作ることに取り組みました。
 「おから」は腐敗速度が速いため、短時間に無菌状態で乾燥させることが必要であり、また、作動中に塊状になってしまったり、装置の内部に付着してしまうという問題点があったが、神奈川工科大学の澤井先生のアドバイスや、自社の持つコア技術を工夫して完成させることができたそうです。完成した装置は、当初は京都の豆腐工場に納品したが、騒音の問題から現在は大川原加工機の社内に引き取り、近隣の豆腐工場から「おから」を仕入れて、乾燥させてものを学校給食に供給したり、お菓子屋さんやパン屋さんに使ってもらい、「乾燥おから」の市場拡大と装置のフィールドテストに取り組んでいるそうです。
神奈川工科大学の澤井先生は専門が応用化学ということで、今回の製品開発では、おから殺菌技術と腐敗の分析を主に担当されたそうです。
18年度からは応用科学バイオ科に組織変更され、今後はますます時代のニーズにマッチした『環境』や『食品』に関連した部門が強化されるので、地域の企業方々にはリエゾンオフィスを窓口にして、積極的に使っていただきたいとのことです。澤井先生
■支援機関からのお知らせが続きました。
遠山氏○神奈川県からのお知らせ
神奈川県産業技術総合研究所・交流室の遠山専門員から「産学公技術連携推進フォーラム」のご紹介をいただきました。
本間氏○TAMA協会からのお知らせ
TAMA協会の本間さんから「販路開拓マッチング会」と「韓国連携シンポジウム」の開催についてご紹介をいただきました。
■続いての分科会の開催案内が行われました。
『第4回青学ビジネスフォーラム2005』開催案内
青山学院大学の小松マネージャーより、開催のご案内をいただきました。小松マネージャー開催日平成18年3月18日(土)
午後2時~4時30分場 所青山学院大学相模原キャンパス K棟 K209号室内 容1『光る』を知って『光らせる』:
発光性複合高分子講師:青山学院大学理工学部 長谷川美貴専任講師2パイロットプロジェクト:1ワット風力発電機の試作
講師:(株)コバヤシ精密 小林昌純氏3パイロットプロジェクト:
『青学との産学連携研究会』の活動講師:町田シニアコンサルタントグループ 
岩本邦彬氏
『神奈川工科大学健康福祉支援フォーラム』開催案内
健康と福祉をテーマとして開催される『第4回神奈川工科大学健康福祉支援フォーラム』の開催について事務局よりご案内をしていただきました。開催日平成18年4月20日(木)
午後6時~7時30分場 所杜のホールはしもと 多目的室内 容未定
■関東局だよりでは、関東経済産業局地域経済部の茂木次長より、最新の情報と感想を述べていただきました。茂木次長
■久々に1分間スピーチのコーナーが復活しました。今回は、4名の方にそれぞれの仕事や業務についてPRをしていただきました。
杉野氏大東氏中野支店長境助教授
■恒例の懇親会です。
後藤専務■乾杯の挨拶は、相模原商工会議所の後藤専務にご発声をいたただきました。玉川大学アイス
懇親会風景
■閉会は運営委員を代表して、神奈川工科大学の廣田副委員長に閉めていただきました。廣田副委員長
■皆様のご協力により、今回も無事に南西フォーラムを開催することができました。地域産業の活性化のため努力してまいりますので、今後とも変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

第5回南西フォーラム
身近な課題がビジネスチャンス!
~『環境』と『コストダウン』で成長する企業たち~

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企業の成長はビジネスチャンスを活かすことから始まります。今回は、身近な課題をテーマに研究開発に取り組み、ビジネスチャンスを自らの手で掴んだ(株)industria(旧(株)タカハシ・入間市)の代表取締役CEOの高橋一彰氏をお招きし、中小企業が変革するその軌跡についてお話を伺います。

企業紹介:
株式会社日本油機 『プラスチックの再生について』
共立工業株式会社 『バイオマスの資源化とエネルギーの高度利用について』
大成建設株式会社 『建築と環境について』

日時:平成17年10月18日(火)

