第40回南西フォーラム
AIで変わる“未来”と 実用化の“現在地”
~ 中小企業における人工知能の活用可能性 ~
皆さまは “AI(人工知能)” に対して、どのようなイメージを持っていますか?
AIの実用化が進むにつれて、さまざまな産業やビジネスのあり方が大きく変わろうとしています。
一方で、「AIに何ができるのか、いまだによくわからない」といった声も多く聞かれます。
今回の南西フォーラムは、中小企業がAIとどう向き合うべきか、実際の導入事例や最先端の研究事例などの紹介を通して考え、自社の経営に活かしていくことを目的として開催いたします。
日 時 :平成30年8月28日(火)
16時-19時30分(受付15:30~)
場 所 :町田市文化交流センター
(プラザ町田ビル5階・けやき)
参加費 :無料
定 員 :150名(応募多数の場合は申込み順)
モデレーター基調講演 (16:05~)
基調講演
「人工知能はこれからの産業やビジネスのあり方をどう変えていくのか」
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
企画管理部門 副部門長 /テクノロジー・エバンジェリスト
(兼務)Japan Digital Design 株式会社 主席研究員
梅木 秀雄 氏
“そもそもAI(人工知能)とは何か?”、“これからの産業やビジネスのあり方をどう変えていくのか?”といった疑問に対して、AIに関する研究開発や製品化などに携わってきたモデレーターより、AIの可能性や課題、影響などについてお話いたします。
事例発表 (16:35~)
事例発表①
「AIに対する誤解を解消し、AIとよい関係を築く」
株式会社アジラ
最高執行責任者(COO)
三村 完 氏
町田市発のAIベンチャーであるアジラ社は、特にディープラーニングを活用した画像認識、行動認識サービスの企画開発に取り組んでいます。AIにまつわるいくつかの誤ったイメージを解消し、無理のない導入・活用のロードマップを、事例を踏まえて解説します。
事例発表②
「最適な保育所入所選考を実現するAIを用いたマッチング」
株式会社富士通マーケティング
サービス&プロダクトビジネス推進統括部
AI&IoTビジネス推進部
20〜30名の職員が多くの日数をかけて行ってきた保育所入所選考について、AIを活用することでわずか数秒で算出することが可能となっています。さいたま市で実証された当該事例をはじめ、多様な条件を最適にマッチングするAI技術に関する取組やその可能性などについてご紹介します。
研究発表 (17:45~)
研究発表
「人工知能による問題解決のスタートラインの立ち方-事例紹介と実体験を通じて-」
東京工業高等専門学校 電気工学科 助教 大前 佑斗 氏
人工知能を問題解決に活用するためには、分析者がどのような視点で問題を見つめ、人工知能を構築していくのか、これらの思考過程を知ることが重要です。本講演ではその視点から応用事例(トップアスリート支援、アクティブラーニング支援など)を解説し、どのように問題を見つめると良いのか、参加者の方々と一緒に考えていきます。
フォーラムを振り返って(18:15~)
フォーラムを振り返って
「中小企業における人工知能の活用可能性と留意ポイント」
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 企画管理部門 副部門長 テクノロジー・エバンジェリスト
(兼務)Japan Digital Design 株式会社 主席研究員
梅木 秀雄 氏
交流会 (参加費無料)(18:40~)
第40回南西フォーラム 開催結果
「AIで変わる“未来”と 実用化の“現在地”
~中小企業における人工知能の活用可能性~」
日 時:平成30年8月28日(水)16:00~19:30
参加者:132名
場 所:町田市文化交流センター(プラザ町田ビル5階・けやき)
AIの実用化が進むにつれて、さまざまな産業やビジネスのあり方が大きく変わろうとしています。一方で、「AIに何ができるのか、いまだによくわからない」といった声も多く聞かれます。
今回の南西フォーラムは、中小企業がAIとどう向き合うべきか、実際の導入事例や最先端の研究事例などの紹介を通して考え、自社の経営に活かしていくことを目的として開催いたしました。
講演内容
1. モデレーター基調講演(16:05~16:35)
『人工知能はこれからの産業や
ビジネスのあり方をどう変えていくのか』
モデレーター
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
企画管理部門 副部門長 / テクノロジー・エバンジェリスト
(兼務)Japan Digital Design 株式会社 主席研究員 梅木 秀雄 氏
事例・研究発表に先立ち、長年AIに関する研究開発や製品化などに携わってきた三菱UFJリサーチ&コンサルティング社の梅木氏より、「そもそもAIとは何か?」といった基本的な解説や、AIが今後の産業・ビジネスに及ぼす影響と課題、中小企業がAIの導入・活用に取り組むうえで抑えておくべきポイントについて話がなされました。
2. 事例発表(16:35~17:45)
事例発表①
『AIに対する誤解を解消し、AIとよい関係を築く』
株式会社アジラ
最高執行責任者(COO) 三村 完 氏
事例発表①では、ディープラーニングを活用した画像認識・行動認識サービスの企画開発に取り組む町田市発のAIベンチャーであるアジラ社の三村氏より、AIにまつわる誤ったイメージを解消し、無理のない導入・活用のロードマップを描いていくためのAIとの向き合い方について、事例を交えた話がなされました。
事例発表②
『最適な保育所入所選考を実現するAIを用いたマッチング』
富士通株式会社 AIサービス事業本部 第二フロンティア事業部
マネージャー 宮崎 俊也 氏
事例発表②では、さいたま市で実証・導入され成果をあげたAIによる保育所入所選考システムの事例を中心に、実際の開発担当者である富士通社の宮崎氏より、実際の開発・導入までの実務から得られた今後の展望として、多様な条件から最適なマッチングを実現するAI技術の概要とその可能性について話がなされました。
3. 研究発表(17:45~18:15)
『人工知能による問題解決のスタートラインの立ち方-事例紹介と実体験を通じて-』
東京工業高等専門学校 電気工学科
助教 大前 佑斗 氏
AIを活用した具体的な応用事例(トップアスリート支援、アクティブラーニング支援など)から、AIを問題解決に活用していくうえで、「分析者がどのような視点で問題を見つめ、AIを構築していくのか」という思考過程が重要であるという考え方や問題解決の道筋が示されました。
4. フォーラムを振り返って
『中小企業における人工知能の活用可能性と留意ポイント』
モデレーター
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 梅木 秀雄 氏
事例・研究発表を踏まえ、モデレーターを務めた三菱UFJリサーチ&コンサルティングの梅木氏より、中小企業がAIを活用する意義と、その際に留意すべきポイントについて、フォーラム全体を振り返りながら話がなされました。
交流会(18:40 ~ 19:30)
第39回南西フォーラム
業種も規模も関係ない!今日からできる!!“IoT”はじめの一歩
業種を問わず、中堅・中小企業においても生産や販売の現場でIoT の活用を図り、自社の生産性・競争力を高めていくことが求められています。一方で、「具体的な特徴やメリット、導入の仕方がよくわからない」といった声も多く聞かれます。
今回の南西フォーラムは、『中小企業における先進的なIoT 活用事例』や『大学・高専における研究事例』などの紹介を通して、事業の生産性・競争力の向上に、IoT を役立ててもらうことを目的として開催いたします。
日 時 :平成29年11月8日(水)
16時-19時40分(受付15:30~)
場 所 :青山学院大学 相模原キャンパス (アクセス)
フォーラム:E棟 2階203
分科会:E棟 2階205・206
交流会:G棟・2階食堂
参加費 :無料
定 員 :150名(応募多数の場合は申込み順)
青山学院大学 研究室・機器分析センター見学ツアー (14:30~)
※希望者のみ。 集合場所:K棟・2階ロビー
※機器分析センターについて
URL http://www.aoyama.ac.jp/research/laboratory/analysis/
フォーラム (16:00~)
モデレーター
松本 俊之 氏
青山学院大学 理工学部 経営システム工学科 教授
生産性向上のためのカイゼン活動やIoT導入にあたっての考え方について、IE(インダストリアル・エンジニアリング)や生産管理の専門家である松本氏より、企業による事例発表の前後にわたり、企業がIoT導入に取り組む際の道筋を示します。
「安い!早い!簡単!常識外れのIoTモニタリングサービスができた理由(ワケ)」
旭鉄工株式会社/i Smart Technologies株式会社
代表取締役社長
木村 哲也 氏
導入費用安く、古い設備でも最短2時間程度で導入でき、しかも使い方が簡単!自社でシステムを開発し、4億円の設備投資削減と年間1億円の労務費を削減済。さらにそのシステムを他社でも役立てて頂けるよう別会社を設立。あらゆる面で常識外れのIoTモニタリングサービス。システムを作り上げた経緯や使い方の工夫など、システムだけでなくマネジメントについてもお話いたします。
「かしこい金型研究会の取り組み~センサー活用で新たな付加価値の創出!!~」
株式会社クライムエヌシーデー 代表取締役社長
高橋 啓太 氏
プレス用金型など様々な金型のCAD/CAMデータ製作などを担っている相模原市内の企業。当社が中心となり、金型関係企業や大学教授、ITベンダーらとともに「かしこい金型研究会」を立ち上げ、金型づくりにおけるIoT活用を実践し、成果を上げています。金型製作に新たな付加価値を創出していくことを目指し、「物言わぬ金型」を「かしこい金型」へと変えていく取り組みについてお話いたします。
分科会 (17:50~)
分科会A 205教室「次世代Well-being ~個別適合をめざした統合的人間計測・モデル化技術の構築(健康福祉分野)~」
青山学院大学 理工学部
経営システム工学科 教授 熊谷 敏 氏
経営システム工学科 准教授 栗原 陽介 氏
情報テクノロジー学科 准教授 LOPEZ,Guillaume 氏
次世代Well-beingプロジェクト
URL http://well-being.agnes.aoyama.ac.jp/
リエゾンプロジェクト
URL https://liaison.a01.aoyama.ac.jp/index.html
分科会B 206教室「東京高専におけるIoT活用事例と産学連携体制・
社会実装教育」
東京工業高等専門学校
副校長(情報・社会連携担当) 鈴木 雅人 氏
教育コーディネータ 出口 良 氏
「安全・快適なエレクトロニクス技術の探求」
神奈川工科大学
創造工学部ホームエレクトロニクス開発学科
教授 金井 徳兼 氏
交流会 (G棟・2階食堂) (18:45~)
第39回南西フォーラム 開催結果
「業種も規模も関係ない! 今日からできる!!“IoT”はじめの一歩」
日 時:平成29年11月8日(水)16:00~19:40
参加者:125名
場 所:青山学院大学 相模原キャンパス
フォーラム:E棟 2階203 / 分科会:E棟 2階205・206 / 交流会:G棟・2階食堂
業種を問わず、中堅・中小企業においても生産や販売の現場でIoT の活用を図り、自社の生産性・競争力を高めていくことが求められています。一方で、「具体的な特徴やメリット、導入の仕方がよくわからない」といった声も多く聞かれます。
今回の南西フォーラムは、『中小企業における先進的なIoT 活用事例』や『大学・高専における研究事例』などの紹介を通して、事業の生産性・競争力の向上に、IoT を役立ててもらうことを目的として開催いたしました。
講演内容
1. フォーラム(16:10~17:40)
モデレーター
青山学院大学 理工学部 経営システム工学科 教授 松本 俊之 氏
企業による事例発表の前後にわたり、生産性向上のためのカイゼン活動やIoT導入にあたっての考え方について、IE(インダストリアル・エンジニアリング)や生産管理の専門家である松本氏より、企業がIoT導入に取り組む際のポイントや道筋が示されました。
講演1
『安い!早い!簡単!常識外れのIoTモニタリングサービスができた理由(ワケ)』
旭鉄工株式会社/i Smart Technologies株式会社
代表取締役社長 木村 哲也 氏
講演1では、低コストかつスピーディーに導入可能なシステム(IoTモニタリングサービス)を自社開発し、生産性や組織力の向上を果たしている取り組み事例が発表されました。システムを作り上げた経緯や使い方の工夫など、システムだけでなくマネジメントの観点からも話されました。
講演2
『かしこい金型研究会の取り組み~センサー活用で新たな付加価値の創出!!』
株式会社クライムエヌシーデー
代表取締役社長 高橋 啓太 氏
講演2では、金型関係企業や大学教授、ITベンダーらとともに立ち上げた「かしこい金型研究会」での、センサーやIoT活用について発表が行われました。金型製作に新たな付加価値を創出していくことを目指し、「物言わぬ金型」を「かしこい金型」へと変えていく取り組みについて話されました。
2. 分科会(17:50~18:30)
分科会A(205教室)
『次世代Well-being~個別適合をめざした統合的人間計測・モデル化技術の構築(健康福祉分野)』
