【相模原商工会議所】相模原市管内 景気観測調査

2022年5月19日
【相模原商工会議所】相模原市管内 景気観測調査

令和3年度第4四半期(令和4年1月~3月)

相模原商工会議所では、四半期ごとに景気観測調査を行い、市内事業者や関係機関の方に経営状況の動向を把握し、今後の経営方針や経営判断、経営改善の参考となるよう、調査及び報告をしています。

この度、調査報告が公表されましたので、お知らせします。

新型コロナの収束に伴いゆるやかに回復傾向にあった景況が、オミクロン株と資材不足、エネルギー値上がりにより、再度悪化へ転じた。ただし悪化傾向は長続きしないと見る事業者が多い。➢令和4年1月~3月期の総合業況DIは▲33と、前期▲28からやや悪化した。前期まで改善傾向に向かっていた飲食業・サービス業(前期▲23・今期▲30)が再度悪化した。製造業(前期▲24・今期▲28)と、建設業(前期▲32・今期▲38)は前期に引き続き若干悪化した。小売業・卸売業(前期▲40・今期▲43)は、1年に渡り悪化が続いている。

➢コメントによると、ロシア/ウクライナ危機に伴う原材料不足、エネルギー値上がりを懸念する事業者が増えている。またオミクロン株による濃厚接触者の急増で業務に影響が出ているという声も上がっている。景気が上向いているという声はほとんど見られず、全業種において景気の悪化を訴える事業者が多数である。

➢次期見通しについては、総合業況DIは▲29と、今期▲33から4ポイント改善の見込み。悪化が続いている小売業・卸売業(今期▲43・次期▲33)は改善に転じる見込み。飲食業・サービス業(今期▲30・次期▲27)と、製造業(今期▲28・次期▲22)は前期並まで改善の予想である。建設業(今期▲38・次期▲42)はさらなるの悪化が見込まれる。

 

調査結果については、次のリンクからご確認ください。

 相模原商工会議所 景気観測調査(外部リンク)


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