第5回南西フォーラム 開催結果報告

開催日:平成17年10月18日(火) 18時~21時
場 所:サン・エールさがみはら ホール
■今回の首都圏南西地域産業活性化フォーラム(第5回目)はSICビジネスフェアと併せて開催することになり、会場をこれまで開催をしてきた『杜のホールはしもと』から『サン・エールさがみはら』に移して開催いたしました。当日はSICビジネスフェアから南西フォーラムまで続けて参加して下さった方々も多く、105名の方々が集まりました。
会場の様子高橋副委員長挨拶ほぼ満席状態の会場の様子副委員長挨拶
■今回の開会の挨拶は、運営委員会の金沢委員長が所用により遅れての参加となってしまったため、高橋副委員長が挨拶を行いました。
■続いて、メインプログラムへと進行しました。今回のテーマは『身近な話題がビジネスチャンス』ということで、「環境」や「コストダウン」と言う言葉をキーワードにビジネス展開をしている企業の方々によるプレゼンテーションを行いました。
(株)industria代表取締役CEO高橋一彰氏基調講演では、TAMA会員企業の(株)industria(入間市)の代表取締役CEO高橋一彰氏にプレゼンをしてもらいました。
高橋氏からは、広島大学との産学連携により開発した『エレメントレスフィルター』に関わるエピソードや、本年度認定を受けた『新連携』の話しをしてもらいました。
高橋氏によると同社が目指したのは「下請との決別」ではなく、「強い下請への変革」であり、「職人魂」・「下請魂」にこだわったプライドについて熱く語ってくれました。
ちなみに目標とする企業は「ルイ・ヴィトン」だそうです。
企業紹介のコーナーでは、今回は3社の方々が発表をしてくれました。
トップバーターは、南西フォーラム運営委員の中から、共立工業(株)の上野代表取締役が、同社の現在取り組んでいる環境事業を中心に発表してくれました。同社では、製缶に関する技術をコア技術として圧力容器や真空容器の製造に展開し、現在ではその技術をさらに活用した形で環境装置分野に進出したそうです。『環境分野』に進出した理由は、「自社のコア技術の延長にある成長分野」だそうです。共立工業(株)上野代表取締役
(株)日本油機市川取締役技術営業部長企業紹介の2社目は大野台にある(株)日本油機の市川取締役技術営業部長がプレゼンをしてくれました。
同社では、射出成型機のスクリューを長年製造してきたそうですが、スクリューの開発に伴って長年培ってきたプラスチックに関するノウハウを活用して自社製品の開発を行ったそうです。
現在の悩みは、販路が確立できていないことだそうです。同社の製品を販売してくれる企業があれば、お待ちしているそうです。
3社目の発表は、大成建設(株)技術センター企画室の杉本次長が行ってくれました。この日のプレゼンでは、ゼネコンらしくPFIを活用した相模線の話をしてくれました。また、せっかくなので・・・ということで効果的なプレゼンの方法についてのレクチャーもしてくださいました。大成建設(株)杉本次長
■ここからは、お知らせがいくつか続きました。
産業活性課企業誘致室森室長○神奈川県からのお知らせ

産業活性課企業誘致室の森室長より『インベスト神奈川』についてのご説明をいただきました。
また、翌日から開催されました神奈川産業技術交流展について、神奈川県産業技術総合研究所・交流室の遠山専門員からご紹介をいただきました。
高部産業振興課長○相模原市からのお知らせ

相模原市からは高部産業振興課長が『STEP50』について紹介をさせていただきました。
TAMA協会金沢氏○TAMA協会からのお知らせ

TAMA協会からは、『ビジネスフェア from TAMA』についてのお知らせがありました。
開催日時:平成17年11月2日午前9時~午後5時まで
開催場所:新宿NSビル
産業振興財団山崎氏○産業振興財団から
「地域を越えたビジネス交流会」についてのお知らせ

相模原市産業振興財団より、横須賀・川崎・藤沢・相模原四市の産業振興財団による、「地域を越えたビジネス交流会」について、開催案内が行われました。
開催日:平成17年10月26日(水)
    午後1時30分~6時15分
場 所:杜のホールはしもと 8階多目的室
町田商工会議所宇野繁課長○町田商工会議所から、
「R16ミニTAMAビジネスセッション」
についてのお知らせ

町田商工会議所中小企業相談所の井之上所長より、相模原・町田・八王子の商工会議所が合同で開催する「R16ミニTAMAビジネスセッション」の開催についてご案内をいただきました。
開催日:平成17年11月18日(金)
    午後3時~7時
場 所:ホテルザ・エルシィ町田
■続いての分科会の結果報告と開催案内が行われました。
『神奈川工科大学健康福祉支援フォーラム』開催案内
健康と福祉をテーマとして開催される『第3回神奈川工科大学健康福祉支援フォーラム』の開催について神奈川工科大学総合実験研究センターの廣田教授よりご案内をしていただきました。

神奈川工科大学廣田先生神奈川工科大学 廣田先生開催日平成17年11月16日(水)午後3時30分~7時30分場 所神奈川工科大学 E1号館内 容研究室見学会
青山学院大学理工学部・北里大学医学部『第2回合同公開シンポジウム』開催案内
青山学院大学の小松マネージャーより、青山学院大学理工学部と北里大学医学部の合同で開催している『第2回合同公開シンポジウム』について開催のご案内をいただきました。