青山学院大学 理工学部
経営システム工学科 教 授 熊谷 敏 氏経営システム工学科 准教授 栗原 陽介 氏情報テクノロジー学科 准教授 LOPEZ Guillaume 氏
分科会Aでは、青山学院大学より、情報技術(IT)を駆使して多様なサービスを個々人に提供する「次世代 Well-being (ウェルビーイング)」の実現に向けた研究について紹介がありました。講演の中では、特に健康福祉分野における先端技術・研究事例を通じて、企業の現場でも応用しうる道筋が示されました。
分科会B(206教室)
(1)『東京高専におけるIoT活用事例と産学連携体制・社会実装教育』
東京工業高等専門学校
副校長 鈴木 雅人 氏教育コーディネータ 出口 良 氏
分科会Bの東京工業高等専門学校による講演では、“社会実装プロジェクト”として進められている IoT 関連技術・研究事例の紹介がありました。具体的な産学連携体制と社会実装教育の取り組みを通じて、企業と高専による技術連携の可能性が示されました。
(2)『安全・快適なエレクトロニクス技術の探究』
神奈川工科大学
創造工学部 ホームエレクトロニクス開発学科 教授 金井 徳兼 氏
分科会Bの神奈川工科大学による講演では、電子回路を組み込んだインテリジェンスブロックなど、エレクトロニクス技術や計測制御技術を中心とした研究事例の紹介がありました。講演を通じて、IoT をより身近なものとして捉え、ビジネスに活かしていく可能性が示されました。
交流会(18:45 ~ 19:40)
第38回南西フォーラム
地域経済活性化フォーラムin相模原
インダストリー4.0への挑戦 ~ロボットを活用した地方創生~
少子高齢化による労働力減少が進む日本において、企業が生産性を向上させ、経済が活性化していくには、高い生産性を持った自立共存型の新しい都市像が求められています。
今回のフォーラムでは、地方創生を担う独立拠点都市(ローカルハブ)の提案や、中小企業への産業用ロボット導入支援を中核とする「首都圏南西部ロボットビジネス創成プロジェクト」の可能性、ロボット導入による中小企業の活性化事例の紹介などから、高い生産性を持つ地域経済の実現に必要な担い手・役割・方策について、企業や大学、金融機関等と共に考えていく場として開催します。
日 時 :平成29年5月25日(木)
16時-19時40分(受付15:30~)
場 所 :サン・エールさがみはら
相模原市緑区西橋本5-4-20 (アクセス)
講演: 2階 ホール
交流会:1階 多目的室
交 通 :JR横浜線・京王線 橋本駅南口から徒歩10分
参加費 :無料
定 員 :150名(応募多数の場合は申込み順)
「今後の地方創生を担う独立拠点都市(ローカルハブ)とは」
(16:15~)
株式会社野村総合研究所
社会システムコンサルティング部長
兼公共プロジェクト室長主席研究員 神尾 文彦 様
都市と地方の共生を実現するためには、人口の多寡にかかわらず高い生産性を持った独立拠点都市(ローカルハブ)の存在が重要です。日本と同じ人口減少・高齢化が進むドイツにおいて発展する地方都市を参考に、日本のローカルハブの候補、相模原市のポテンシャル等についてお話しします。
「ロボットビジネスによる地方創生のモデルケースとしての相模原の可能性」
(17:25〜)
東京大学
名誉教授 佐藤 知正 様
相模原市で展開中のロボットビジネスによる地方創生の取組について、モデルケースとなる構成や特長を紹介するほか、今後について展望します。また、2020年のワールドロボットサミットに向けて、こうした博覧会の意義や、関連産業の発展の可能性を取り上げます。
生産効率2.5倍、受注増加をもたらしたロボット溶接システムの導入
(18:05〜)
株式会社 第五電子工業
ロボット導入の成果は品質向上と社員のカイゼンに対する意識改革
(18:05〜)
株式会社 株式会社 広和産業
システムインテグレータ:大沢工業 株式会社
交流会(18:40〜 )
交流会終了後、ロボット導入支援センター見学(希望者のみ)
第38回南西フォーラム 開催結果
「インダストリー 4.0への挑戦 ~ロボットを活用した地方創生~」
日 時:平成29年5月25日 16:00~19:40
参加者:175名
場 所:サン・エールさがみはら 講演:2階・ホール / 交流会:1階・多目的室
少子高齢化による労働力減少が進む日本では、企業の生産性を向上させ、地域経済を活性化させていくために、高い生産性を持った自立共生型の新しい都市像が求められています。
今回の南西フォーラムは、地方創生を担う独立拠点都市(ローカルハブ)の提案や、中小企業への産業用ロボット導入支援を中核とする「首都圏南西部ロボットビジネス創成プロジェクト」の可能性、ロボット導入による中小企業の活性化事例の紹介などを通して、高い生産性を持つ地域経済の実現に必要な担い手・役割・方策について、企業や大学、金融機関等と共に考えていく場として、関東財務局横浜財務事務所との共催により開催しました。
講演内容
プログラム1 16:15~17:15
『今後の地方創生を担う独立拠点都市(ローカルハブ)とは』
株式会社 野村総合研究所
社会システムコンサルティング部長
兼 公共プロジェクト室長 主席研究員
神尾 文彦 氏
プログラム1では、日本の地域経済に関する現状分析やドイツの自立・高生産性都市の事例紹介を通して、自立共生時代に向けた独立拠点都市(ローカルハブ)構築の必要性が謳われるとともに、日本におけるローカルハブ構築への展望が示されました。
プログラム2 17:25~18:05
『ロボットビジネスによる地方創生のモデルケースとしての相模原の可能性』
東京大学 名誉教授
佐藤 知正 氏
プログラム2では、科学技術の社会実装プロセスに沿って、産業用ロボットの導入促進に資するエコシステム構築に必要な視点が提示され、相模原市におけるロボット導入支援センターやシステムインテグレーター育成等の取り組みの意義・位置付けについて説明がありました。
プログラム3 18:05~18:35
『生産効率2.5倍、受注増加をもたらしたロボット溶接システムの導入』
株式会社 第五電子工業『ロボット導入の成果は品質向上と社員のカイゼンに対する意識改革』
株式会社 広和産業 /
大沢工業 株式会社(システムインテグレーター)
プログラム3では、産業用ロボット導入事例として、相模原市内の製造業2社とシステムインテグレーターより事例発表が行われました。実際にロボットを導入した際に生じた課題やその効果、導入のポイントなどについて、それぞれの経験から参加者に向けて話がなされました。
プログラム4 18:35~18:40
『フォーラムを振り返って』
株式会社野村総合研究所 神尾 文彦 氏
プログラム4では、今回の南西フォーラム全体を振り返りながら、ロボットを活用した地方創生を推進していくための“ロボットハブ”の形成という考え方が示され、相模原において産業用ロボットの更なる活用促進を図るためのポイントを参加者とともに共有しました。
交流会
ロボット導入支援センター 見学会
第37回南西フォーラム
南西ビジネス交流会in町田
本年度の南西フォーラムは、「連携」をテーマに首都圏南西地域での新産業創出を目指した取り組みを行っています。
経営環境が厳しく技術開発のスピードが加速する中、自社だけでなく他社や大学などが持つ技術やアイデア、サービスなどを組み合わせることで、機能性、装飾性など付加価値の高い製品の開発やサービスの提供に繋げる動きが一段と求められています。
今回は、町田市を会場に「基調講演」と「分科会」を通じて、連携の事例や連携先を求めている方々からの発表をもとに、地域内の企業や大学との連携づくりの場として交流会を開催します。
日 時 :平成29年2月27日(月)
16時-19時30分(受付15:30~)
場 所 :町田市民ホール
(東京都町田市森野 2-2-36) (アクセス)
基調講演・交流会会場: 第4 会議室
分科会会場: 第1・第2 • 第3 会議室
交 通 :JR横浜線「町田駅」中央改札口(北口)より徒歩10分
参加費 :無料
※プログラム3の交流会にご参加される方のみ、
当日受付にて交流会参加費500円をお支払いください
プログラム1
基調講演「農商工連携による新たな地域ブランドの創出」(16:10~ 第4会議室)
株式会社まちだシルク農園
代表取締役 林 大輔 氏
/ 大浩研熱(株) 代表取締役
開発メンバー 斎藤 之良 氏
/(株)志成データム 代表取締役
事業化支援者 高井 大輔 氏
/(合)プラナス 代表
ファシリテーター
野村アグリプランニング&アドバイザリー(株)
取締役社長 西澤 隆 氏
町田商工会議所工業部会が中心となり、市内外の多くの企業が連携して2009年に「まちだシルクメロン」プロジェクトを開始。現在では、独自の町田式水耕栽培槽を用いて、低コストで、高品質なメロンの安定的な収穫を実現しています。
本講演では、プロジェクト発足の経緯や製品化までの苦労、地域との連携や今後の展望についてお話ししていただきます。
プログラム2
分科会 ( 17:00~ / 17:25~ / 17:50~ )
プログラム3
交流会 (18:25~ 第4会議室)
第37回南西フォーラム 開催結果
「南西ビジネス交流会 in 町田」
日 時:平成28年10月7日 16:00~19:30
参加者:136名
場 所:町田市民ホール 1階 基調講演・交流会会場:第4会議室
分科会会場:第1・第2・第3会議室
経営環境が厳しく技術開発のスピードが加速する中、自社だけでなく他社や大学などが持つ技術やアイデア、サービスなどを組み合わせることで、機能性、装飾性など付加価値の高い製品の開発やサービスの提供に繋げる動きが一段と求められている。
今回は、町田市を会場に「基調講演」と「分科会」を通じて、連携の事例や連携先を求めている方々からの発表をもとに、地域内の企業や大学との連携づくりの場として交流会を開催し、連携の可能性を探る。
講演内容
1.基調講演(16:10~16:50) ※第4会議室
『農商工連携による新たな地域ブランドの創出』
代表取締役
林 大輔 氏(大浩研熱株式会社 代表取締役)開発メンバー
斎藤 之良 氏(株式会社志成データム 代表取締役)事業化支援者
高井 大輔 氏(合同会社プラナス 代表)ファリシテーター
野村アグリプランニング&アドバイザリー株式会社取締役社長
西澤 隆 氏
本講演では、メロンの水耕栽培によるプロジェクト発足の経緯を皮切りに、第1ステップは、プロジェクト活動の立ち上げ段階のお話、第2ステップは、プロジェクト活動を通じて試作まで至ったお話、そして、第3ステップは、株式会社まちだシルク農園として製品化・事業化への取組みのお話、の3つのステップでお話しいたしました。
2.分科会(17:00~18:15)
分科会A「相模原・町田の大学・高専との技術・人材・設備の連携を探る」分科会 ※第1会議室
17:00~ A-1 サレジオ工業高等専門学校
「サレジオ高専の産学連携の取り組みについて」
機械電子工学科における「社会実装教育」を目標にした産学連携に対するポリシー及びこれまでの具体的な取り組み事例、シーズなどについて紹介いたしました。
17:25~ A-2 東京工業高等専門学校
「地域に根ざして半世紀-東京高専の産学連携-」
広報戦略型インターンシップや学生自ら社会ニーズを見つけ、問題解決し、社会へ導入する社会実装教育、また、産技センターを通じた技術課題解決について紹介いたしました。
17:50~ A-3 青山学院大学
「地域に根ざして半世紀-東京高専の産学連携-」
受託・共同研究などの産学連携の枠組み、先端技術研究開発センターでの装置活用などを紹介するとともに、理工学部主催科学・技術セミナーや科目等履修生制度などの地域に開かれた学びの場を提供する取り組みを紹介しました。
また、具体的な技術シーズについても5つ紹介いたしました。
分科会B「相模原・町田の企業との異業種連携を探る」分科会 ※第2会議室
17:00~ B-1 株式会社オプトデザイン
「光と漆と金属の融合による装飾照明の開発」
(株)オプトデザイン、(株)DUCO、富士工業(株)、まったく異質の分野で事業展開する3 社が、技術~光と漆と金属~を融合し、芸術性の優れた照明器具の開発を行い「相模原ブランド」として発信するまでの製品化への試行錯誤から見える各社の強みを紹介し、異業種連携の可能性についてお話いたしました。
17:25~ B-2 ステラ技研株式会社、ユタカ精工株式会社
「社会インフラ維持管理のためのシステム開発」
ステラ技研(株)は平成26年度からNEDO のプロジェクトのメンバーとして橋梁等の点検用のロボット開発を進めてきたプロジェクトの概要と当社の取り組み、システム化に向けた協業について紹介いたしました。
17:50~ B-3 町田商工会議所工業部会
「社会インフラ維持管理のためのシステム開発」
町田の地理的・文化的な特徴をそのままに商工会議所工業部会が始めた異業種交流の新しい取り組みと目指すところを紹介いたしました。
分科会C「町田市企業発信シーズ・ニーズとの連携を探る」分科会 ※第3会議室
17:00~ C-1 東京航空計器株式会社
「産業用ドローンへの取り組み」
新製品である産業用ドローンを自動飛行させるために必要なドローンの運動を計測する“モーションセンサ”と頭脳となる“フライトコンピュータ”の技術シーズと弊社にとって新しい市場となる産業ドローン市場参入への取り組みを紹介いたしました。
17:25~ C-2 株式会社ハラル・クオリティ・ラボラトリー
「首都圏南西地域でのハラールビジネス推進」
ムスリム市場のインバウンド、アウトバウンドの拡大が期待される日本の「食」と文化において、食品・商品などを科学的に検査・分析(ハラール衛生検査)し、ムスリムから安心して受け入れられる食と街づくりへの取り組みについて紹介いたしました。
17:50~ C-3 株式会社アジラ
「人工知能(AI)が創出する新たな価値と連携」
「人工知能」の技術の可能性について、画像認識の分野に特化した内容でご紹介するとともに、今後どのような業界や業種と連携していくかについて具体的な例で紹介いたしました。
3.交流会
第36回南西フォーラム
ヒトとロボットが協働する未来社会
~最先端ロボットテクノロジーが拓く豊かな社会の実現に向けて~
ロボットテクノロジーは、人々の豊かな社会を実現するために、急速に発展しているAIなどのIoT技術を組み入れながら、世界各地で研究開発が活発に進められています。
製造現場、インフラ、医療・介護分野など多くの領域で、人とロボットが共存し、ロボットが明日の人類社会にどのように貢献できるか、最先端のロボット技術の開発動向を紹介し、新たなビジネスチャンス創出のヒントを得ます。
日時 :平成28年10月7日(金)
17時30分-19時30分(受付17:00~)
場所 :青山学院大学 相模原キャンパス E棟301教室
神奈川県相模原市中央区淵野辺5-10-1
JR横浜線
淵野辺駅北口より徒歩約7分
http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/
ヒトとロボットが協働する未来社会 (17:40〜 )
※同時通訳あり(通訳者及び機器)
ウサマ・カティブ(Oussama Khatib) 氏
スタンフォード大学 コンピューターサイエンス学部 教授
ロボティクス研究所 ディレクター
カティブ氏は、ヒトとロボットが一緒に働く(Co-Work)という観点から、ロボットにヒトの直感・専門知識・認識能力を持たせヒトと協調させる「人間中心ロボティクス」の世界最先端の研究を行っており、海底など危険を伴う作業領域でのロボット開発や実証実験にも取り組んでいます。
最先端ロボットテクノロジーの動向とともに、ロボットとヒトが協働することで拓かれる豊かな未来社会について講演していただきます。
ロボットの未来 (18:40〜 )
佐藤 知正 氏
東京大学 名誉教授
フューチャーセンター推進機構 ロボット化コンソーシアム
東京大学大学院工学系研究科博士課程修了後、通商産業省工業技術院電子技術総合研究所、東京大学先端科学技術研究センター教授、大学院情報理工学系研究科教授を経て、2013年4月より現職に就任。研究分野は社会共創ロボティクス、環境ロボット、人間共棲ロボット。日本ロボット学会会長を務めるなど、長年にわたりロボット研究に携わる。
第36回南西フォーラム 開催結果
「ヒトとロボットが協働する未来社会」
日 時:平成28年10月7日 17:30~19:30
参加者:245名
場 所:青山学院大学 相模原キャンパス E棟301教室
ロボットテクノロジーは、人々の豊かな社会を実現するために、急速に発展しているAIなどのIoT技術を組み入れながら、世界各地で研究開発が活発に進められている。
製造現場、インフラ、医療・介護分野など多くの領域で、人とロボットが共存し、ロボットが明日の人類社会にどのように貢献できるか、最先端のロボット技術の開発動向を紹介し、新たなビジネスチャンス創出のヒントを得る。
講演内容
1.講演①
「ヒトとロボットが協働する未来社会」
スタンフォード大学 コンピューターサイエンス学部 教授
ロボティクス研究所 ディレクター
ウサマ・カティブ(Oussama Khatib)氏
カティブ教授から、ヒトとロボットが一緒に働く(Co-Work)という観点から、最先端ロボットテクノロジーの動向とともに、ロボットとヒトが協働することで拓かれる豊かな未来社会について講演いただきました。
特に、ロボットを人間に近づけるための最新技術としてハプティクス(触覚)を開発して、できる限り自律的にダイバーのような操作ができるヒューマノイド型ロボット「オーシャンワン」を創り出し、海底探査や海上原油施設管理など危険で作業困難な海中において、ロボットが人間に代わって仕事を行うことを可能にした取り組みについて紹介いただきました。
2.講演②
ロボットの未来
東京大学 名誉教授
フューチャーセンター推進機構 ロボット化コンソーシアム
佐藤 知正 氏
ウサマ氏の講演を受けて、佐藤教授から、日本政府が進めるロボット新戦略ビジョン、経済動向を踏まえて必要となるロボット技術に触れていただきながら講演いただきました。
特に、ロボット導入へと取り組み事例として、ロボット導入支援センターによる支援体制などから、ロボット実用化支援の活動体制が体系的に整備された相模原市のロボット導入支援等に対する取り組みについても紹介していただきました。
最後に、本日の講演を振り返りながら、ウサマ教授と佐藤教授による対談を行いました。
第35回南西フォーラム
新たなビジネスパートナーとの技術開発・販路開拓
~新しいマッチング手法の活用によるビジネス創出~
最近のビジネスマッチングの大きな潮流は、技術探索ニーズに対して電子メールやウェブサイトを活用することにあります。広範囲からの連携可能性のあるシーズ提案を可能にし、効率的でスピード感あるマッチングを実現しています。今回は、このようなビジネスマッチングを運営する代表的な機関から、サービス内容や様々な事例を紹介いただきます。
日時 :平成28年7月29日(金)
17時00分-20時15分(受付16:30~)
場所 :サン・エールさがみはら ホール ※交流会は第一研修室
相模原市緑区西橋本5-4-20
JR横浜線・京王線
橋本駅南口から徒歩10分
http://sunyell-sagamihara.jp/
あなたの技術と世界の技術を結びつけます
(17:10〜17:40)
株式会社ナインシグマ・ジャパン
代表取締役 諏訪 暁彦 様
ナインシグマ・ジャパンは、自社単独では解決できない・開発に多くの時間がかかる技術課題に対する解決策を、世界中・異分野から見つけ出し、マッチングをはかるサービスを軸に、ものづくり企業のオープン・イノベーション活動を多面的に支援しています。国内だけでも140社以上の企業にて、700件以上のプロジェクト支援実績があります。
ものづくりパートナー探索「リンカーズ」
(17:40〜18:10)
リンカーズ株式会社
代表取締役COO 加福 秀亙 様
リンカーズでは大手メーカーの技術ニーズと、中堅中小企業/大学のシーズを高確率で結び付けています。大手メーカーの外部連携による技術開発が加速するなか、今後の日本ものづくり業界がどう変わっていくのか、中堅中小企業/大学や産業支援機関に何が求められるのか、リンカーズの過去事例を元にご紹介いたします。
Webを活用して国内外への販路開拓を
(18:10〜18:40)
独立行政法人中小企業基盤整備機構
販路支援部 参事(マッチング事業統括) 樋口 光生 様
「J-GoodTech(ジェグテック)」は優れた技術・製品を有する日本の中小企業を大手企業や海外企業につなぐ、BtoBマッチングサイトです。ウェブ上での情報発信に加え、専門家によるサポート等の支援を効果的に組み合わせたマッチングを実現します。これにより中小企業の新たな取引や技術提携等を可能にします。
中小企業の海外展示会出展支援の取り組み
(18:40〜18:50)
公益財団法人相模原市産業振興財団
南西サポート事業におけるビジネスマッチングの取り組み
(18:50〜19:00)
株式会社さがみはら産業創造センター
交流会(19:15〜 )
第35回南西フォーラム 開催結果
「新たなビジネスパートナーとの技術開発・販路開拓
~新しいマッチング手法の活用によるビジネス創出~」
日 時:平成28年7月29日 17:00〜20:15
参加者:106名
場 所:サン・エールさがみはら ホール
最近のビジネスマッチングの大きな潮流は、技術探索ニーズに対して電子メールやウェブサイトを活用することにあり、広範囲からの連携可能性のあるシーズ提案を可能にし、効率的でスピード感あるマッチングを実現している。
今回は、このようなビジネスマッチングを運営する代表的な機関から、サービス内容や様々な事例を紹介し、新しいマッチング手法の活用による新たなビジネスパートナーとのビジネス創出の可能性を考える機会とする。
講演内容
1.講演①
「あなたの技術と世界の技術を結びつけます」
株式会社ナインシグマ・ジャパン 代表取締役 諏訪 暁彦 氏
http://www.ninesigma.co.jp/
技術導入ニーズの拡大の背景を解説していただきながら、単独での解決が困難な案件や、開発に多くの時間がかかる技術課題に対する解決策を世界中・異分野から見つけ出す、ものづくり中小企業のための技術導入型オープンイノベーション活動支援についてご説明していただきました。また、国内中小企業の技術が世界を変えた事例や国内大手・海外企業が注目した技術事例を交えながら、中小企業の視点からのオープンイノベーション活動が技術・事業開発加速化に重要なものの1つであることをご紹介いただきました。
2.講演②
「ものづくりパートナー探索『リンカーズ』」
リンカーズ株式会社 ディレクター 長友 理恵 氏
https://linkers.net/
リンカーズ独自のマッチングプラットフォームを通じて、外部連携を必要とするフェイズに合わせて、発注者である大手企業と優れた技術や製品を持っている中小ベンチャー企業が時間や労力、コスト等を大幅に削減してお互いにパートナーを探すことを可能にした、ものづくり系クラウドソーシングによるサービスの提供についてご説明いただきました。また、これまでのマッチング取り組み事例を通じて、今後ものづくり業界がどう変わっていくか、中小企業や産業支援機関に何が求められるのかをご紹介いただきました。
3.講演③
「Webを活用して国内外への販路開拓を」
独立行政法人中小企業基盤整備機構
販路支援部 参事(マッチング事業統括)樋口 光生 氏
http://www.smrj.go.jp/keiei/j-goodtech/
優れた技術・製品を有する日本の中小企業を海外企業や大手企業をつなぐために、ウェブサイト上で企業情報やニーズの掲載・発信やパートナー候補企業を検索する機会を提供するだけでなく、様々な商談会と連動した支援や専門家を交えた支援の取り組みについて、ビジネスマッチングの流れを踏まえてご説明いただきました。特に、中小企業と中堅・大企業とのビジネスの橋渡しがどのように行われて、日本の中小企業の新たな取引や技術提携を実現しているのかを事例を交えてご紹介いただきました。
4.講演④
「中小企業の海外展示会出展支援の取り組み」
公益財団法人相模原市産業振興財団 事務局長 中村 浩
中小企業の海外展示会出展の過去の支援実績を紹介しながら、今年度の海外見本市出展助成金やベトナム・タイ・インドネシアへの海外展示会共同ブース出展支援について、サポート体制とともに発表しました。
5.講演⑤
「南西サポート事業におけるビジネスマッチングの取り組み」
株式会社さがみはら産業創造センター
事業創造部長 安藤重夫、アドバイザー 林亮宏
南西サポート事業の目的やビジネスマッチングの流れ、また、オープン型・クローズ型マッチングについて事例を交えながら発表し、今後の各支援機関との情報連携による南西サポート事業機会提供の拡大の可能性について触れました。
6.交流会
第34回南西フォーラム
日本のモノづくりが支える鉄道産業 ~いざ、グローバル市場へ!~
現在、環境問題や新興国の経済発展を背景に大量輸送が可能な高速鉄道の需要が世界的に大きく拡大している。また、在来線においても日本の鉄道車輌が発展途上国に輸出されるなど、メンテナンスやオーバーホール分野など日本の鉄道技術を必要とする新しいビジネスチャンスが拡がっている。
我が国においてはドメスティックな産業であった「鉄道」が長年培った技術を武器に世界に進出しようとする中、既に台湾や英国への進出が実現し、米国、アジア、アフリカへの輸出も現実味を帯びるなどグローバルな産業に成長する鉄道産業へ中小モノづくり企業の進出を考える。
日時 :平成28年2月10日(水)
16時30分-20時00分(受付16:00~)
場所 :サン・エールさがみはら 相模原市緑区西橋本5-4-20
JR横浜線・京王線 橋本駅南口から徒歩10分
カラクリ技術のファブレスメーカー
-建築用ドア装置開発メーカーから鉄道業界へ-
(16:40〜 )
株式会社アイスリー
代表取締役 石井 正一 様
建築用引き戸開閉装置のファブレスメーカーで相模原市内に拠点を置く同社は、電力を使用しない半自動ドア装置「AIDoor」を開発。展示会出展時に大手車輌メーカーの目に留まり、共同開発のうえ車輛の連結部に設置される内部ドア開閉装置を開発・製造し、東京メトロ銀座線やJR東海313系新型車両に採用された。現在ではその技術を活かし、トヨタ自動車北海道株式会社の自動化設備にも応用されるなど、多岐に渡り注目を集めている。
お客様の『したい』を『カタチ』にするモノづくり
-公共交通機関向け自動放送システムで鉄道業界を席巻-
(17:15〜 )
株式会社MEMOテクノス
代表取締役 渡邊 将文 様
同社の歴史は現在の代表者がうさぎ用の車椅子を製造したことから始まった。現在では高い音響技術及び世界最高レベルの各国語音声合成技術を活かしたモノづくり企業である。その技術を活かし鉄道業界での「お困りごと」であった長時間連続再生が可能な自動放送システムを開発。皆様が聞き覚えのある車内アナウンスや駅構内のアナウンスまで鉄道業界で高いシェア(信頼)を確保している。
また、同社が自社開発した高級アンプ「彩AYA」はその完成度の高さで海外からも注目されている。
高いプレス加工技術で鉄道業界へ!