青山学院大学小松マネージャー青山学院大学 小松マネージャー開催日平成17年12月15日(木)午後2時~4時場 所青山学院大学相模原キャンパス E棟 E104教室内 容1『医療現場にもっとソフトウェア技術を
・-データに埋もれた宝を発見するたに-』
・講師:青山学院大学理工学部 稲積 宏誠 教授2『脳神経外科手術に必要な情報テクノロジー』
・講師:北里大学医学部 藤井 清隆 教授3『北里大学病院における病診連携関連情報の
・ネットワーク化』
・講師:北里大学医学部 赤星 透 診療教授4『健康チェックのアイディアと技術』
・講師:青山学院大学理工学部 水澤 純一 教授
関東経済産業局楠田部長■前半の部の最後は、関東経済産業局地域経済部の楠田部長にまとめていただきました。
■後半の部は恒例の懇親会です。
■乾杯の挨拶は、相模原商工会議所の河本会頭にご発声をいたただきました。相模原商工会議所河本会頭
交流会風景
■閉会は運営委員を代表して、八千代銀行の町田課長に閉めていただきました。

■皆様のご協力により、今回も無事に南西フォーラムを開催することができました。地域産業の活性化のため努力してまいりますので、今後とも変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。

第4回南西フォーラム
『連携を探れ! ~キーワードは産学連携~』

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中小企業の支援制度が見直され、新たに「中小企業新事業活動支援法」が施行されました。この制度の狙いは、同業者同士の横連携のほか、原材料を作る川上企業や販売を得意とする川下企業との垂直連携や、資金調達先となる金融機関との連携などを意識的に創出することによる、事業化の支援にあります。当日は関東経済産業局より産業クラスター計画と新連携に関する制度説明のほか、これから取り組む事業について連携企業を募集する企業からの発表が行われます。国の制度を勉強し積極的に活用しましょう。

(株)創夢設計 : 省エネ住宅に興味のある方、特にパッシブソーラーシステムの制御技術をお持ちの方をお待ちしております。
(株)和  光 : 鉄道用機器の会社です。ローテクからハイテクまで幅広い技術について、連携パートナーとなれる方をお待ちしています。

日時:平成17年6月15日(水)

第4回南西フォーラム 開催結果報告

開催日:平成17年6月15日(水) 18時~21時
場 所:杜のホールはしもと 多目的室
■JR橋本駅すぐの杜のホールはしもとにて、恒例となりました首都圏南西地域産業活性化フォーラム(第4回目)が開催されました。当日は朝から雨にもかかわらず、中小企業の皆様、大学関係者・金融機関・支援機関等から約124名の方々が集まりました。
満席の会場風景委員長挨拶ほぼ満席状態の会場の様子委員長挨拶
■開会にあたり、南西フォーラム運営委員会を代表して、金沢委員長(メディアプラス社長)より挨拶がありました。
■続きまして、メインプログラムへと進行しました。今回は4月に施行された「中小企業新事業活動促進法」を題材に、国・支援機関・企業のそれぞれの方々からプレゼンをしてもらいました。
「中小企業新事業活動促進法」では、「新連携」の構築が目的とされており、南西フォーラムが主題としてきた産学連携に加えて、企業間同士の連携(いわゆる産産連携)による新事業創出を促すことがその目的とされており、研究開発のみならず事業化に係る経費なども補助金の対象となっているため、中小企業にとっては選択の幅が大幅に拡がることになります。また、認定企業には融資や税制面における優遇措置を受けられる等のメリットがあるため、積極的に取り組む価値ある制度として今回のメインテーマとさせていただきました。
鈴木課長補佐トップバッターとして、関東経済産業局地域振興課の鈴木課長補佐より、制度についての説明をしていただきました。
「中小企業新事業活動促進法」はこれまでの「創造法」・「経営革新法」・「新事業創出促進法」の見直しにより生まれた法律だそうです。また、法律の目玉は「新連携」と呼ばれる経営革新認定とその後押しをする補助金制度であり、連携体を構築するための資金や事業化のための資金も補助金の対象になるそうです。わからないことがあれば「まずは相談を!」とのことです。
中小基盤整備機構より、プロジェクトサブマネージャーとして、TAMA協会に派遣をされている芳賀啓一氏より認定を受けるための手続き方法や、助成金の申請について説明をいただきました。
認定を受けるためには事業評価委員会にかけるための「前裁き」が重要なので、気軽に相談をしていただきたいとのことでした。TAMA協会に入会するとコーディネータによる支援が受けられるので、「是非、ご入会を!」と宣伝しておりました。芳賀啓一氏
長崎氏企業を代表して運営委員の長崎氏<(有)創夢設計・顧問>がプレゼンをしました。長崎克央さんは環境優しい住宅設計に取り組んでいる「パッシブソーラーシステム」という太陽熱を利用した暖房システムの家についての話しをしてくれましたが、まだ日本国内ではなじみの薄い工法なので、制御システムや部品の調達に苦労をしているので、想いをわかちあえる企業の方を熱望されているそうです。
まちだテクノパークより、(株)和広の品質保証グループ長京谷信雄さんがプレゼンをいたしました。(株)和広では鉄道関係の業務を多く請負っているとのことですが、この日はまちだテクノパークの企業で共同開発をした新型の熱風発生装置について発表をしてくれました。従来の温風器と比較して熱交換率が良く、小型化がはかれるなどメリットは非常に多いので、家庭用にも業務用にも使えるそうです。「製品化についてのアイデアがある方をお待ちしています。」とのことです。
京谷信雄さん
■ここからは、お知らせがいくつか続きました。
永井直文さん○SICから燃料電池研究会のお知らせ