-進化型モノづくり企業の挑戦-
(17:50〜 )
有限会社光製作所
代表取締役 丸山 裕司 様
「プレス加工と金型設計の専業メーカとして、顧客に喜んでもらえるモノ造りを通し、社会に貢献する会社」を目標に昭和45年の創業から常に進化していくモノづくり企業。常に先のことを考え、現状に満足しない代表者は独自の経営スタンスにより、同社の工場は最新設備や金型自動倉庫を完備するなど革新的な工場となっている。試作から量産、金型設計から組み立て作業までの一貫生産体制を構築している同社は、鉄道分野において主に新幹線車輛の据付テーブルを製造しており、各車輛メーカーからの高い信頼を得ている。
日立が進める鉄道車両の生産改革とグローバル化
-今までとこれから-
(18:35〜 )
株式会社日立製作所
交通システム社 笠戸事業所
副事業所長 荒川 賢一 様
日本が世界に誇る高速鉄道や多くの鉄道車両を製造してきた日立製作所は、これまで国内で培った鉄道事業の安全・安定輸送を支える技術のグローバル展開を加速させていく。イギリスに導入されているClass395に始まり、今後先進国や新興国向けに高速鉄道車両やその運行システムをトータルで提供していく同社の高い技術力は全世界が注目している。大型の電気機関車として国内で初めて完成させたED15形に始まり、イギリスに導入予定のClass800に至るまで蓄積・革新されてきた技術やノウハウは数えきれないほどである。
名刺交換会(19:40〜 )
第34回南西フォーラム 開催結果
「日本のモノづくりが支える鉄道産業~いざ、グローバル市場へ!~」
日 時:平成28年2月10日 16:30〜20:00
参加者:101名
場 所:サン・エールさがみはら ホール
現在、環境問題や新興国の経済発展を背景に大量輸送が可能な鉄道の需要が世界的に大きく拡大している。また、在来線においても日本の鉄道車輌が発展途上国に輸出されるなど、メンテナンスやオーバーホール分野など日本の鉄道技術を必要とする新しいビジネスチャンスが拡がっている。
我が国においてはドメスティックな産業であった「鉄道」が長年培った技術を武器に世界に進出しようとする中、既に台湾や英国への進出が実現し、米国、アジア、アフリカへの輸出も現実味を帯びるなどグローバルな産業に成長する鉄道産業へ中小モノづくり企業の進出を考える。
講演内容
1.講演①
「カラクリ技術のファブレスメーカー
-建築用ドア装置開発メーカーから鉄道産業へ-」
株式会社アイスリー 代表取締役 石井 正一 氏
http://i-3.co.jp/
前半では電力に変わる動力としてゼンマイを応用し開発した建築用半自動開閉ドアクローザーの開発背景や苦労話・成功秘話について説明し、後半では建築業界とは全く違う鉄道業界で車両用半自動開閉中扉への挑戦や参入の経緯などについて説明していただいた。また、講演後にいくつかのご質問にもお答えいただきました。
2.講演②
「お客様の『したい』を『カタチ』にするモノづくり
-公共交通機関向け自動放送システムで鉄道業界を席巻-」
株式会社MEMOテクノス 代表取締役 渡邊 将文 氏
http://www.memotechnos.co.jp/
前半では企業概要や同社の強みである音響技術(音声合成技術・連続自動放送技術)を活かし開発した鉄道業界向け製品について説明いただき、後半では何故自社が障壁の高い鉄道業界へ参入出来たのかについて、自社の独特な営業戦略を軸にお話しいただきました。また、講演後にいくつかのご質問にもお答えいただきました。
3.講演③
「高いプレス加工技術で鉄道業界へ!
-進化型モノづくり企業の挑戦-」
有限会社光製作所 代表取締役 丸山 裕司 氏
http://www.hikariss.jp/
前半では業歴の長い企業の二代目として就任し、色々なプレッシャーがかかる中「進化型モノづくり企業」への組織体制改革に挑戦した苦労話や、自社が得意とするプレス加工技術などについてご説明いただきました。そして、後半では鉄道業界への参入経緯や障壁の高さ、また車両メーカーより信頼を得る為の管理手法などについてご説明いただきました。また、講演後にいくつかのご質問にもお答えいただきました。
4.講演④
「日立が進める鉄道車両の生産改革とグローバル化
-今までとこれから-」
株式会社日立製作所 交通システム社 笠戸事業所
副事業所長 荒川 賢一 氏
http://www.hitachi.co.jp/about/corporate/organization/rail/
前半では日立が進めるピンポイント(ヨーロッパ諸国や東南アジアなど)での海外進出戦略や海外進出を進める中での中国メーカーとの競争などについてご説明いただきました。そして、後半では日立製作所がこれまで力を入れて進めてきた車両製造現場での日立オリジナルのカイゼン活動や品質管理手法・コスト低減手法などについてご説明いただきました。また、講演後にいくつかのご質問にもお答えいただきました。
4.名刺交換会
第33回南西フォーラム
今こそ航空・宇宙産業へ!~実例から中小モノづくり企業の参入を考える~
航空機2大メーカーのボーイング社787型やエアバス社A350型など、世界の旅客機が大型機から中小型機への転換期を迎え、2大メーカー以外でもボンバルディア社Cシリーズや国内メーカーのMRJが新型機開発で中小型機市場への参入を図っている。
また、航空機産業においては部品点数が約300万点にも上り、現状機体胴体部分の35%・エンジン部分の15%を国内企業が製造、今後20年でそのシェアは2.5倍に成長することが見込まれる。
宇宙分野においてもJAXAと国内企業が開発を行った「はやぶさ」を始め、最近では船舶運航で用いられるピンポイントでの天気予報等で利用される超小型衛星分野など、宇宙をフィールドとした新しいビジネスが次々に展開されている。
両分野では今後も世界での市場拡大が見込まれ、国内中小企業との協業が期待されており、参入の裾野は広い。今回は、高い障壁ながらも強い意志を持って航空宇宙産業へ参入した中小企業の実例から新規参入を考える。
日時 :平成27年12月8日(火)
16時00分-20時00分(受付15:30~)
場所 :サン・エールさがみはら ホール ※交流会は第一研修室
相模原市緑区西橋本5-4-20
JR横浜線・京王線
橋本駅南口から徒歩10分
http://sunyell-sagamihara.jp/
「共同工場で航空機ジェットエンジン部品を一貫生産」
(16:10-17:00)
JASPA株式会社
代表取締役 阿部 和幸 様
航空・宇宙関連部品の品質管理や保証業務を行う同社が新潟市西蒲区に高度な技術力を持つ中小製造業を結集させた航空機部品専用の共同工場を建設。機械加工、特殊加工、表面処理などの複数工程からなる一貫生産ラインを作り、航空機エンジン部品を製造する。共同工場は新潟市や関東経済産業局が進める航空機クラスター構想(NIIGATA SKY PROJECT)の中核施設として期待を集めている。
高い精密加工技術で宇宙に挑む「研究開発型町工場」
(17:00-17:50)
株式会社由紀精密
代表取締役 大坪 正人 様
同社は電気大手企業の協力工場として金属加工部品の量産製造を担ってきたがバブル崩壊後の受注激減を契機に、長年培ってきた生産技術力と品質管理体制を武器に航空・宇宙産業や医療機器産業などの新規市場に参入。
現在は航空・宇宙分野が売上の四割を占める。超小型衛星の分野にも進出し、一昨年11月にウェザーニューズ社が打ち上げた北極海域の海氷を観測する超小型人工衛星の筐体の加工ノウハウのアドバイスや製造も担当した。
長年の夢 航空産業に参入-無人飛行機に挑む-
(18:00-18:50)
株式会社コバヤシ精密工業
代表取締役 小林 昌純 様
同社は昭和55年に相模原市で創業。高い精密加工技術を武器に難易度が高い少量多品種の金属加工を得意としてきた。2009年にはその技術が認められ、中小企業で唯一JAXA「はやぶさプロジェクト」に参画。2014年に航空宇宙規格・JISQ9100を取得し、航空・宇宙分野への参入を目指す。
現在、無人航空機向けエンジンの開発製造や無人航空機を使ったプロジェクトに主要なプレイヤーとして参画している。
交流会(19:00-20:00)
第33回南西フォーラム 開催結果
「今こそ航空・宇宙産業へ!~実例から中小モノづくり企業の参入を考える~」
日 時:平成27年12月8日 16:00〜20:00
参加者:113名
場 所:サン・エールさがみはら ホール、第一研修室
航空機2大メーカーのボーイング社787型やエアバス社A350型など、世界の旅客機が大型機から中小型機への転換期を迎え、2大メーカー以外でもボンバルディア社Cシリーズや国内メーカーのMRJが新型機開発で中小型機市場への参入を図っている。
また、航空機産業においては部品点数が約300万点にも上り、現状機体胴体部分の35%・エンジン部分の15%を国内企業が製造、今後20年でそのシェアは2.5倍に成長することが見込まれる。
宇宙分野においてもJAXAと国内企業が開発を行った「はやぶさ」を始め、最近では船舶運航で用いられるピンポイントでの流氷観測等で利用される超小型衛星分野など、宇宙をフィールドとした新しいビジネスが次々に展開されている。
両分野では今後も世界での市場拡大が見込まれ、国内中小企業との協業が期待されており、参入の裾野は広い。
今回は、高い障壁ながらも強い意志を持って航空宇宙産業へ参入した中小企業の実例から新規参入を考える。
講演内容
1.講演①
「共同工場で航空機ジェットエンジン部品を一貫生産」
JASPA株式会社
代表取締役 阿部 和幸 氏
http://www.jaspa.co.jp/
前半では現在の航空産業全体のお話やJASPA及びYSECグループの共同工場概要や設置している自働化設備について説明し、後半では共同工場がある新潟市のNIIGATA SKY PROJECTや、当プロジェクトで同社が行う無人飛行機用の小型ジェットエンジン開発について説明していただいた。
2.講演②
「高い精密加工技術で宇宙に挑む-研究開発型町工場-」
株式会社由紀精密
代表取締役 大坪 正人 氏
http://www.yukiseimitsu.co.jp/
前半では企業概要や同社が航空産業へ参入した経緯や現在に至るまでのプロセス、また自社の強みを活かした航空宇宙産業への参入手法やそれを支える人材についてお話しいただいた。
そして、後半では同社がシンガポールの宇宙ベンチャーと共同で行う宇宙清掃プロジェクトなどについてご説明いただきました。
また、講演後にいくつかのご質問にもお答えいただきました。
3.講演③
「長年の夢 航空産業に参入-無人飛行機に挑む-」
株式会社コバヤシ精密工業
代表取締役 小林 昌純 氏
http://www.kobasei.com/
前半では企業概要や同社がリーマンショックを契機に自社の強みを活かし事業転換したお話しや、航空産業へ参入するまでの苦労話などをご説明いただきました。
そして、後半では同社が製造する無人飛行機用の2サイクルエンジン開発や、無人飛行機の今後の展望・新しいビジネスの可能性などについてご説明いただきました。
また、講演後にいくつかのご質問にもお答えいただきました。
4.交流会
第32回南西フォーラム
iPS細胞が拓く未来とモノづくり企業~関連機器ビジネス参入の可能性~
今年度の南西フォーラムは「イノベーション」をテーマとして、首都圏南西地域の中小企業が最新技術分野へ参入する可能性を探っていきます。 今回は第1弾として、iPS細胞の事業化へ向けた最新動向及び関連機器ビジネスへの参入について、㈱iPSポータルのプロダクト開発事業部長である早乙女氏並びにiPS関連産業への参入支援を行う「iPSビジネス促進拠点」の事務局長である山戸氏よりお話しを伺います。
日時 :平成27年7月24日(金)
16時00分-20時00分(受付15:30~)
場所 :サン・エールさがみはら
相模原市緑区西橋本5-4-20
JR横浜線・京王線
橋本駅南口から徒歩10分
http://sunyell-sagamihara.jp/
「iPS細胞関連機器ビジネス参入のポイントと参入事例」
(16:00-17:15)
中小企業基盤整備機構 近畿
クリエイション・コア京都御車
チーフインキュベーションマネージャー
iPSビジネス促進拠点事務局長 山戸 俊幸 様
2003年よりバイオベンチャー事業の研究員として装置開発(研究)に従事。2007年からは大阪府彩都ライフサイエンスパークで中小企業の事業展開支援に従事。
2011年に現職であるクリエイション・コア京都御車チーフインキュベーションマネージャーに就任。以降、iPS細胞関連ビジネスの促進に尽力している。
「iPS細胞の最新動向と創薬開発及び再生医療の今後」
(17:25-18:40)
㈱iPSポータル
プロダクト開発事業部長 早乙女 秀雄 様
東京理科大学薬学部を卒業後、大正製薬中央研究所に入社。薬理研究部にて大正製薬自社開発第1号のソロンを発明。1978年よりスミスクライン社(現在はGSK)にて臨床開発を行い、プロダクトマネージャーや学術部次長を歴任。その後1992年より米国ボストンのGeneticsInstitute(GI)に入社、合併によりWyeth事業開発部長、再合併によりPfizerの事業開発部長に就任。
2011年からは京都大学の事業会社であるiPSアカデミアジャパン㈱に入社、事業開発部長兼営業部長に就任。2014年株式会社iPSポータルの設立により同社のプロダクト開発事業部長に就任。
分科会のご案内(18:45-18:55)
交流会(19:00-20:00)
第32回南西フォーラム 開催結果
「iPS細胞が拓く未来とモノづくり企業」
日 時:平成27年7月24日 16:00〜20:00
参加者:72人
場 所:サン・エールさがみはら ホール、第一研修室
日本が最新事業分野として研究開発を進めるiPS細胞分野において、分析機器や測定器などの関連機器ビジネスの促進拠点であるクリエイション・コア京都御車の山戸チーフインキュベーションマネージャーや㈱iPSポータルの早乙女部長よりお話しを伺い、相模原市、町田市を中心とする首都圏南西地域の中小・中堅企業の新技術・新製品開発や新分野進出へのヒントを得る機会を提供する。
講演内容
1.講演①
「iPS細胞関連機器ビジネス参入のポイントと参入事例」
中小企業基盤整備機構 近畿 クリエイション・コア京都御車
チーフインキュベーションマネージャー
iPSビジネス促進拠点事務局長 山戸 俊幸 氏
http://www.smrj.go.jp/incubation/cckm/
前半では 関連機器開発の現状や規制関係、参入障壁などを事例を交えてお話しいただきました。
そして、後半では開発した機器をどのように販売していくのか?や、今後の市場展望、iPS促進拠点との繋がりについてお話していただきました。
また、講演後にいくつかのご質問にもお答えいただきました。
2.講演②
「iPS細胞の最新動向と創薬開発及び再生医療の今後」
株式会社iPSポータル
プロダクト開発事業部 部長 早乙女 秀雄 氏
http://ipsportal.com/
前半では企業概要やiPS細胞関連ビジネスにおける自社の役割、創薬開発や再生医療のビジネスモデルをお話しいただきました。
そして、後半ではiPS細胞関連ビジネスのマーケット情報や関連プロダクト開発の事例や今後求められる機器について具体的にお話していただきました。
また、講演後にいくつかのご質問にもお答えいただきました。
3.分科会のご案内
南西フォーラム運営委員会事務局より
「iPS細胞関連ビジネス分科会」の開催、及び参加企業募集について案内を行った。
4.交流会
第31回南西フォーラム
首都圏南西地域と産業の未来
本年度は「新しい首都圏南西地域と産業の可能性」をテーマに、10年後の首都圏南西地域とそこに育つ産業の可能性を探っています。
今回は、リニア新幹線や相模総合補給廠の一部返還などの社会基盤整備が進む当地域の社会や産業の変化について考えるとともにPETプリフォーム製造装置で圧倒的なシェアを持つグローバル企業「ハスキー社」の世界戦略と日本法人(所在:町田市鶴間)の役割についてお話していただきます。
日時 : 平成27年3月19日(木)18時45分-21時10分(受付18:25~)
場所 :ユニコムプラザさがみはら
相模原市南区相模大野3-3-2
bono相模大野サウスモール3階
小田急線
相模大野駅北口から徒歩3分
http://unicom-plaza.jp/
首都圏南西地域の社会基盤整備と産業(18:50-19:30)
株式会社浜銀総合研究所
理事 八木 正幸 氏
https://www.yokohama-ri.co.jp
ハスキーのグローバル戦略と日本法人(19:30-20:10)
ハスキー株式会社
社長 澤井 康治 氏
http://www.husky.co
飲料などのペットボトルは試験管状のプリフォームに空気を吹き込んで製造する。ハスキー社はそのPETプリフォーム製造装置で圧倒的な世界シェアを持つグローバル企業。本社はカナダ、製造工場はカナダ、米国、ルクセンブルク、オーストラリア、中国にある。また、世界の40以上にサービス・販売拠点を持つ。
経済産業省の海外展開施策について(20:20-20:50)
関東経済産業局
http://www.kanto.meti.go.jp
名刺交換会(-21:10)
第31回南西フォーラム 開催結果
「首都圏南西地域と産業の未来」
日 時:平成27年3月19日 18:45〜21:10
参加者:47人
場 所:ユニコムプラザさがみはら
本年度は「新しい首都圏南西地域と産業の可能性」をテーマに、10年後の首都圏南西地域とそこに育つ産業の可能性を探ってまいりました。
今回は、リニア新幹線や相模総合補給廠の一部返還などの社会基盤整備が進む当地域の社会や産業の変化や、南西地域に拠点を持つグローバル企業の世界戦略と日本法人の役割を聞き、首都圏南西地域の可能性と未来について考える機会と致しました。
講演内容
1.『首都圏南西地域の社会基盤整備と産業』
株式会社浜銀総合研究所 理事 八木 正幸 氏
首都圏南西地域内で進んでいるリニア新幹線や幹線道路等の交通インフラ整備や、人口統計や産業分布等のデータ、他都市との比較などの様々な視点からお話しいただき、この地域の産業の未来について考えるきっかけを与えていただきました。
2.『ハスキーのグローバル戦略と日本法人』
ハスキー株式会社 社長 澤井 康治 氏
PETプリフォーム製造装置で圧倒的なシェアを持つグローバル企業「ハスキー社」の事業概要と、町田市に拠点を持つ日本法人の役割についてお話し頂くとともに、首都圏南西地域の特性を生かして、地元の企業が目指すべき方向性のヒントとなるご講演をいただきました。
3.『経済産業省の海外展開施策について』
関東経済産業局 国際課 課長補佐 井ノ上 賢治 氏
海外展開を検討している企業から、既に海外進出を果たしており海外事業の安定・拡大を目指している企業まで、各フェーズ毎に活用できる経済産業省やその他支援機関の施策についてご説明頂きました。
第30回南西フォーラム
南西フォーラム オープンイノベーションマッチング
新事業開拓に意欲的な企業3社の抱える技術ニーズを公開し、首都圏南西地域の優れた技術、ノウハウを持つ企業からの提案を募集します。
日時 : 平成26年11月25日(火)14時-17時30分(受付13:30~)
場所 :サン・エールさがみはら(ホール)
(相模原市緑区西橋本5-4-20)
JR横浜線・JR相模線・京王相模原線
橋本駅南口から徒歩10分
http://sunyell-sagamihara.jp/
技術ニーズの発表(14:00-17:30)
開催あいさつ
プレゼンテーション(1)(14:05-15:35)
株式会社東芝
「株式会社東芝のヘルスケア、スマートコミュニティ事業と連携ニーズの紹介」
ヘルスケア社が展開する地域コミュニティに密着した健康生活支援事業などヘルスケア分野の技術やノウハウを活かした製品・サービスを提供する事業の紹介
エネルギーを効率的に使用するスマートグリッド、水の管理、交通管制、医療、防災、セキュリティなどのソリューションの連携による地域の優先課題に対応したローカルフィットのスマート化を目指すコミュニティ・ソリューション社のスマートコミュニティ事業の紹介
プレゼンテーション(2)(15:40-16:25)
富士工業株式会社 栄作工房
「プレス・板金の融合技術を活かした新事業紹介と地域連携」
国内トップシェアのレンジフード事業で有するプレス、板金、溶接などの基盤技術を活かし新分野開拓を目的に設立した栄作工房の事業と事例紹介、と地域企業との連携ニーズの説明
プレゼンテーション(3)(16:30-17:30)
横河電機株式会社
「横河電機株式会社のオープンイノベーション活動と技術ニーズの紹介」
計測、制御、情報の技術で最先端の製品を提供する横河電機株式会社の事業紹介とオープンイノベーション活動による技術ニーズの説明
[横河電機株式会社の技術ニーズ]
(情報通信技術等)
1.ソフトウェアの継承性確認
2.プラント用シミュレータのモデリング
3.CEP(complex event processing)
4.プライベート・クラウド
5.OS・弊社アプリのセキュリティー対策効率化
(材料加工技術等)
6.高耐熱性応力検出素子
7.高圧シール機構
8.高耐熱ハーメチックシール
9.ステンレス表面に酸化膜を形成する技術
10.絶縁性コーティング技術
11.セラミックと金属部品の固定技術
12.タンタルとSUSの拡散接合技術
13.耐候性に優れた樹脂筐体製造技術
個別マッチング(後日実施)
1.11月25日の技術ニーズ発表会場で個別マッチングエントリーシートを配布いたします。
2.個別マッチングエントリーシートの内容等を精査し個別マッチング案件を選びます。
3.個別マッチングの日時と会場は、後日ご連絡いたします。
第30回南西フォーラム 開催結果
オープンイノベーションマッチングニーズ発表会
日 時:平成26年11月25日 14:00~17:30
参加者:100人
場 所:サン・エールさがみはら(ホール)
技術ニーズ発表
1.『株式会社東芝のヘルスケア、スマートコミュニティ事業と連携ニーズの紹介』
① 「東芝ヘルスケア事業 ヘルスケアICTビジネス」
株式会社東芝 ヘルスケア社 ウェルネス推進部 ライフサポート部
東芝ソリューション株式会社 ヘルスケアIT事業統括部 部長 秋本 誠 氏
http://www.toshiba.co.jp/
ヘルスケア事業の概要として、従来から手掛けていた診断・治療分野やウェアラブルデバイスを用いた予防、健康増進を目的とした植物工場での高付加価値野菜の栽培等についてご説明と、タブレット端末を利用したシニア向け在宅サービス「大人の自由時間」のデモを行って頂きました。ヘルスケア事業を通じて、地域・地場産業のサービスや、その他幅広い分野との連携の可能性が伺えました。
② 「東芝が推進中のスマートコミュニティプロジェクト 現状と将来」