SICのインキュベーションマネージャーの永井直文さんより詳細説明をしていただきました。

開催日時 平成17年6月21日(火)午後1時~
開催場所 SIC-2
境先生○大学からのお知らせ

東京家政学院大学の境先生から「日本公益学会」の開催についてお知らせをしていただきました。

開催日 平成17年8月20・21日
開催場所 東京家政学院大学 多摩キャンパス
紀(きい)課長補佐職業能力開発総合大学校研修課の紀(きい)課長補佐より、同行で開催している「民間等能力開発指導者研修」についてお知らせをしていただきました。詳細についてはホームページを確認してください。

http://www.uitec.ehdo.go.jp/itdi/h16/html/minkankensyu.html
宇野繁課長○神奈川県県央地域県政総合センターから
「中小企業技術支援強化」についてのお知らせ

県央地域県政総合センター商工労働部商工観光第二課の宇野繁課長より神奈川県産業技術総合研究所と合同で開催している、「中小企業技術強化支援」について説明がありました。経営面だけでなく技術面での相談にも対応しているので、積極的に活用いただきたいとのことです。なお、現場相談も行っているそうです。

第1・3水曜日
県県央地域県政総合センター商工観光第二課
第4水曜日
座間市商工会議所
相談時間は10時~12時(午後は現場相談)
原則として予約は不要ですが、現場相談を希望される場合のみ事前予約が必要。
■続いての分科会の結果報告と開催案内が行われました。
『神奈川工科大学健康福祉支援フォーラム』開催結果
福祉システム学科教官による専門セミナーや技術相談を通じて参加企業との継続的な交流を図り、産学連携による福祉分野の工業の発展や技術の進歩に貢献することを目的として『第2回神奈川工科大学健康福祉支援フォーラム』を開催しました。

廣田先生神奈川工科大学 廣田先生開催日平成17年5月18日 18時~21時場 所サンエールさがみはら参加者50名内 容ユニバーサルデザインに基づく触察サインの開発
(小川喜道助教授)
ジェスチャや音声で操作するロボットシステム
(河原崎徳之助教授)
腱駆動式運動機能訓練装置の開発
(兵頭和人助教授)
高齢者の健康維持運動の促進と評価のための
インストラクタロボットの開発
(吉野和芳助教授)
次 回10月下旬or11月上旬に第3回目を開催予定
『青学ビジネスフォーラム2005』開催案内
開催日平成17年7月16日(土) 14時~16時小松マネージャー青山学院大学 小松マネージャー場 所青山学院大学相模原キャンパス内 容1『風から力を獲得する』
講師:理工学部機械創造工学科 三栖 教授
2『ヘルスケアサービスとバイタルセンサ技術の動向』
講師:理工学部非常勤講師 曽根 講師
■分科会報告の後は、恒例となりました参加者1分間スピーチとなりました。事前に申し込みをいただいた8名の方からスピーチを頂きました。
■本日はメニューが多すぎたせいでしょうか、予定時刻を大幅に過ぎてしまいました。30分遅れで皆様お待ちかねの交流会へ突入しました。乾杯の挨拶は、関東経済産業局地域経済部の楠田部長にいただきました。閉会は運営委員を代表して、共立工業(株)の上野社長に閉めていただきました。
交流会
■今回の交流会はいつもと少し違った妙な盛り上がりがありました。参加企業の方々も4回目ということで多少なれてきたのかも知れませんが、会場のあちこちで熱い商談が行われておりました。今回の交流会参加者はちょうど100名ということでしたが、次回はもっと盛り上がるようにいたしたいと思います。ちなみに、次回(第5回)のフォーラムは10月の開催を予定しています。

第3回南西フォーラム
気軽な相談が大きなビジネスチャンスに発展!
~支援機関を活用して中小企業が取り組んだ産学連携の事例紹介~

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研究者とのコンタクトやプロジェクト管理といった産学連携における様々な課題をクリアする近道は、なんといっても支援機関の有効活用です。しかしながらこの地域には『県産総研』『TAMA協会』といった支援機関が多数あるにもかかわらず、活用されている方はとても少ないのが現状です。そこで今回は実際に『SIC(さがみはら産業創造センター)』を活用して産学連携に取り組んでいる地元中小企業2社から、支援を受けるに至ったきっかけや支援を受けた内容、またSICからは支援メニューの紹介や産学連携のコツ、また成功するためのポイントなどをご披露いただきます。

(株)アトラス 取締役営業部長 増田 忠明氏 
(株)エフ・ティ・エスコーポレーション 代表取締役 門倉 貞夫氏 
(株)さがみはら産業創造センター 企画事業部 山本 満氏、上野 泰和氏