株式会社東芝 コミュニティ・ソリューション社 コミュニティ・ソリューション事業部
シンセシスセンター エネルギーソリューション開発部 部長 羽深 俊一 氏
http://www.toshiba.co.jp/
スマートコミュニティプロジェクトにて、宮古島・石巻・川崎・横浜・茨木で地域自治体と連携して取り組んでいる事業について、動画等を交えながらご講演いただきました。
2.『プレス・板金の融合技術を生かした新事業紹介と地域連携』
「栄作工房」の新規事業の開拓
富士工業株式会社 生産本部 MI推進室 技術開発G
栄作工房 部長 佐藤 栄作 氏
http://www.fjic.co.jp/
レンジフードのトップメーカーとして、長年培ってきたプレス・板金加工技術を活かした、新分野進出への取り組みについて、動画等を交えながらご講演いただきました。既にニーズが高まっている製品を製造する協力会社や、これまで係わりのなかった新分野への進出に向けたパートナーとなる企業との連携を求めていました。
3.『横河電機株式会社のオープンイノベーション活動と技術ニーズの紹介』
横河電機株式会社 イノベーション本部 オープンイノベーション室 室長 高木 真人 氏
http://www.yokogawa.co.jp/
横河電機株式会社様の企業概要や、オープンイノベーション活動の取り組みについてご紹介いただいた後、「情報通信技術」や「材料加工技術」等に関する具体的な技術ニーズを発表並びにご説明頂きました。
今後の流れ
1.「個別マッチングエントリーシート」をご提出いただきます。(12月5日(金)締切)[受付終了]
2.「個別マッチングエントリーシート」をご提出いただいた企業様へ、各社専用のエントリーシートを事務局よりお送りいたします。必要事項をご記入の上、事務局宛メールにてご返信下さい。
株式会社東芝様 12月26日(金)締切 [受付終了]
富士工業株式会社様 12月26日(金)締切 [受付終了]
横河電機株式会社 12月12日(金)締切 [受付終了]
3.各社専用のエントリーシートの内容を検討の上、面談日程の調整や別途書類の提出依頼のご連絡をさせていただきます。
(検討の結果、面談に至らない場合もございますのでご了承ください。)
第29回南西フォーラム
首都圏南西地域の近未来地図と産業創造
相模原市、町田市を中心とする首都圏南西地域は産業や大学・研究機関の集積に加え、リニア中央新幹線や圏央道などの交通インフラの整備が急速に進み、「人、物、情報がグローバルに行き交う広域交流拠点」として大きな変貌を遂げようとしている。
今回のフォーラムでは首都圏南西地域が持つ潜在力を再確認するとともに、この地で活躍するアントレプレナー(起業家)の話から産業の可能性と都市の未来を考える。
日時 : 平成26年7月2日(水) 16:00〜19:30
場所 :町田市民フォーラム ホール(3F)
「首都圏南西地域の潜在力」 16:00 〜
相模原商工会議所 都市産業研究会会長 中嶋幸夫 氏
「町田、相模原のアントレプレナー」 16:40〜
※アントレプレナー=起業家
株式会社マイファースト
代表取締役 吉田ひろこ 氏
町田市金井/中町 町田新産業創造センター内
金属や堅い部品と親骨を一切使わない全部がビニール製で、本体に空気を吹き入れるだけで傘形状に開く「はじめての傘」など、新しい日用雑貨品の企画・開発をする企業です。
(2013年創業 )
http://www.my1st.jp/
レボックス株式会社
代表取締役CTO 三留 正浩 氏
相模原市中央区上溝 さがみはら産業創造センター内
「光で未来を変えてゆく。」をテーマに、工業・医療・農業等様々な分野に関わる光源装置の開発・製造・販売を行っている企業です。
(2001年創業)
http://www.revox.jp
Super Ox Japan合同会社
CEO セルゲイ・リー 氏
相模原市中央区上溝 さがみはら産業創造センター内
エネルギー使用の効率化、CO2排出削減などに極めて有効である超電導の要となる超電導線材の研究開発を手掛ける企業。ロシアの研究者が日本で起業しました。
(2011年創業)
http://www.superox.ru/en/
名刺交換会(18:30〜19:30)
第29回南西フォーラム 開催結果
「首都圏南西地域の近未来地図と産業創造」
日 時:平成26年7月2日 16:00~19:30
参加者:115人
場 所:町田市民フォーラム、町田商工会議所
相模原市、町田市を中心とする首都圏南西地域はリニア中央新幹線、圏央道などのインフラ整備が急速に進み、物や人が広域的に行き交う広域交流エリアとして大きな変容を遂げようとしています。南西フォーラム活動が10周年を迎え、今回の南西フォーラムでは、当地域が持つ潜在力を再確認するとともにこの地で活躍するアントレプレナーの話から産業の可能性と都市の未来を115人の参加者の皆様と考えました。
講演内容
1.講演
「首都圏南西地域の潜在力」
相模原商工会議所 都市産業研究会会長 中嶋 幸夫氏
http://www.kanto.meti.go.jp/
前半で「相模原の15年後チェックリスト」など都市産業研究会での活動成果をお話しいただきました。 そして、町田、相模原の強みを当地域が首都圏に位置することから「人口増加エリア」であること。首都圏でも珍しい「大規模地震災害に強い地盤」であること。圏央道やリニア中央新幹線の整備による「モビリティー優位」であることの3点に絞りお話していただきました。
2.パネルディスカッション
「町田、相模原のアントレプレナー」
町田、相模原で起業された3名のアントレプレナーの皆さんが当地域の良さ、起業の経過、現在の事業について、順次お話いただきました。その後、中嶋さんにも加わっていただき、 各社の将来像や相模原、町田に望むことなどを話されました。
株式会社マイファースト 代表取締役 吉田ひろこ氏
http://www.my1st.jp/
「たった一つの製品が主婦の私を変えた」と題し、マイファースト創業の経過や創業を支えてくれた人や地域(商工会議所、行政、町田新産業創造センターなど)についてお話しいただきました。
レボックス株式会社 代表取締役CTO 三留 正浩氏
http://www.revox.jp/
代表取締役CEOの鎌田さんと共に歩んできた会社の軌跡、行政やさがみはら産業創造センターの支援、そして、レボックスが目指す将来像についてお話しいただきました。
Super Ox Japan合同会社 CEO セルゲイ・リー氏
日本で起業した理由、創業までの経過、さがみはら産業創造センターを選んだ理由、超電導事業の可能性についてお話しいただきました。
3.交流会
第28回南西フォーラム
ロボットを活用したライフ&ヘルスサイエンス業界へのビジネス展開を考える
ライフ&ヘルスサイエンスは、医療から介護に至るまで幅広い生活支援分野であり、今後の日本経済においても重要な産業分野として位置づけられております。
今回のフォーラムでは、ロボットを活用したライフ&ヘルスサイエンス業界全体の動向や地域企業や大学等での取り組みの事例を紹介することで、今後のビジネス展開を考えていきます。
あわせて、経済産業省関連中小企業支援策の概要のご紹介も行います。
日時 : 平成26年3月3日(月) 16:00〜19:15
場所 :ユニコムプラザさがみはら
■フォーラム (16:00-18:30) 場所:セミナールーム1・2
経済産業省関連中小企業支援策の概要
関東経済産業局 地域経済部 地域振興課 係長 佐藤 澄 氏
2月より公募予定の新ものづくり補助金を初め経済産業省関連中小企業支援策の概要についてご講演をいただきます。
http://www.kanto.meti.go.jp/
生活支援・介護支援ロボットの実用化・普及へ向けた研究開発動向
独立行政法人 産業技術総合研究所 知能システム研究部門
サービスロボティクス研究グループ
研究グループ長 松本 吉央 氏
介護ロボット業界全体の動向や、産業技術総合研究所にて取り組んでいる介護支援・生活支援ロボット関連の研究についてご講演をいただきます。
http://unit.aist.go.jp/is/srrg/ci/
総合試作企業の介護・医療機器開発への取り組みについて
株式会社 菊池製作所 執行役 副社長 一柳 健 氏
精密電気機器の試作部品加工を主たる事業とする菊池製作所が新たに取り組んでいる介護用マッスルスーツや自立支援器具の事業事例についてご講演をいただきます。
http://www.kikuchiseisakusho.co.jp/
交流会・名刺交換会の際
マッスルスーツなどの実機デモを行います。
神奈川工科大学における福祉・介護機器開発への取り組み
神奈川工科大学 創造工学部 ロボット・メカトロニクス学科
教授 河原崎 徳之 氏
神奈川工科大学ロボット・メカトロニクス学科にて取り組んでいる福祉・介護機器およびロボットの開発事例についてご講演をいただきます。
http://www.rm.kanagawa-it.ac.jp/
第28回南西フォーラム 開催結果
ロボットを活用したライフ&ヘルスサイエンス業界へのビジネス展開を考える
経済産業省関連中小企業支援策の概要
日時:平成26年3月3日(木) 16:00~19:15
場所:ユニコムプラザさがみはら
77名の方にご参加いただいた今回の南西フォーラムでは、「ロボットを活用したライフ&ヘルスサイエンス業界へのビジネス展開を考える」をテーマに、産総研・地域企業・近郊大学より、業界全体の動向や地域企業・大学での取り組みについて講演を行いました。
また、2月17日から公募を行っている『新ものづくり補助金』を初め中小企業が活用出来そうな経済産業省関連の施策の紹介も行いました。
講演終了後には交流会・名刺交換会を行い、また菊池製作所が開発したマッスルスーツを始めとした介護機器の実機デモを行いました。
講演内容
講演1
「経済産業省関連中小企業支援策の概要」
関東経済局 地域経済部 地域振興課 係長 佐藤 澄 氏
http://www.kanto.meti.go.jp/
2月17日から公募開始された『新ものづくり補助金』を初め、経済産業省関連中小企業支援策について講演を行いました。
講演2
「生活支援・介護支援ロボットの実用化・普及へ向けた研究開発動向」
独立行政法人 産業技術総合研究所 知能システム研究部門
サービスロボティクス研究グループ 研究グループ長 松本 吉央 氏
http://unit.aist.go.jp/is/srrg/ci/
介護ロボット業界全体の動向や、産業技術総合研究所にて取り組んでいる介護支援・生活支援ロボット関連の研究について講演を行いました。
講演3
「総合試作企業の介護・医療機器開発への取り組みについて」
株式会社菊池製作所 執行役 副社長 一柳 健 氏
http://www.kikuchiseisakusho.co.jp/
精密電気機器の試作部品加工を主たる事業とする菊池製作所が新たに取り組んでいる介護用マッスルスーツや自立支援器具の事業事例について講演を行いました。
講演4
「神奈川工科大学における福祉・介護機器開発への取り組み」
神奈川工科大学 創造工学部 ロボット・メカトロニクス学科 教授 河原崎 徳之 氏
http://www.rm.kanagawa-it.ac.jp/
神奈川工科大学創造工学部ロボット・メカトロニクス学科にて取り組んでいる福祉・介護ロボットの開発事例について講演を行いました。
交流会の挨拶
菊池製作所の実機デモの様子
第27回南西フォーラム 産産マッチング
ビジネスチャンスは身近な地域にある!!
自社の強みをアピールし、新しいパートナーシップを築こう
南西地域に集積するロボット関連技術(通信、制御、加工、省力化、自動化)やデバイス、製造技術、化学などの分野において、地域企業が技術をアピールし、新たなビジネスを生み出すきっかけ作りの場とします。
日時 : 平成25年12月5日(木) 13:00〜17:00
場所 : 相模原市立産業会館 1F 多目的ホール
■フォーラム (13:00-14:25) 場所:1階多目的ホール
シークスエレクトロニクス株式会社
「昨年度のニーズ企業としてのシークス及びシークスエレクトロニクスの事業紹介とマッチング先である地域の企業に求めるもの」
http://www.siix.co.jp
レキットベンキーザー・アジアパシフィック・リミテッド
「イギリスに本社をおきミューズ、クレアラシル、メディキュット等を製造販売し、グローバルに展開しているホームケア製品メーカー。より良い製品をスピーディーに提供し続けるために、デバイス・センサー等の先進的なアイデアをもつ技術パートナーの探索ニーズ」
http://www.rb.com/jp
名刺交換会(14:25〜15:00)
■プライベート型面談会 (15:00-17:00) 場所:2階展示室
シークスエレクトロニクス㈱/レキットベンキーザー・アジアパシフィック・リミテッド/日本ゼオン㈱との面談会
※別途申込が必要です
面談申込は修了いたしました。
第27回南西フォーラム 開催結果
ビジネスチャンスは身近な地域にある!!
自社の強みをアピールし、新しいパートナーシップを築こう
日時:平成25年12月5日(木) 13:00~17:00
場所:フォーラム 相模原市立産業会館 1F 多目的ホール
プライベート型面談会 2F展示会室
74名の方にご参加いただいた今回のフォーラムでは、南西地域に集積するロボット関連技術(通信、制御、加工、省力化、自動化)やデバイス、製造技術、化学などの分野での協業の場を創出すべく、ニーズ企業2社の講演を行いました。
講演終了後は名刺交換会を開催し、講演企業も交えた来場者間の交流の場を設けました。
また、今回は事前に申し込みを受けた企業とのプライベート型面談会(計25面談)を開催し、新たなビジネスを生み出すきっかけ作りの場としました。
講演内容
講演1
『昨年度のニーズ企業としてのシークス及びシークスエレクトロニクスの事業紹介とマッチング先である地域の企業に求めるもの』
シークスエレクトロニクス株式会社
営業グループ兼総務グループ グループリーダー
中尾 進 氏
グループ技術統括部 生産技術開発グループ グループリーダー
牛原 正一 氏
シークス及びシークスエレクトロニクスの事業紹介と昨年度の南西フォーラムのマッチング会での成果について、講演を行いました。
講演2
『ミユーズ、クレアラシル、メディキュット等を製造販売するホームケア製品メーカー。より良い製品をスピーディーに提供し続けるために、デバイス・センサー等の先進的なアイデアをもつ技術パートナーの探索ニーズ』
レキットベンキーザー・アジアパシフィック・リミテッド
アウトサイドイノベーション アソシエイト 西村 文晶 氏
レキットベンキーザー社の事業紹介と、同社が探索する、多種多様なニーズについて講演を行いました。
名刺交換会の様子
プライベート型面談会の様子
第26回南西フォーラム
ロボット関連産業への参入機会を考える
ロボットは、工場内の生産設備から介護・医療、災害対応、生活支援に至る様々な場所で利用されています。
また、ロボットに使われる技術も制御や加工、センシング等、多岐にわたり、ロボット関連産業は非常に多くの業種に関連する裾野の広い産業と考えられています。
神奈川県では、本年2月にさがみ縦貫道路を中心とした地域を対象に、地域活性化総合特区「さがみロボット産業特区」の指定を受け、取組を進めております。
今回のフォーラムでは、ロボット業界全体の動向や地域企業・大学等での取り組みの事例を紹介することで、今後のビジネス展開を考えていきます。
日時 : 平成25年7月9日(火) 16:00〜19:45
場所 : サン・エールさがみはら
さがみロボット産業特区について
神奈川県 産業労働局 産業・エネルギー部
産業振興課長 髙澤 幸夫 氏
さがみ縦貫道路の全線開通を機に地域経済の活性化を図るため、本年2月に地域活性化総合特区に指定された「さがみロボット産業特区」の取組を紹介します。
次世代ロボットの研究開発動向について
独立行政法人 産業技術総合研究所 知能システム研究部門
研究部門長 比留川博久 氏
早期の産業創成を目指した、次世代ロボットの研究開発動向や、ロボット全体の動向、応用分野別の開発状況、特区を利用した実証事業等についてのご講演を頂きます。
建設機械を基軸にしたロボット関連製品開発の実例
マルマテクニカ株式会社 相模原事業所
開発技術部 飯塚祐一郎 氏
建設機械の技術を基にした特殊改造車両の中から、災害(無人放水)ロボットやエネルギー回生型油圧試験機等の開発事例をご紹介頂きます。
大学等でのロボット関連研究のご紹介
青山学院大学/神奈川工科大学/東京工業高等専門学校/サレジオ工業高等専門学校
近郊大学等でどのようなロボット関連の研究室や研究を行っているかご紹介を頂きます。
第26回南西フォーラム 開催結果報告
ロボット関連産業への参入機会を考える
開催日:平成25年7月9日 16:00~19:45
場 所:サン・エールさがみはら
約200名の方にご参加いただいた今回のフォーラムでは、「ロボット関連産業への参入機会を考える」をテーマに、神奈川県、産総研、市内企業、近郊大学等からロボット関連の取組の紹介やこれからのロボット産業への参入についての可能性・参入課題などについて、講演を行いました。
講演終了後には名刺交換会・交流会を開催し、講演者を交えた来場者間の情報交換を行いました。今回のフォーラムを契機に、ロボット関連分野での分科会を組成し活動を行っていく予定です。
講演内容
講演1
「さがみロボット産業特区について」
神奈川県 産業労働局 産業エネルギー部
産業振興課課長 髙澤 幸夫 氏
『ロボット実証実験支援事業』の公募等の「さがみロボット特区」にて平成25年度に取り組む事業等について講演を行いました。
講演2
「次世代ロボットの研究開発動向について」
独立行政法人産業技術総合研究所 知能システム研究部門
研究部門長 比留川 博久 氏
次世代ロボットの研究開発の動向について、ロボット産業の現状と社会背景・今後の展望等を交えながら講演を行いました。
講演3
「建設機械を基軸にしたロボット関連製品開発の実例」
マルマテクニカ株式会社 相模原事業所開発技術部
飯塚 祐一郎 氏
事業内容の紹介をはじめ、建機ロボット関連製品開発実例の講演を行いました 。建機関係の中にも、ロボットとして認識出来るものが多々あるとの事でありました。
建機ロボット製品開発上での課題とその解決策について詳しくお話しいただきました。
講演4
「大学等でのロボット関連研究のご紹介」
青山学院大学 相模原キャンパス
研究推進課 課長 小池 肇 氏
神奈川工科大学 光学研究推進機構 支援室
教授 支援室長 山本 博一 氏
東京工業高等専門学校
特任教授 佐藤 知正 氏
サレジオ工業高等専門学校 電気工学科
教授・応用技術センター長 渡邉 聡 氏
交流会
沢山の方にご参加いただき、
活発な名刺交換会・交流会が行われました。
第25回南西フォーラム
次世代自動車と中小企業の参入機会を考える
自動車産業は、高い技術力の集積と多くの業種に関連する裾野が広い産業であり、経済・雇用等を牽引するリーディング産業としての役割を担っています。
一方、地球環境問題及び資源制約に対する関心の高まりから、更なる燃費向上、CO2の削減などを目指して、次世代自動車の開発・普及が急速に進められております。
今回のフォーラムでは、日本を代表する自動車メーカーによる燃料電池電気自動車の開発状況を紹介してもらうとともに、市内企業による改造EVの取組みについて報告をしてもらい、自動車関連産業での今後のビジネス展開を考えていきます。
日時 : 平成25年2月8日(金) 16:00〜19:10
場所 : 相模原市立産業会館 1F 多目的ホール
株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター
主任研究員 岡本 英夫 氏
「HONDAの燃料電池電気自動車開発の現状と今後に向けて」
電気自動車に比較して航続距離などに優位性があるFCEV(燃料電池電気自動車)の開発の現状や、普及に向けた課題への対応、燃料源である水素の供給体制などについて、自動車メーカーの最前線で開発を行っている立場からの講演を行います。
コンソーシアムプロジェクトリーダー 西澤 勇司 氏
(株式会社キャロットシステムズ代表取締役・南西フォーラム運営委員長)
「相模原EVコンソーシアム活動報告」
次世代自動車の可能性について研究開発を行うために、相模原市内中小製造事業者がコンソーシアムを結成し研究を進めている「スマートグリッド対応型レンジエクステンダー(航続距離延長装置)式電気自動車」の開発状況の報告を行います。
講演終了後、交流会・名刺交換会を行います。当初無料での開催を予定しておりましたが、お飲み物等のご用意をいたしますので、参加される方は、参加費500円(ワンコイン)ご用意いただきますよう、お願いいたします。
第25回南西フォーラム 開催結果報告
次世代自動車と中小企業の参入機会を考える
開催日:平成25年2月8日(金) 16時~19時10分
場 所:相模原市産業会館 多目的ホール・大研修室
94名の方にご参加いただいた今回のフォーラムでは、「次世代自動車と中小企業の参入機会を考える」をテーマに、大手企業1社から「燃料電池自動車開発の現状と今後について」プレゼンテーションを実施するとともに実際の燃料電池電気自動車の車両展示を行いました。また、市内企業による改造EVへの取り組みなどについても報告を行いました。
講演終了後には、名刺交換会・交流会を開催し、講演者を交えた来場者間の情報交換を行う場を設定しました。
なお、本フォーラムは相模原商工会議所工業部会新成長ビジネスGETプロジェクトとの共催により開催しました。
講演内容
講演1
「HONDAの燃料電池電気自動車開発の現状と今後に向けて」
株式会社本田技術研究所 四輪 R&Dセンター
主任研究員 岡本 英夫 氏
燃料電池電気自動車開発についてメーカ最前線で開発を行っている立場から、FCEV(燃料電池電気自動車)の展示とともに、現状や普及に向けた課題への対応などの講演を行いました。
講演2
「相模原EVコンソーシアム活動報告」
コンソーシアムプロジェクトリーダー 西澤 勇司 氏
(株式会社キャロットシステムズ代表取締役・南西フォーラム運営委員長)
次世代自動車の可能性について研究開発を行うために、相模原市内中小製造業者がコンソーシアムを結成し研究を進めているレンジエクステンダ(航続距離延長装置)を導入したEVの開発状況について報告を行いました。
名刺交換会の様子
第24回南西フォーラム
ビジネスチャンスは身近な地域にある!!