第3回南西フォーラム 開催結果報告

開催日:平成17年2月16日(水) 18時〜21時
場 所:杜のホールはしもと 多目的室
■JR橋本駅すぐの杜のホールはしもとにて、恒例となりました首都圏南西地域産業活性化フォーラム(第3回)が開催されました。当日は午前中が雪、午後も小雨が降り続くという悪条件にもかかわらず、中小企業の皆様、大学関係者・金融機関・支援機関等から約130名という多数の参加を得て、盛大に開催いたしました。
満席の会場風景委員長挨拶満席となった会場の様子委員長挨拶
■開会にあたり、南西フォーラム運営委員会を代表して、金沢委員長(メディアプラス社長)より挨拶がありました。
■続きまして、メインプログラムへと進行しました。現在の南西フォーラムのテーマである『産学連携』について、過去2回のフォーラムではきっかけ作りや大学の取り組みなどを紹介してきましたが、今回は実際に中小企業が産学連携を実施するにあたって非常に役立つ『支援機関の活用』に焦点をあて、『支援機関を活用して中小企業が取り組んだ産学連携の事例紹介』と題した事例紹介を実施しました。
プレゼンテーター
(株)アトラス
(株)エフ・ティ・エスコーポレーション
(株)さがみはら産業創造センター(SIC)
取締役営業部長
代表取締役
企画事業部長
企画事業部
増田 忠明 氏
門倉 貞夫 氏
山本 満 氏
野 泰和 氏
■まず始めに山本部長からSICの紹介があり、引き続いて(株)アトラスの増田部長からデザイン開発における産学連携の事例紹介、続いて(株)エフ・ティ・エスコーポレーションの門倉社長からの発表へと進行しました。
⇒事例紹介の内容はコチラから(別添ファイル【事例紹介】へリンク)
SIC山本部長アトラス増田部長エフ・ティ・エス門倉社長とSIC上野氏SIC山本部長アトラス増田部長エフ・ティ・エス門倉社長とSIC上野氏
■1時間20分という短い時間ではありましたが、産学連携には様々な取り組み方や成果があること、またSICの支援内容には企業の成長ステージに合った様々なメニューがあることなどが分かりやすく報告された内容となりました。
■続いての分科会報告では、神奈川工科大学のご協力により先月26日に始めて開催された『神奈川工科大学健康福祉支援フォーラム』、青山学院大学理工学部の協力による『青学ビジネスフォーラム』についての報告がありました。また、職業能力開発総合大学校からは、『民間等能力開発指導者研修』についての説明がありました
○『神奈川工科大学健康福祉支援フォーラム』開催結果
福祉システム学科教官による専門セミナーや技術相談を通じて参加企業との継続的な交流を図り、産学連携による福祉分野の工業の発展や技術の進歩に貢献することを目的として『第1回神奈川工科大学健康福祉支援フォーラム』を開催しました。
開催日平成17年1月26日 18時〜21時神奈川工科大学 神谷教授神奈川工科大学
 神谷教授場 所サンエールさがみはら参加者51名内 容介護者用パワーアシストスーツの開発(山本圭治郎教授)
安全歩行を支援するインテリジェント杖の開発(磯村 恒教授)
非侵襲生体計測技術の健康・福祉への応用(松尾 崇教授)
高齢者の運動機能を捉え・評価する(高橋 勝美教授)次 回5月下旬に第2回目を開催予定
○『第3回青学ビジネスフォーラム』開催結果
開催日全平成17年1月22日(土) 14時〜16時青山学院大学 野村助手青山学院大学
 野村助手場 所青山学院大学相模原キャンパス参加者12名内 容1『企業経営』
講師:理工学部経営システム工学科 辻 教授2『企業の改善事例』
講師:理工学部経営システム工学科 松本 助教授次 回3月28日に第4回を開催予定
◆お知らせ◆
青学ビジネスフォーラム パイロットプロジェクトの募集について
現在、2005年度の青学ビジネスフォーラムを計画中です。2005年度に向けて、パイロットプロジェクトを募集することとしました。パイロットプロジェクトは、皆様からテーマをご提案いただき、適当と思われるテーマを選択して複数のプロジェクトを編成し、産官学の協力関係を試行するものです。ご興味をお持ちの方は、事務局にお問合せください。⇒詳しい内容はコチラから【パイロットプロジェクト募集】⇒アンケートはコチラから【青学パイロットプロジェクト応募アンケート】
○『民間等能力開発指導者研修』について
職業能力開発総合大学校では、これまで公共機関に所属する指導者を中心に実施していた指導者研修の受入れ事業を、民間企業向けに拡大して開講します。問合せは同大学校研修課 �042-763-9053まで。職業能力開発総合大学校 砂田様職業能力開発総合大学校 研修課 砂田様
■なお、今後、分科会の開催につきましては詳細が決定次第南西フォーラムのホームページやメールなどでご案内いたしますので、興味のある方はぜひご参加ください。
■分科会報告の後は、恒例となりました参加者1分間スピーチとなりました。初参加の方を中心に約15名からスピーチを頂きました。
続いて、ここまでの総評を関東経済産業局の楠田部長にお願いしました。冒頭、『大学の非常勤講師をやっていますが、1時間30分の講義でも長いんです。今日は既に2時間以上経過してるので皆様さぞかしお疲れでしょう』と、ねぎらいの言葉を頂きました。関東経済産業局地域経済部  楠田部長関東経済産業局地域経済部 楠田部長
本日はメニューが多すぎたせいでしょうか、予定時刻を大幅に過ぎてしまいましたが、皆様お待ちかねの交流会へ突入しました。開始に先立ちまして、町田商工会議所の平本会頭よりご挨拶を頂きました。町田商工会議所 平本会頭町田商工会議所 平本会頭
乾杯!風景閉会挨拶の菅野委員皆さんお待ちかね『乾杯!』閉会挨拶の菅野委員
■110名という多数の参加を得て盛況であった交流会も、南西フォーラム運営委員の菅野さん(まちだテクノパーク事務局長)の閉会挨拶により、予定終了時刻を20分オーバーして、9時20分にお開きとなりました。次回(第4回)のフォーラムは6月開催予定です。またのご参加をお待ちしております。