お互いの技術を高め、新たな事業を創出しよう
ものづくりの現場での空洞化などにより、従来の取引関係の構造が変わりつつある中、技術開発の場などで新たな担い手となれる南西地域企業が自社の強みをアピールし、新しいパートナーシップを築くきっかけ作りの場とします。
日時 : 平成24年11月6日(火)
■フォーラム (14:00-16:30) サンエールさがみはら(ホール)
東京航空計器株式会社
「航空機搭載機器の変遷と将来展望について」
当社の会社概要と航空機搭載機器の変遷、及び将来戦闘機の搭載機器と民間航空機市場に関する今後の展望について説明します。航空機搭載機器は、飛行制御装置/飛行管理装置/慣性センサ/対気諸元計算機/表示器/計器/各種試験器について説明します。
三木プーリ株式会社
「MLST技術による焼結部品の大型化、高密度化、低コスト化の可能性と産産連携ニーズ」
弊社の会社概要と製品紹介および弊社生産技術であるMLST技術による焼結部品<mFMF PRODUCTS>の紹介をいたします。また、粉末冶金の生産技術課題である「封孔技術」、「圧粉体での切削加工」について要求内容を説明いたします。
シークスエレクトロニクス株式会社
「シークスの海外展開事例、および基幹工場としてのシークスエレクトロニクスの役割」
海外を拠点とするシークスのEMS事業と国内外商社部門との連携、弊社タイ工場における現地日系工場との互助関係の構築、シークスエレクトロニクスにおける生産技術開発の事例について紹介します。
■プライベート型面談会 (16:30-18:30)SIC2会議室
シークスエレクトロニクス㈱・三木プーリ㈱との面談会
※別途申込が必要です
面談申込について
面談企業は、事前に上記企業と事務局にて選定を実施いたします。面談をご希望の場合は、まず所定の期日までに「シーズ提案用紙」をご提出いただきます。詳しくは、下記事務局へお問い合わせください。
第24回南西フォーラム 開催結果報告
ビジネスチャンスは身近な地域にある!!
お互いの技術を高め、新たな事業を創出しよう
開催日:平成24年11月6日(火) 14時~18時半
場 所:フォーラム サンエール相模原 ホール
プライベート型面談会 SIC各会議室
113名の方にご参加いただいた今回のフォーラムでは、技術開発の場などで新たな担い手となれる南西地域企業が講演し、終了後は名刺交換会を開催し、講演企業も交えた来場者間の交流の場を設けました。
また、今回は事前に申し込みを受けた企業とのプライベート型面談会(計21面談)を開催し、新しいパートナーシップを築くきっかけ作りの場としました。
講演内容
講演1
「航空機搭載機器の変遷と将来展望について」
東京航空計器株式会社 事業本部 航空営業部
部長 木村 秀一 氏
航空機搭載機器の変遷や将来の戦闘機の搭載機器と民間航空機市場における今後の展望について、講演を行いました。
講演2
「MLST技術による焼結部品の大型化、高密度化、
低コスト化の可能性と産産連携ニーズ」
三木プーリ株式会社 MLSTチーム 池田 瞳 氏
MLST技術による焼結部品の可能性や、粉末冶金の生産技術課題である「封孔技術」、「圧粉体での切削加工」についてのニーズ等について、講演を行いました。
講演3
「シークスの海外発展開事例、および
基幹工場としてのシークスエレクトロニクスの役割」
シークスエレクトロニクス株式会社
総務グループ兼グループ技術統括部
技術管理グループ グループリーダー 相谷 誠 氏
グループ技術統括部 生産技術開発グループ
グループリーダー 牛原 正一 氏
製造グループ グループリーダー 守屋 善弘 氏
EМS事業と国内外商社部門との連携、自社タイ工場における現地日系工場との互助関係の構築や生産技術開発の事例について、講演を行いました。
名刺交換会の様子
第23回南西フォーラム
「はやぶさ」のふるさと・南西地域で
宇宙産業へのビジネス参入を考える
宇宙産業は、国家の宇宙開発を支える基盤であり、国としては21世紀の戦略的産業として育成するために、中小企業、大学等の技術をも活かした技術基盤の強化などが示されています。このような背景の中、JAXAや宇宙関連産業が立地する首都圏南西地域での宇宙産業へのビジネス展開を考えます。
宇宙航空研究開発機構
宇宙科学研究所 准教授 野中 聡 氏
「再使用ロケットの研究と研究現場でのニーズについて」
NEC東芝スペースシステム株式会社
品質保証部 部長 岡本 公一 氏
「宇宙のものづくりと信頼性品質保証」
日時 : 平成24年9月5日(水)
第23回南西フォーラム 開催結果報告
「はやぶさ」のふるさと・南西地域で、宇宙産業へのビジネス参入を考える
開催日:24年9月5日(水) 16時~19時半
場所 :サンエール相模原 ホール・第一研修室
94名の方にご参加いただいた今回のフォーラムでは、宇宙関係分野において研究開発や事業展開している機関・企業から、取組の紹介や地域企業の宇宙産業への参入についての可能性や参入課題などについて、講演を行いました。
また、講演終了後に名刺交換会・交流会を開催し、講演者を交えた来場者間の情報交換を行いました。また、今回のフォーラムを契機に、宇宙関連分野での研究会を組成し活動を行っていく予定です。
講演内容
講演1
「再使用ロケットの研究と研究現場でのニーズについて」
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 准教授
野中 聡 氏
宇宙航空研究開発機構(略称:JAXA)において、今後の宇宙輸送手段として研究開発が進められている再使用ロケットの研究開発において、その必要性や研究内容・技術課題の紹介とともに、研究現場で必要とされているニーズと中小企業の参入事例について、講演を行いました。
講演2
「宇宙のものづくりと信頼性品質保証」
NEC東芝スペースシステム株式会社 品質保証部 部長
岡本 公一 氏
日本電気株式会社と株式会社東芝の出資により宇宙事業を行っているNEC東芝スペースシステム株式会社の事業内容や、宇宙環境の特殊性に基づく信頼性品質保証の重要性の紹介を踏まえて、宇宙ビジネスへの参入可能性と課題について、講演を行いました。
第22回南西フォーラム
再生可能エネルギー 関連ビジネス
国が掲げる成長分野として期待される再生可能エネルギー関連ビジネスを南西地域において推進します。
今回の南西フォーラムでは、この分野で事業展開している企業の取り組みや今後の展開についてご紹介します。
フォーラムコーディネータ
ストラテック㈱ 代表取締役 宇崎 勝 氏
(さがみはら産業創造センター アドバイザー)
ソーラーフロンティア㈱
執行役員、技術戦略企画部 部長 櫛屋 勝巳 氏
「ギガワット時代のCIS系薄膜太陽電池」
三菱重工業㈱
原動機事業本部 風車事業部 主席技師 長沼 二巳 氏
「風力発電装置の概要と動向」
日本電気㈱
環境・エネルギー事業本部
環境・エネルギー事業開発室 室長 小原 隆志 氏
「電池を中心とした環境・エネルギー事業への取り組み」
日時 : 平成23年12月13日(火)
第22回南西フォーラム 開催結果報告
「南西地域で推進する、再生可能エネルギー関連ビジネス」
開催日:平成23年12月13日(火) 16時~20時
場所 :サンエールさがみはら ホール、第1研修室
82名の方にご参加頂いた今回のフォーラムでは、再生可能エネルギー関連分野で事業展開している大企業3社から自社の取り組みと今後の展開について講演しました。
また、講演終了後に交流会を開催し、講演者を交えた来場者間の情報交換を行いました。
第21回南西フォーラムに引き続いて、当該分野で事業展開する可能性を検証する機会を提供させて頂きました。
講演内容
フォーラムコーディネータの宇崎 勝氏(ストラテック株式会社 代表取締役 さがみはら産業創造センター アドバイザー)より、今回の南西フォーラムの開催趣旨を説明しました。
講演1
『ギガワット時代のCIS系薄膜太陽電池』
ソーラーフロンティア株式会社
執行役員、技術戦略企画部 部長 櫛屋 勝巳氏
CIS系薄膜太陽電池技術の商業化に成功した昭和シェル石油(株)の100%子会社「ソーラーフロンティア(株)」の技術開発の歴史と製造技術を概説すると共に、太陽電池年産規模が1ギガワット(100万kW)を超え、激化する一方の価格競争の現実と「21世紀・環境の世紀」における太陽電池技術の現状と課題を講演しました。
講演2
『風力発電装置の概要と動向』
三菱重工業株式会社
原動機事業本部 風車事業部 主席技師 長沼 二巳氏
風力発電装置(風車)の概要と日本及び世界における風車の普及実績・予想を説明しました。また、風車の産業効果と日本の風車関連企業の現状を説明すると共に、三菱重工業㈱のこれまで及び今後の風車への取組について講演しました。
講演3
『電池を中心とした 環境・エネルギー事業への取り組み』
日本電気株式会社 環境・エネルギー事業本部
環境・エネルギー事業開発室 室長 小原 隆志氏
日本電気㈱における自動車用電池技術をベースとしたスマートグリッドや家庭向け蓄電システム、電気の利活用を最適化するためのICT技術などを講演しました。
質問コーナー
講演者が再登壇し、会場からのご質問にお応えしました。
第21回南西フォーラム
再生可能エネルギー 関連技術の最新動向!
東日本大震災に端を発した電力不足の解消や低炭素社会の実現のため、再生可能エネルギーの活用が脚光をあびています。
今回の南西フォーラムでは、再生可能エネルギー関連技術の最新動向、施策情報や中小企業の取り組み事例をご紹介します。
日本エネルギー経済研究所 星 尚志 氏
「再生可能エネルギーの動向と今後の展望」
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
須藤 慎 氏、小倉 布美子 氏
「NEDO及びNEDO施策情報の紹介」
青山学院大学 電気電子工学科 中田 時夫 氏
「急展開するCIGS太陽電池」
職業能力開発総合大学校 電気システム工学 清水 洋隆 氏
「燃料電池を利用した家庭用発電システム」
サレジオ工業高等専門学校 電気工学科 山下 健一郎 氏
「海洋再生可能エネルギーの開発動向」
日時 : 平成23年11月2日(水)
第21回南西フォーラム 開催結果報告
「南西フォーラムで学ぶ、再生可能エネルギー関連技術の最新動向!」
開催日:平成23年11月2日(水) 16時~20時
場所 :サンエールさがみはら ホール、第1研修室
122名の方にご参加頂いた今回のフォーラムでは、再生可能エネルギー関連技術の最新動向や施策情報及び中小企業の取り組み事例を財団法人日本エネルギー経済研究所、NEDO及び大学研究者から説明しました。
また、講演が終了後に交流会を開催し、講師を交えて来場者間の情報交換を行いました。
中小企業が自社の技術やサービスを持って、当該分野で事業展開する可能性を検証する機会を提供させて頂きました。
講演内容
講演1
『再生可能エネルギーの動向と今後の展望』
日本エネルギー経済研究所 理事 星 尚志氏
再生可能エネルギーの動向と今後の展望を説明し、関連ビジネスへの普及の可能性について講演しました。
講演2
『NEDO及びNEDO施策情報の紹介』
NEDO 産業技術コンダクター 須藤 慎氏、小倉 布美子氏
産業技術、エネルギー、環境に関する研究開発、技術開発を支援する、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とその取り組みの一端について エネルギー分野の技術開発に活用できる「テーマ公募型」事業を中心に、事例や申請に際してのポイントなども含めて紹介しました。
講演3
『急展開するCIGS太陽電池』
青山学院大学 電気電子工学科 教授 中田 時夫氏
最近CIGS太陽電池の発電効率が改善され、多結晶シリコンと同程度になり、製造コストが安く、長期安定性も実証されたことなどから、いま本格的な量産化の時代に入りました。この環境を踏まえて急展開するCIGS太陽電池の最新技術動向を講演しました。
講演4
『燃料電池を利用した家庭用発電システム』
職業能力開発総合大学校 電気システム工学科
准教授 清水 洋隆氏
燃料電池を利用した家庭用発電システムが普及しつつある環境を踏まえ、燃料電池の基礎から発電システムまでを概説するとともに,企業との研究・開発事例について講演しました。
講演5
『海洋再生可能エネルギーの開発動向』
サレジオ工業高等専門学校 電気工学科
専任講師 山下 健一郎氏
海洋には未利用の再生可能エネルギーが多く存在し,近年,新たなエネルギーとして取り上げられており、その代表的なものとして波力,海流,潮汐,洋上風力などがあります。
これらの開発動向と本研究室の海洋再生可能エネルギーに対する取り組みを講演しました。