第2回南西フォーラム
産学連携へのアプローチ ~はじめの一歩を踏み出すために~

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現在、新技術・新製品開発の特効薬として産学連携がクローズアップされています。しかし現実には「産学連携って難しい」という先入観もあり、必ずしも順調には進展しないのが現状ではないでしょうか。そこで産学連携に取り組んだきっかけや苦労話、また目的を達成する秘訣など、パネラーの経験談を織り交ぜながら成功への道筋を探るディスカッションを行います。

神奈川県産業技術総合研究所    所長  馬来 義弘氏
神奈川工科大学総合実験研究センター所長  宝川 幸司氏

日時:平成16年10月13日(水) 18時~21時

第2回南西フォーラム 開催結果報告

開催日:平成16年10月13日(水) 18時~21時
場 所:杜のホールはしもと 多目的室
■JR橋本駅すぐの杜のホールはしもとにて、相模原、町田をはじめとして県央・津久井地域等に拠点を置く中小企業の皆様、大学関係者・金融機関・支援機関等から約150名という多数の参加を得て、第2回首都圏南西地域産業活性化フォーラムが開催されました。
会場風景司会者満席となった会場の様子司会を務めた那須委員(三恵エンジニアリング専務)
■開会にあたり、運営委員会を代表して高橋副委員長(高橋精密工業社長)より挨拶がありました。また、大変お忙しい中をご来場いただいた相模原市長の小川勇夫様から、ご挨拶を頂戴いたしました。
開会挨拶市長挨拶南西フォーラム運営委員 高橋貞一副委員長相模原市長 小川 勇夫様
■続きまして、メインプログラムであるパネルディスカッションへと進行しました。現在、新技術や新製品の開発に際して産学連携の手法がクローズアップされておりますが、『産学連携は難しい』『研究機関は敷居が高い』などと感じている方が多いという現状を踏まえ、産学連携のきっかけ作りはどうしたらよいのか、また実際の現場での問題点などについて、実際に産学連携の取組みを豊富に経験されている企業・研究機関から4名のパネラーをお招きし、活発に意見が交わされました。
ディスカッションテーマ
『産学連携へのアプローチ ~はじめの1歩を踏み出すために~』
・パネラー (株)志成データム代表取締役        斎藤 之良 様(町田市)
       権田金属工業(株)代表取締役       権田 源太郎様(相模原市)
      神奈川工科大学総合実験研究センター所長 宝川 幸司 様
      神奈川県産業技術総合研究所所長     馬来 義弘 様
      (コーディネータ:南西フォーラム運営委員長 金沢 勇)
■ディスカッションに先立ち、各パネラーから自己紹介や産学連携に関する取組み事例の紹介がありました。
斎藤社長志成データム 斎藤社長
事業分野はFPD等の測定機器・動脈硬さ測定計・無線データ通信の3本。母校相手の共同研究で時間ばかりかかって技術が身に付かなかったり、著名な研究者を口説いたが競合会社への情報漏洩を理由に連携を断念するなど、様々な苦労があった。
研究内容がマッチする研究者は必ずいる。情報化が進み、HP等で研究者を探すことが容易になっているので、私はメールなどでアタックしている。また、製品に魂を込めるのは自分であるという意識が重要である。権田社長権田金属工業 権田社長
大正7年に創業し、昭和37年に相模原へ移転。主な事業は銅製品の製造や加工など。近年では非常に加工が難しいとされているマグネシウム合金板の開発に着手している。マグネシウム合金板は、軽い・堅いといった性質から今後様々な分野での応用が期待されている。
研究開発については、国・県の公的助成金を活用するとともに、大学の先生と産学共同研究を実施している。宝川所長神奈川工科大学 宝川所長
産学連携のチャンネルは人の輪・大学主催の交流会や情報提供・企業の駆け込み・大学からの呼びかけなどがある。具体的には地域企業や自治体とのコンソーシアムによる共同研究や、経済産業省のマッチングファンドを活用した研究開発など。
大学の問題として窓口が整備されていない、教員が極めて多忙なことなどが挙げられる。今後は専門別の交流会を開催するなど、地域企業との連携を実施していく。特に健康福祉支援フォーラムは南西フォーラムの分科会として開催する。馬来所長神奈川県産業技術総合研究所 馬来所長
技術支援強化3年間3倍増活動を実施中であり、お客様満足度の向上と新規顧客の拡大に努めている。実績は目標どおりであるが、まだまだ産総研の知名度が低いと感じており、また企業のスピード(納期)に合わせた対応も必要である。
当所をご利用いただくきっかけは無料の技術相談である。どんなことでもよいので気軽に相談して欲しい。神奈川県以外のエリアの方ももちろん利用できるため、ぜひ積極的に当所を活用して欲しい。委員長コーディネータの大役を務めていただいた
金沢委員長
■各パネラーの自己紹介のあと、金沢コーディネータの進行により様々な意見の交換がなされ、最後に各パネラーから、これから産学連携に取り組む方に対しての助言やアドバイスがありました。1時間30分という短い時間でしたが、産学連携の現状や課題点などが浮き彫りにされ、また効果的に連携体制を構築するための手法の一端が示されるなど、密度の濃い、有益なディスカッションとなりました。ディスカッション風景
⇒ディスカッションの内容はコチラから
■引き続きまして、当フォーラム運営委員である青山学院大学理工学部水澤教授のご尽力により、分科会である『青学ビジネスフォーラム』が開催されておりますので、開催報告および今後の予定についての報告がありました。また神奈川工科大学、玉川大学が主体となった分科会がそれぞれ立ち上げ予定であるため、概要についての報告がありました。
(南西フォーラムでは、年3回開催するフォーラムとは別に、専門的な研究テーマについてのセミナーや勉強会などを実施する分科会を企画しております)
『青学ビジネスフォーラム』開催結果及び今後の予定開催日平成16年7月18日(土) 14時~16時場 所青山学院大学相模原キャンパス内 容@『ロボットと福祉』
講師:理工学部情報テクノロジー学科/富山 健教授
内容:ロボットの現状やこれまでに取り組んだ研究、また福祉ロボットに必要な技術・要素についての工学的なアプローチについての発表。
?A『機器分析センターの紹介と見学』
講師:理工学部化学・生命科学科/重里 有三教授
内容:日本の大学では唯一の高性能設備が揃っており、産学共同研究において非常に役立つ施設。現在民間開放のシステムを構築中。参加者24名※なお、次回は11月6日に開催いたします。
『神奈川工科大学健康福祉支援フォーラム』について福祉システム学科教官による専門セミナーや技術相談を通じて参加企業との継続的な交流を図り、産学連携による福祉分野の工業の発展や技術の進歩に貢献することを目的として『神奈川工科大学健康福祉支援フォーラム』を開催します。◎開催予定開催日平成17年1月 18時~21時場 所杜のホールはしもと(南西フォーラムと同じ会場です)内 容介護者用パワーアシストスーツの開発(山本圭治郎教授)
安全歩行を支援するインテリジェント杖の開発(磯村 恒教授)
非侵襲生体計測技術の健康・福祉への応用(松尾 崇教授)
高齢者の運動機能を捉え・評価する(高橋 勝美教授)問合せ神奈川工科大学 福祉システム工学科事務室 三崎様
FAX:046-291-3262 E-mail:misaki@we.kanagawa-it.ac.jp
『玉川テクノフォーラム』について産学官が連携して産業の活性化を図ることを目的として、『玉川テクノフォーラム』を開催します。第1回は産業界など社会の各方面で関心の高い研究や技術の中から三つのテーマについての講演を行います。◎開催予定開催日平成16年11月6日(土) 13時~16時場 所玉川大学工学部校舎320教室
町田市玉川学園6-6-1 小田急線玉川学園前駅より徒歩10分)参加費無料講演題目『トヨタだけがなぜ強いのか』
マネジメントサイエンス学科/伊藤 和憲教授
『インターネットにおける情報セキュリティと量子暗号の役割』
メディアネットワーク学科/広田 修教授
『マイコン制御による新しいインテリジェントセンサー』
メディアネットワーク学科/山本 庸介教授
申込み不用問合せ玉川大学工学部機械システム学科 大久保英敏教授
TEL:042-739-8370 E-mail:ohkubo@eng.tamagawa.ac.jp
なお、今後、分科会の開催につきましては詳細が決定次第南西フォーラムのホームページやメールなどでご案内いたしますので、興味のある方はぜひご参加ください。
分科会の報告の後、第1回に引き続き参加者1分間スピーチとなりました。時間の都合上、10名程度しかご指名できませんでしたので、まだスピーチされていない方は次回フォーラムでお願いいたします。
■休憩後、最後のプログラムである交流会へと進行しました。交流会に先立ち、お忙しい中をご来場いただいた関東経済産業局の楠田地域経済部長よりご挨拶を頂戴しました。
楠田部長ご自身が執筆された本の紹介など、
楽しい話題を提供してくださった楠田部長
交流会1交流会2缶ビール片手に?「乾杯!?」活発な交流が延々と続く…
■閉会予定の9時を過ぎても活発な交流は全く終わる気配がありませんでしたが、南西フォーラム運営委員の高井社長(高井製作所社長)の閉会挨拶により、第2回南西フォーラムを終了いたしました。
なお、次回フォーラムは2月16日(水)を予定しております。今回同様、多数のご参加をお待ちしております。

第1回南西フォーラム
産学連携によるものづくり ~中小企業の成功事例に学ぶ~

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 首都圏南西地域産業活性化フォーラム運営委員会の主催、並びに関東経済産業局、県相模原商工労働センター、県産総研、TAMA協会の後援により、第1回首都圏南西地域産業活性化フォーラムを開催いたしました。当日は相模原、町田に拠点を置く中小企業経営者を中心として、大学関係者、支援機関、金融機関等約200名の参加を得て、盛大に発会式が執り行われました。

開催日時:平成16年6月17日(木)

第1回南西フォーラム 開催結果報告

日時:平成16年6月17日(木) 18時~21時
場所:杜のホールはしもと 8階多目的室
去る6月17日、JR橋本駅すぐの「杜のホールはしもと」にて、首都圏南西地域産業活性化フォーラム運営委員会の主催、並びに関東経済産業局、県相模原商工労働センター、県産総研、TAMA協会の後援により、第1回首都圏南西地域産業活性化フォーラムを開催いたしました。当日は相模原、町田に拠点を置く中小企業経営者を中心として、大学関係者、支援機関、金融機関等約200名の参加を得て、盛大に発会式が執り行われました。
開会にあたり、運営委員を代表して運営委員長であり、(株)メディアプラス代表取締役の金沢勇様より開会の挨拶がありました。
開会の挨拶
続きまして、ご来賓を代表して、相模原市長の小川勇夫様、関東経済産業局地域経済部長の楠田昭二様からご祝辞を賜りました。
相模原市長祝辞関東経済局産業企画部長祝辞相模原市長 小川勇夫様関東経済産業局地域経済部長 楠田昭二様
ここで発会式が終了し、引き続き本日のメインイベントである基調講演へと進行しました。
○テーマ 産学連携によるものづくり ~中小企業の成功事例に学ぶ~
○講 師 TAMA-TLO(株) 代表取締役社長 井深 丹 氏
井深社長ご自身がマネージメントされた数多くの共同研究開発事例を題材に、中小企業がどのようにして産学連携に取り組めばよいのか、非常に分かりやすくご講義を頂きました。
井深社長講演風景井深社長講演風景2
井深社長の講演要旨
引き続きまして、参加された皆様にこの南西フォーラムの目的をよく理解していただくために、運営委員を代表して、共立工業(株)の上野賢美社長「首都圏南西地域産業活性化フォーラムが目指すも」と題し、南西フォーラムの趣旨や目的などについてプレゼンテーションを行いました。上野社長自らが産学連携を実施したきっかけや苦労話などを織り交ぜ、運営委員として南西フォーラムに期待することをお話いただきました。
上野委員プレゼンテーション風景上野委員プレゼンテーション風景2
上野委員のプレゼンテーション詳細
井深社長の基調講演、上野委員のプレゼンテーションが終わったところで、交流会までの約30分間を利用して参加者から自己紹介や南西フォーラムに期待することなどをお話いただ「参加者1分間スピーチ」を実施いたしました。発言の中ではとくに今後も南西フォーラムを積極的に活用したいというご意見が多数ありました。時間の都合上、全員の方にマイクをお回しできませんでしたので、チャンスの無かった方は次回以降のフォーラムでぜひお願いしたいと思います。
参加者1分間スピーチ風景
そして最後の1時間は交流会を実施しましたが、ほとんどの来場者が参加されたため、200名収容の会場が手狭と思われるほどの盛り上がりを見せました。普段あまり接する機会の無い大学関係者や支援機関の職員、また他地域の企業経営者など多数参加していたこともあり、活発な交流が図られていました。事務局にも面談希望が約30件ほど寄せられ、ご希望の方との面談を仲介させていただきました。
懇親会風景若手メンバーの交流・懇親会風景・若手メンバーの交流
プレゼンを終えた上野社長事務局の呼び出しも延々と続く…・プレゼンを終えた上野社長・事務局の呼び出しも延々と続く…
時間となりましたので、運営委員会副委員長である高橋精密工業の高橋社長より閉会の挨拶をいただいて第1回南西フォーラムが終了いたしました。
閉会の挨拶
なお、次回フォーラムは10月13日を予定しております。

 


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